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思っていたより伸びて驚きを隠せない、ほまれです。
ありがとうございます、本当!感激です
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「はぁ…」
午前3:00。急に目が覚めてしまってすることがないからと散歩をしていたら、この丘を見つけた。見晴らしが良くて、開けている場所だったから私の心も一気に晴れていく様な感覚に襲われる。正直、ここ最近ずっと眠れない日が続いていた。今日みたいに、眠れたとしても起きてしまうことも多々あり、そもそも眠れないなんてこともあった。それでも寝ること自体大好きだったので、どうしたらよく眠れるかなんて日々研究とまではいかないけれど、考えていた。ただ、結局良くなることは今までなかったけれど…。そんなことを一人考え乍大きなため息をついた。でも、その反面こんないい場所を見つけることができたことにたいして、とても満足しているのだろう。大きく息を吸って、吐いてを繰り返していた。なんでそんなことをしているのか自分でも分かってはいなかったけれど、きっと綺麗な空気を私自身の体に入れることで自分までもが綺麗になったという錯覚に陥りたかったからだろう。ふと、空を見上げて宝石みたいにキラキラ輝いている星を見つめてみた。ただ、自由気ままに輝いている星を見ていると、どうも私もそうなれたらな…。なんて絶対に無理であろう思考を巡らせてしまう。そんな無駄なことを考えるのなら勉強をしろ、スポーツをしろ。なんて言われるのだろうけれど、やっぱり私は夜の世界が一番好きだ。景色も、空気も。他にも全部。大好きだ。ただ、そろそろ眠くなってきた。一度起きてまた眠くなってくるのは久しぶりの現象だった。昔までは一度起きてしまってもその数分後にはまた深い眠りにつけたのに。最近になってはそれすらもなくなってきた。そう考えると、このタイミングを大事にした方がいいのかもしれない、と思い始めて。
「もうここは後にしよう。」
気づいたらそう口に出していた。絶対にまた来るから、なんて考えながらも私は綺麗な星空に背を向けて歩き出した。
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❤︎60こえるとは思ってなくて、とっても嬉しいです!ありがとうございます!
この物語?が書き終わったら、ぜひこの炉留を恋愛小説にしたりしたいな、なんて考え始めているので
もしすることになったら応援してくれたら嬉しいです!