亮平side
辰哉の部屋を出て、次は真都を起こしに行く。
亮平「真都〜6:30だよ〜」
真都「おはよ…」
亮平「おはよう。朝ごはん涼太が作ってくれてるから準備しにいこ?」
真都「はぁい」
バタンッ
亮平/真都「え?」
何やら上で鈍い音がしたけど…
真都side
やっと僕sideだね!あ、目黒家の五男、真都です。
ママと一緒に下に降りると、りょーにぃが作ってくれるご飯のいい匂いがした。
照「母さんおはよ。」
亮平「照おはよう。涼太もありがとう。」
涼太「大丈夫。あ、ついでに辰哉と照と翔太と俺の分のお弁当作っちゃった。」
亮平/翔太「まじで?!」
いいな〜僕も早くりょーにぃのお弁当食べたい!
照「なんで翔太が驚いてんの笑」
翔太「だって涼太が作るお弁当めちゃめちゃ美味いんだよ?!」
辰哉「へぇ〜母さんのより?」
翔太「そりゃあ涼太の方がうま…ママのほうが美味いっす。」
あ、ママの眼力に負けたな。
まありょーにぃが作るお弁当はママのより凝ってるんだよね((なんだって?? By亮平
蓮「じゃあ食べ終わったら車出すから。真都も乗ってく?」
真都「え、いいの?やった!ありがとパパ!ラッキ〜」
もう時間も時間だから、朝ごはんをぱぱっと食べて、急いで準備をする。
真都「パパ!準備できた!」
蓮「お、早いな。2人ともできた?」
辰哉「ちょ、まだ髪のセットが!」
翔太「俺のユニフォームどこ?!」
もともと時間無くて急いでんのそっちでしょーが。
亮平「お風呂に干してるから取ってってー!」
翔太「サンキュー」
亮平「頑張ってね。」
照「辰哉さ、髪の毛どんだけ変えても顔変わんないんだから。」
辰哉「今人生最大のモテ期が到来中の俺にとっては髪の毛1本1本がどの向きをむくかによってその日のコンディションが全く違うんだよ。しっかりワックスをつけてくせ毛を直してアイロンしてセットしないと。それに髪の毛が上手くいくとその日の気分も上がるしな☆」
蓮/翔太/真都「・・・」
蓮「行きますか」
翔太/真都「行こう。」
辰哉「え、ちょ、父さん?!」
蓮「うそうそ。待ってるから早くー朝練遅刻しそうなんだろ?」
翔太「はっ!パパ、今何時?」
蓮「えっと〜7:30」
翔太「は?!朝練45からなんだよ。遅刻確定だわ。」
蓮「車で15分だから…」
ん?パパなんか考えてる?まさか計算できてないとかないよね?
翔太「7:30+15分で7:45だろ?だから遅刻確定って言ってんの。」
真都「翔太くんが算数教えてる…」
蓮「あ、そっか。え、大変じゃん!」
翔太「今さらかよ。」
辰哉「時間やばい!父さん急いで!」
翔太/真都「いやお前/たつにぃ待ちだったんだよ。」
亮平side
亮平「気をつけてねー!行ってらっしゃい!」
蓮「行ってきまーす」
5人が家を出てから15分後、
照「じゃあ俺もそろそろ行ってくるね。」
亮平「はーい、いってらしゃい、頑張ってね。」
照「行ってきまーす」
亮平「大介〜康二〜準備できた?」
大介「僕出来たよ!」
康二「こうちゃんもできたで!」
亮平「ハンカチ、ティッシュ、出席カード、名前札…全部もったね。」
大介「僕が康二のもやったんだよ!」
康二「大ちゃんが一緒にやろ〜言うてくれてん!」
亮平「そっか〜大ちゃん偉いね?」
大介「うん!ふふっ」
涼太「ごめんお待たせ。じゃあ2人とも行こうか。」
亮平「毎日ごめんね?」
涼太「大丈夫だよ。2人といると楽しいしね。」
亮平「気をつけて行ってきてね。」
涼太「はーい。行ってきます。」
大介「ママ!行ってきます!」
康二「行ってきます!」
亮平「行ってらっしゃい〜」
AM8:00
子供たちをみんな見送って、家には俺一人。
騒がしくて慌ただしい朝だけど、俺はこんな日常が大好きなんだよね。
騒がしいから楽しい。静かな目黒家なんて寂しすぎる。
こんな日常がいつまでも続きますように。
コメント
6件
パパとママの仲良しも見たいです🤩