ちょっと私の切実な願いを書きます、、
良かったら最後まで見ていってね!
❤️×💛×💙表現あり。🔞あり。
それじゃあスタート!
♯6 俳優さんのお仕事 上
「あのぉ、次のお仕事なんですけどぉ」
m.「はい、え、?」
m.「BLドラマの主演?」
「はい。」
m.「いやぁ、それはちょっとぉ」
「そこをなんとか!お願いします。」
深々と頭を下げられ、断るタイミングを逃してしまった。渋々、YESのサインを出し、またお礼の言葉と一緒に深々と頭を下げられた。まぁ、たまにはこういう事に挑戦してもいいだろう。
「本当にありがとうございます。では、他のメンバーの方にもよろしく伝えて置いてください。」
m.「他のメンバー?」
「はい。今回のドラマはミセス3人でとなっておりますので。」
3人。あの2人に演技が務まるだろうか。しかも、BL。まぁ、引き受けてしまったのだ。仕方ない。報告しに行くかと涼ちゃんと若井がいる方へ足を運んだ。
h.r「え、BLドラマ?!」
m.「うん。カップリングは決めていいらしいから。お願い!」
机に手を置いて、頭を下げる。ちょっとした土下座みたいな感じ。
h.「俺はいいけど、涼ちゃんは?」
r.「え、僕? 僕は」
とても悩んでいる様子が顔から伺える。こんなにも顔に出やすい事あるかと、一瞬思った。
r.「僕はいいけど、そのぉ」
何かしら、ごにょごにょ言っているが聞き取れない。僕が「何?」とちょっと強めに聞く。
すると、少し肩をびくりとさせ、涼ちゃんは口を開いた。
r.「僕、経験無くて、、」
m.「は?」
思ったよりも、可愛い内容だ。そんな事と思わず出た声は、思ったよりも低くて、涼ちゃんを怖がらせてしまったようだ。
r.「ごめんね、引くよね。31にもなって、経験無いなんて。」
消え入りそうな弱々しい声で話す彼を見て、とても愛おしい気持ちが込み上げてきた。
m.「いや、大丈夫でしょ。経験無くても。ね、若井!」
h.「うん、」
r.「そういう物なの?」
m.「そうそう。涼ちゃんは受けだし」
r.「受け?」
受けという単語を聞いて、不思議そうな顔をする涼ちゃんをみて、笑いが止まらなくなる。
涼ちゃんは少し拗ねたような感じで、僕をぽこぽこ殴りながら、「受けって何?」と聞いてくるが、僕が無視をするので、若井に上目遣いを使い教えて貰ったみたいだった。
その後、顔を真っ赤にした藤澤が自販機に行く所を発見した物が何人かいるらしい。
短編集だけど、2話くらいのやつにしていきますね。
続きも楽しみにしてください。次回🔞あり。
それでは、また👋
コメント
4件
た、楽しみや…
最高すぎる まじ楽しみ!