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注意

幼女主。高校生くらいになります。

語彙力なし。

性格、ボスキさんに少し🤏だけ似てる。少しだけ。




幼女主はとても可愛らしい女の子だったが、まぁ、今現在も可愛いが、主は身長も伸び、それと同時に青い綺麗な髪も伸びていった。


主はそのまますくすくと育った。

時には海で溺れてミヤジに助けてもらい、時にはクリスマスで雪合戦して主の顔面に雪を投げたハナマルが執事全員に怒られたり、時にはお祭りで迷子になってラトも、ミヤジとフルーレとはぐれたのか、合流してみんなの元へ戻ったり、色々な思い出を作っていった。



そんな主は今20歳。めっちゃ歳飛ばしたけどすんません。






コンコンコン ガチャ




ボスキ「失礼する。…主様起きろ。」



主「んんぅ~起きてるよぉ。」


ボスキ「はぁ、ったく。目開いてねぇじゃねぇかよ。ほら、いつものトレーニング行かねぇとハウレスの野郎に怒らるぞ」


主「っは!そうだぁ、早く行かなきゃな。体力落ちちゃうし。」


ボスキ「1日くらい休んでも別に体力落ちねぇんじゃねぇか?少しは休め」


主「いーや!だめだ!一日でも早く強くなりたい!それにトレーニング楽しいから休みたくないんだよね~」


それに皆と模擬戦出来るし!そう言う主は寝起きとは思えないくらいの声で楽しそうに話す。


主は9歳の頃から執事の皆と一緒に戦いたいと言い出した。それはもう最初は皆で反対したが、主は頑固なので諦めはしなかった。その結果、交渉係のルカスも折れ、朝から昼までずっとハウレスの鬼畜のトレーニングを毎日やっている。

ボスキ「昔からその頑固さは変わってないな」

主「そう言うボスキ兄さんだって変わってないくせに( ≖ᴗ≖​)」

ボスキ「はっ俺は変わってなくてもおかしくねぇよ。それより早く支度を済ませて食堂に行こう」

主「ん、そーだね。」


ボスキ「それじゃあ俺は部屋の外で待ってるぞ。…………念の為に行っておくが、2度寝するなよ?」


主「はっ!?ボスキ兄さんじゃないんだから2度寝するわけないだろう!」


ボスキ「はぁ、あんまり遅いと俺も廊下で寝てるかもな。早く支度しろよ」


綺麗なお辞儀をしてボスキは部屋から出ていった。


主「終わったよ~」

ボスキ「よし、行くか。」


ボスキ「…主様、そろそろ兄さん呼び辞めないか?今まで主様は小さかったから良かったが、もう立派な大人になるんだぞ。貴族が聞いたら誤解されんだろ」


主「……ふむ、確かにそうだが…なら、これならどうだ?外では絶対にボスキ兄さんと呼ばない。だが、屋敷の中では兄さんと呼ぶ。これなら文句なしだろ?」


ボスキ「まぁ、それなら良いが。本当に守れるのか?うっかり兄さん呼びしそうなんだが」


主「あは、あははは。それは大丈夫、だと思うよ。うん、多分。絶対!約束する!」


ボスキ「どっちだよ笑。ちゃんと守れよ。守れなかったら、、俺の言うこと聞いてもらうからな?」


主「げっ!ボスキ兄さん酷いわッ。妹にこんなこと約束させるなんてッ。」


ボスキ「口調がハナマルさんに似てきてるぞ、主様。」


主「ふっ、まぁね。」

ボスキ「着いたぞ」




食堂



主「ロノ~バスティン~おはよぉ~!」


ロノ「主様!おはようございます!今日も綺麗ですね!」

バスティン「主様、おはよう。」

ロノ「丁度出来たので持ってきますね!座って待っててください!バスティン、行くぞ。」

バスティン「…あぁ、」


主「今日はどんな料理かなぁ~。…ボスキ兄さん、座って。」


ボスキ「あ?俺は執事だからな。主様と一緒に座るなんておかしいだろ。」


主「えっ、ボスキ兄さんって執事っていう意識あったんだ……」


ボスキ「あ?なんか言ったか?」


主「何も言ってませーん。それより、ほら座って…( = - = )ギロッ」


ボスキ「…目つきも俺に似てきたな。しゃーねぇ、座るか」


主「ふふっ、そりゃそうだよ。ずっとボスキ兄さんと一緒に過ごしてきたんだから。」


ロノ「主様!朝食できました!主様は朝あまり食べないので、フレンチトーストとミネストローネっす!」


主「ふふっ、さっすがロノ!分かってるぅ!!




主「んぅー!美味しい(*´~`*)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”。毎日食べれるわ、これ。」

ボスキ「主様、そんなにがっつかなくても、フレンチトーストは逃げねぇよ。ほら、ちゃんと水飲め。」

主「あ!ボスキ兄さん私のこと子供扱いしたー!私もう20歳だよ!?20だよ!?」

ボスキ「2回言わなくても聞こえてる。」

主「重要な事だからね✨️てか、私もう20か、え、まって、それじゃあやっとルカス様とお酒飲めんじゃね!?しゃあああ!」

ボスキ「俺も一緒に飲む。ルカスさんと2人だけだとなにさせられるか分からないからな。ここの執事みんな主様のこと大好きだからな。」

主「ふふっ私もみんなのこと大好きだよ。」

ボスキ「俺も例外じゃないがな((ボソッ…」

主「んー?なんか言った?」

ボスキ「いや、なにも。主様、もう食べ終わったのか、早いな。それじゃあハウレスの所に行くか。」

主「そーだね。行くかー。あ、ボスキ兄さんどうせ暇でしょ?一緒に模擬戦しようよ。今度こそ勝ってやらぁ」

ボスキ「主様。俺の事なんだと思ってって、まぁ、どうせ後で昼寝する予定だったからな。いいぜ。久しぶりの主様との対決だ。今までの成果を見せてもらおうじゃねぇか。」

ボスキは主の目を見てニヤリと口角を上げた。



外。鍛錬するとこ


主「ハウレス~!おっはよう!」

たたたたっ

ぎゅぅぅ~

ハウレス「はっ!?あ、主様!おはようございます。じゃなくて!剣を持っているので急に抱きつかないでください!危ないです。」

主「ん、ごめん」

少し残念に思いながらも、主はハウレスから手を離し、他の鍛錬している子達に目を向けた。

主「ん?あ、ラッムリー!あれあれ!?珍しくハナマル父さんがいるー!!」

たたたたっ

ラムリ「あ!主様~!!おはようございます!今日も素敵ですね!」

ぎゅう~



ハナマル「よぉ、主様じゃん。おはよう。それがさぁ、鍛錬が頑張ったら街で流行りの和菓子が貰えるってんで、今頑張ってるわけよ。主様にも後でおそそわけしとくな」


主「やったぁぁー!さっすがお父さん!」

ハナマル「ふっこんな可愛い笑顔を見れるなら和菓子なんかいくらでもやるよ。」

主「ふふっありがと」



ボスキ「ほんとに主様は20歳か?ほんとに20歳か?」

ハウレス「いや、まぁ。元気なのはいいことだ。」

ボスキ「いやいや、おかしいだろ。確かに元気なのは良いが、あれは12歳に見えるぞ。」

ハウレス「おまっ、失礼だぞ。もし主様に聞かれたらどうするn」

主「ボスキにいーさん。なに話してるのかな?……ほら教えてよ。主に隠し事はなしだろ?」

ボスキ「……それよりなんでこんな距離で話し声が聞こえんだよ。ラトかよ。」

主「ふふっそりゃ毎日ラトと一緒に森に行って動物の動きの音とか、草の音とか聞いて鍛錬してもらってるからね。遠くの声が聞こえるのは便利だね。こうして陰口が聞こえるから(*´ ˘ `*)ニコッ」

さっきと一緒の笑顔なのに、何処か殺気が出ているのはなんでだろうか。

主「それで?なんの話をしていたんだ?」

ボスキ「スゥーーーー。主様が12歳に見えたって言いました。」

主「うん、正直に言えて偉いね。それじゃあボスキ兄さん。こっちおいで。みんなは少し離れてて。

ボスキ「なにをするんだ?」

主「ふふっボスキ兄さん。今武器はあるかな?」

ボスキ「あぁ、あるが。もしかして、、、」

主「そのもしかしてだよ。それじゃあ始めようか。」

主は腰からクナイを数本取り出し、戦う姿勢になる。ボスキも、刀を取り出し、戦う姿勢になる。

ボスキ「主様。手加減した方がいいか?」

主「ふふっ出来ればそうしてもらいたいけど、やっぱり本気で戦った方が楽しいよね♪」

ボスキ「今度はラトに似てきたな。」

ハナマル「ボスキ~主様に傷をつけたらベリアンに言いつけるからな~」

ラムリ「ボス!主様に本気出さないでよね!主様の大事な肌に傷が着いたら僕、許さないから!」

ボスキ「いや、どうしろっつーんだよ。」

主「ふっ、それじゃあハウレス!よーい初め!ってやつやって」

ハウレス「わ、分かりました!  それでは             よーい初め!」


シ───(´-ω-`)───ン



もう試合は始まっているというのにどちらとも動かない。


主(……ふふっ、あっちも様子見って所かな。)


ボスキ(笑ってやがる。しゃーねぇこっちから仕掛けてやるか。)

ダダダっ

キンっ


主「チッ(一撃が重い!!)

ボスキ「ニヤッ」

クナイは遠距離戦に向いてる武器だ。相手が近くに来たら戦うのが難しい。…ので、距離を置くのが1番いい。

主(一旦距離置くか)

スっ

ボスキ「おい!右からすり抜けるのはずりぃだろ!」

主「戦闘中にずるいとかありませーん!頭を使わなくちゃ」

主は走りながらボスキに顔を向け、人差し指を頭の横に当てる。

ボスキ「チッ」

主(今度はこっちから仕掛けようかな~)

ヒュっ  ヒュッ ヒュッ

キンッ キンッ   キンッ

ボスキ(クナイ3本か、残りは4本ってとこか?どこに隠し持ってんだよ。それに、正確に当ててくる。成長したんだな。)


ボスキ(よし、攻撃は終わったか?それなら今度はこっちから、って、どこいった?)

少し目を離した隙に主がものすごい速さで何処かに消えてしまった


キョロキョロ


主(ふふっ探してる笑。さぁ、私は何処か分かるかな?一応気配の消し方はナックに教わったし、バレないといいんだけど)


主(そろそろ行こうかな。)


スっ


ボスキ「っ!」


主「ふふっ、これ、私の勝ちだよね?君は今首にクナイを突きつけられている。天使なら容赦なく殺してるとこだけど、どう?私成長したよね?」

ボスキ「ふっ、そうだな。主様の勝ちだ。それより、どこに居たんだ?俺が主様の気配が分からないなんてこと今まで無かったんだがな。」


主「えっとね、木の上。こないだナックに気配の消し方を教えて貰ってね、あ、ついでに足音の消し方もね。今初めてできたよ。今まで何回かみんなにやったんだけど、みんな分かっちゃうみたいで、私が後ろから行ったら、直ぐにみんな後ろ向いちゃって」


ボスキ「まぁ何年も主様と一緒にいるからな。そりゃ皆気配に気すぐわな。」

主「ふっ、そうだね。よし、今から頑張って敷地内を10週ぐらいするっかな。」

ボスキ「10週だと?この敷地内何kmあると思ってんだ。倒れんぞ」

主「あれあれ~?もしかしてボスキ兄さん行けない感じ?私いつもやってるけど、あれあれ?ボスキ兄さん出来ないの??」


ボスキ「……やれるに決まってんだろ。主様のことを考えて言ってやったんだ。」

主「へぇ?私のためにねぇ、それじゃあ私のために一緒に走ろうよ。」

ボスキ「はっ俺のスピードに着いてこれるのか?」

主「なめんなよ~?余裕のよっちゃんだわ」


ハウレス「主様、ありがとうございます((ボソッ

主「いいってことよ。私もボスキ兄さんと走りたかったし。ついでよ」

ハウレス「ですが、走る前に少し休憩を取ってくださいね。今の季節は暑いですから」

主「そだね。よーし、ラムリ!一緒にゲコちゃん探しに行こー!」


ハウレス「あ、主様!?ですから休憩を取ってくださいと、、」


主「んー?私の休憩時間は執事のみんなと喋ることと、遊ぶこと✨️」


ラムリ「やったぁ~!!一緒に行きましょ!主様!」


ハウレス「ふっ、わかりました。ラムリ、あまり主様を連れ回さないこと。分かったな?」


ラムリ「分かってるってー!ハウさん!それじゃあ行ってきまーす!」

主「行ってきまーす!」

ハナマル「おー、いってらー」

ハウレス「ボスキ、お前も行かなくていいのか?」

ボスキ「あ?俺が居なくてもラムリがいんだ。大丈夫だろ。」

ハウレス「そ、そうか。………お前、寝る体勢に入ろうとするな。お前に頼んでいた屋根の修理がまだ終わってない。早くやれ、何週間経つと思っているんだ?」

ボスキ「そんぐらい待つならお前が直せばいいだろ。それに俺はインテリア担当だ。お前が設備管理をやっているんだ。お前が直せばいいだろ。」

ハウレス「はぁ、まったく。相変わらずだな。主様ならボスキを上手く煽ってやらせるんだろうな。」

ボスキ「あ?なんか言ったかハウレス。」

ハウレス「なんでもない。主様が戻ってくるまで俺たちは鍛錬の続きをするぞ。………ハナマルさん。何こっそり抜け出そうとしてるんですか。


ハナマル「ちぇ、バレたか。」


ボスキ「ハナマル、てめぇ1人だけ抜け出すとはいい度胸じゃねぇか。今丁度主様に負けて少しイラついてんだ。一緒に模擬戦。してくれるよな?」


ハナマル「あぁ、ご勘弁を。そ、そうだ!ハウレスと一緒にやったらどうだ?な?俺と戦うより楽しいんじゃない?」

ボスキ「はっ逃げんじゃねぇよ。ほらこっち来い」

ハナマル「無事生きて帰れますように。」










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