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pokekamen side

俺がまいたけのことを意識し始めたのは、3ヶ月くらい前だったか。その時、俺はあらぬ疑いを掛けられていた。俺が、メンバーの、しかもまいたけのリスナーを減らそうと企んでいる。という内容だった。俺は勿論、そんな事やってないし、したくもない。身に覚えがない証拠を突きつけられて、困惑する。そして、遂に来たか。そう思った。こんな活動をしているから、疑われてしまうのはしょうがないと思っていた。メンバーも、信じてくれてはいるが証拠が作られすぎていた為、対応に困っている様子だった。

そんな中、たった一人、まいたけは、まいたけだけは、俺を信じてくれた。「ポケはそんな事しない。そんな事をする奴じゃない」と、そう言ってくれた。

嘘でも被害者が加害者(仮)を庇うなよ。そう思い止めようとした時、ツーと、俺の頬に何か冷たいものが伝った。…涙?

🍄「…え、どうした?ポケ、なんか俺嫌なこと言った…?」

🐷「…いや、俺もよく分かってない。なんで…」

俺は久しぶりに感じる感情に驚きを隠せなかった。あぁ、俺、辛かったのか。理解されたかったのか。信じて欲しかったのか。ようやく、自分の感情に気づいた。いや、”気付かされた”んだ。誰でもなく、まいたけに。その時からかな、まいたけを目で追うようになったのは。

『あ、今日寝癖ついてる笑 可愛い…笑』

『今日、いつもより目が赤い…。どうしたんだ?聞いてみるか。』

『今日、今頃、かにちゃんと出かけてるのかな。』


この頃から何となく自分のまいたけへの気持ちに気付いていた。俺はまいたけのことが好きなんだ、って。伝える前から、可能性のない恋。叶うはずのない恋。最初から知っていたのに。なんで今更。

🐷「あー、もう、、何でだよ…。」

叶わなくてもいいから、せめてこの気持ちだけは、まいたけを好きでいる事だけは、許して欲しかった。そう思っていたはずなのに。

今更、何で。

maitake side

ポケが部屋から出て行ったあと、俺は今さっきポケにされた事を整理しようと布団から起き上がった。

俺は、ポケを驚かそうとした。うんうん。→するとポケが俺の事を可愛いと言った。まあ、からかっていたんだよな。きっとそう。→そして、その後ポケは、俺に…。

いや待て、何故かここだけおかしいんだ。え?本当にどういうこと?あんなイケメンで優しくて人気者な奴が、何故俺に?全く分からない。

誰にも言ったことは無いが、俺は、ポケがすげータイプで、かっこいいとずっと思っていた。メンバーの中で付き合うなら、ポケだと思っているくらいには。まあ、女が好きだし、なんなら巨乳派。ポケが大丈夫かもしれないと言うだけで、ゲイな訳では無い!!

俺はそんなことを悶々と考えているうちに、疲れたのか、寝てしまっていた。

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