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かっちゃんの風邪も無事治り、いつも通りの生活を送っています。
相変わらずかっちゃんの過保護さ?が増したのは続いてるけど…
「お前、そろそろ話がある」
そう言ってかっちゃんは教室を出ていってしまう。
何の話だろ?ちょっと気になりながらも次の授業の準備をした。
授業が終わり、片付けていると、
「ひわ」
とかっちゃんに呼ばれて教卓まで行く。
なんでかっちゃんはわざわざ教卓の真ん前にいたんだろ?
「ひわ、俺、お前が好きだ」
「…!?!?!?」
いや、今までの行動で何となくわかってたけど、全体公開?
「俺と付き合え」
頭がパニックになりつつ、こくんと頷く。
「( 🤞ᐛ )🤞ふぅー.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ」
と教室中から祝福?の声が聞こえる。
じわじわと顔が赤くなるのがわかる。
こうして私は正式にかっちゃんとカレカノとなった。
のだけれど…
私があまりにもドキドキしすぎて話せなくなってしまった。
爆豪side
みんなの前で公開告白をして、見事カップルとなった俺はぶっ飛びそうなほど嬉しかった。
のに、最近あいつは俺を避けるようになった。
目も合わせねぇ、話しかけようとすれば違うやつに話しかける。
近づこうとすれば距離を取られる。
ッチ、こいつ…避けてやがるな!
そういうのが少しだけ続いて、朝。
朝の空気を吸って共同スペースに戻るとばったりとひわに会った。
「…ァ、」
とひわは小さく声を漏らして顔を赤くし、自分の部屋に戻っていこうとする。
「おい」
と呼び止めるときちんと止まった。
グイッとそのまま腕を引っ張り、俺の部屋に連れ込む。
ガチャッとドアに鍵をかけて壁にひわの肩を押し付ける。
肩に頭を押付け、
「俺、なんかしたかよ」
とつぶやく。思ったよりか弱い声が出てしまって少しだけ恥ずかしくなるけど構わない。
「ご、ごめんなさい!」
「私、その、緊張しちゃって」
と説明してくれるひわをみてギュッと心臓を掴まれるような感情に駆られる。
くそぉ、抱きしめてぇ。
今更怒られるかなんて考えながらもとりあえずおでこをグリグリする。
俺をこんなに沼らせやがって。
俺はたまらなくお前が愛おしい。どうしたらそれが伝わる?