コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
蘇芳と一緒にオリの屋上へ向かった俺たち
扉を開けてもらうと見知った顔が揃ってた
梅宮「もぉー!遅いよー!俺腹減って仕方ねぇって!」
桜「便所にしては遅かったじゃねーか」
楡井「はわわっ、桜さんそんなこと言わなくてもっ!」
この空間に入った瞬間、どこか安心出来るような、暖かい気持ちになった…
蘇芳「ほら、みんな待ってるから」
手を出して導いてくれる人がいる、誰も俺を嫌わないのか?安心していいのか?
本当に?
みんな俺をわかってくれるのか?
なんの為に?
本当の俺を見てもちゃんと友達としてくれる?
誰が?
そう自問自答して俺は今も偽りの自分を並べる
皐月『ごめんごめん!蘇芳が来てくれなかったらまた迷ってたわー!お!美味そうな飯ばっかだな!本当待たせてごめんなあ!』
今日も、明日も、その先も俺は嘘で生きていく
誰にも知られないように、知る事すら許さない、俺だけが秘密にしなきゃいけない。
周りには迷惑かけたくない、俺の過去は俺の物だ、俺が背負えばいい、だから、どうか、どうか、気付かないで……、俺から逃げないで、どうか、どうか傍に居て……
なーんて、苦しいよな、だから俺はいつも猫を被るの