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呪霊降濁

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呪霊降濁

第203話 - 第203話　三大陸の終焉

40

2024年10月05日

#呪霊

#オマージュ？

#過去一

#最高

#呪術廻戦パロ

#ゆ ~ × yunoの小説コンテスト！

伊琉夏

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伊琉夏

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偉人一派のリーダーとなった景井義勝は、ついに世界侵攻を開始する。手始めに彼は、地球上の重要な大陸に対して過激な作戦を発動した。彼の指揮する呪詛の力と、使役する歴史上の偉人たちの力は圧倒的で、誰も予測できない破壊をもたらしていた。

「まずは、オセアニアだ…」

景井の第一の目標は、オセアニア大陸。彼は地底深くから呪術を発動し、大陸全体をまるで吸い込まれるように陥没させた。シドニーやメルボルンなどの主要都市は一瞬にして崩壊し、人々は逃げ惑う間もなく大地に飲み込まれていった。

「ただの序章だ…」

景井は冷笑を浮かべながら、次なる大陸へと狙いを定める。

「次は…南極だ。」

景井は、南極大陸の氷床を一瞬で沸騰させる術式を発動。南極の広大な氷の大地が沸き立ち、地表全体がまるで熱湯のように泡立った。氷が次々と融解し、かつての白銀の大地は、煮えたぎる水と蒸気に包まれ、すさまじいエネルギーを放出していた。

「美しいだろう？地球の姿が、俺の手で形を変えていく…。」

その景色を見ながら、景井は満足げに呟いた。彼の呪詛は、地球規模で自然そのものを操ることが可能だった。

「そして最後に…アフリカ大陸。」

景井は、アフリカ大陸を巨大な採掘場へと変えた。彼は、地中深くに眠る資源を吸い上げ、大陸全体を掘り起こすような術式を発動。かつて豊かな自然を誇っていたアフリカの地は、巨大なクレーターと採掘穴に覆われていく。資源は彼の術式を通じて吸い取られ、世界はその富を失っていった。

これらの破壊的な術式を実行するために、景井は自らの力だけでなく、使役している偉人たちの力を最大限に利用していた。歴史に名を刻んだ強者たちが、それぞれの能力を駆使し、景井の目的を遂行していた。

「この世界は、俺の手で再構築されるんだ…！」

景井の支配欲は留まることを知らず、彼の野望はますます膨れ上がっていった。