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何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
悩んだ。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
嘆いた。
何故自分がこんな思いを背負わなくてはいけないのか
何故自分だけが取り残されているのか
考えるだけ無駄みたいだ。
嘆いた。
喉が枯れる程叫んだ。
私が、
私が一番惨めだと。
地を這って、血を吐いて、どんなに苦痛が私を貫いたとしても、
私が一番美しかった。
そう思っていた時もあった。
私はただ、特別という枠に入りたかった。
誰かに認められたかった。
嘆いた悲しみは海へとかえっていった。
私が二度と見れない様な海へ。