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あれから風邪は治ったけど、その後もかっちゃんに心配されてどこに行くにも着いてきた。

うん、最近はマシになった方だけど、過保護さが増した気がする。

それと…

「ラブラブすぎてそろそろムカついてきたぞ?」

そういうカミナリくんに申し訳ない顔をしてかっちゃんを見る。

そう。私は今かっちゃんにバックハグされてる状態なのだ。

あの日から毎日かっちゃんにドキドキさせられっぱなし。

みんなは私がかっちゃん好きなことを言ってるから良かったじゃんっ!って言われるけど、もうそろそろ心臓が破裂しそう。


でも今日はいつもよりかっちゃんの体が熱い気がした。

「かっちゃん、熱あるの?」

と言うと

「っは、お前のがうつったってか、なめんなよ」

そう言ってデコピンで返されてしまう。

でもほんとに体が熱いし、いつもより私に体重をかけている気がする。

ピタリとおでこに手を当てる。

「わ!ちょっと暑い!」

急いでリカバリーガールの所へ行くと風邪だと言われた。

「今日はもう部屋で寝ときなさい」

と言われてかっちゃんの部屋に連れてく。

ベッドに寝かせるとわりぃ、と呟かれる。

「いや、私のがうつったんだし、」

と言って冷えピタを貼ってあげて、布団を首元までかける。

「寒くない?」

「ん、」

それならいいねと言ってスポーツドリンクを近くのテーブルに置いておく。

お大事にねと言って出ていこうとすると、グイッと手を引っ張られ近くに引き寄せられる。

「!?!?!?」

混乱していると、

「まだ、ここにいろ」

と言って手をぎゅっと握ってくる。

「な?」

「わかった。」

私も手を握り返して隣に座り、かっちゃんが眠るまでそばにいた。

かっちゃんに片思い中の女の子は一途な子

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