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トイレって言っときながらタバコ吸いたいだけなのになんでこんな億劫なのかね、吸って吐いてする行為なのに周りからは嫌われて……
そう考えながらジジっと残りを吸い終えて携帯灰皿にしまってる時
蘇芳「皐月くん」
いつの間にか後ろに立っていた蘇芳に声を掛けられた
皐月(見られた?また幻滅される?また…独りになる?)
蘇芳「もー!皐月くんすぐ迷子になるんだから」
皐月『あ、ごめん…』
蘇芳「ほら、梅宮さんも待ってるから行こう」
皐月『あ、うん』
見られてないのか、見たけどスルーしてくれたのか……、蘇芳はどこまでも不思議なヤツだ、不意に馬鹿にしてきたり、距離が異様に近かったり、周りの心配もそう、周りを常に見ている、凄いやつだよ……
蘇芳「ところで皐月くん」
皐月『あぇ?』
蘇芳「何か隠してる事、あるんじゃない?」
皐月『…』
その言葉にやはり見られてたか、と思った、いつもなら家で吸ってたり、街の外まで行って吸ってたし…しょうがないよな、バレたんだもん
蘇芳「皐月くんさ、どこか無理してないかい?」
そう話した蘇芳に俺はポケっとしてしまった
蘇芳「皐月くん、いつもどこか無理してそうで、我慢してそうだ、俺らじゃ頼りないかい?」
皐月『そ、んな事ないよ、無理だってしてないし我慢もしてねーよ!大丈夫!』
蘇芳は目を細めながら
蘇芳「なら良いよ、みんなの元に帰ろうね」
そう俺に話してから振り向き様悲しそうな顔が見えた気がする…
そんな蘇芳に着いて俺は打ち上げ会場まで案内してもらうのだった