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たった少しのイラつきで、枢vs街という勝てるはずのない勝負が始まった。
枢は意外と頭脳派であった。
枢一人なら普通に戦ったらまず勝つのは無理だ、それならば
『街の防衛システム(冒険者ギルド)を潰す!』
そう思いながら枢は街中を走っていた。
「居たぞ!例の人間だ!!」
「掛かれー!」
『邪魔!そこどいて!!』
バシュン
と言う音と共に枢の体からスライムの銃弾が出てき、その銃弾が冒険者達の頭を撃ち抜いた。
『(例の人間….?そっか、まだスライムの姿を出してないんだ) 』
「直ちに止まれ!!」
「でなければ殺すぞ!」
『うるさい!』
『おりゃ!』
枢は襲いかかってきた数十人の冒険者をスライムの網で捕まえ、捕縛し動けないようにした。
「クソッ!卑怯だぞ!!」
『複数人で掛かってきてるお前らが言うな!⊂(^(工)^)⊃』
『(さぁーて、もうそろそろかな?)』
枢は倒した冒険者からギルドの場所を聞き出していたので割りとすぐにギルドへ着いた
『さぁーて、ギルドマスターはどこかな~…..!』
探している、その時
「そこから一歩も動くな」
『……?!?!』
その声が聞こえてきた背後を振り向くとそこには、アックス(デカイ斧)を持った女がいた。それだけならまだしも、そのアックスは私の首元につけられていた。
『….!いつのまに?!』
「それを教えるほど甘くねぇよ。」
「死ね…..!」
ジャシン
『…ッッあっぶな!』
とっさに枢は体を人間の姿から元のスライムに戻りその一撃を間一髪で避ける。
「(スライム…..?)まぁいい、今の一撃良く避けれたな… 」
『まぁね、、それなりの修羅場は経験してるんでね…..!』
「さっき名前聞いたよな…..いいぞお前に敬意を称して教えてやる」
「一回しか言わねぇからな、耳の穴かっぽじってよーく聞け。 」
『(ゴクッ….) 』
「私の名前は「星街すいせい」冥土の土産に覚えとけ….よっ! 」
『ッヅ!』
『っぶねぇ』
「(また避けられた….こいつ、強いな)」
「こっちも言ったんだからお前も名を言えよ」
『水宮…..スライムの水宮枢』
「水宮か覚えた、じゃあな!」
「彗星の悪夢!(ナイトデッド)」
『っ、早….い』
『ガハッ….』
『ハァ,,,ハァ,,』
「まだ生きてんのか」
「楽にしてやるよ、、、死ね」
ジャキン
「…..ッッ!スライム??」
すいせいが斬ると枢から出てきたのはスライムであった
「辺り心地がねぇ。…..分身か…?」
「チッ、やられた!!」
『危な….!!危うく死ぬとこだった….』
枢はすいせいの技を食らう寸前に分身を作り出し逃げていた。
『私の目的はギルドマスターを殺すことだからね!』
枢の横には首だけになったギルドマスターの姿があった。
『さぁて、お楽しみの時間だ』
『いただきまぁーす!』
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次の投稿予定は8月6日です