その瞬間太宰の腰がびくん、と跳ねた。
あぁ、ここが結腸弁だな、とわかった中原は、指を小刻みに動かし結腸弁を擽る。
「ぁんッ♡、やぁッ、そこ、やらッ、♡」
「何がやだ、だよ。この先がもっと気持ちいいの、知ってるだろ?」
「はぁッ♡ しってる、けどぉッ♡」
口ではいやいやと言いながらも、熱の籠った瞳で此方を見つめる太宰が期待をしていること等一目瞭然。
「じゃあ、俺の腕で、もっと気持ちよくなろうなァ?」
にたり、と笑みを深めつつも愛おしげに述べては、ぐっ、と腕を押し込み指先を結腸へ侵入させた。その瞬間太宰の腰は大きくびくん、と跳ね、くぱぁ、と指を広げてみれば壊れたようにびくびくと痙攣する。
「ぁぁーーーぁあ゛ッ♡♡♡、き゛もち゛♡ぃ゛ッ♡♡」
再びぷしゃぁ、と勢いよく潮を吹きながら、恥も外聞もなく絞り出すように啼く。
その姿が非常に愛らしく、美しく、甘美で、淫靡で、中原は思わず下着の中で射精してしまった。
触らずに視覚からだけで達するのは中原にとっては勿論初めてで、格好悪くもへこへこと腰を振ってしまっていた。
中原が腰を振れば、それと連動して腕も動く訳で。
中原の指に結腸弁をぬこぬこと出入りされれば、たまったものではなく、太宰は頭を振って必死に快感を逃そうとしながら断続的に潮を吹き続ける。
余韻から回復した中原は、一度ぎりぎりまで拳を引き抜き、ぐるりと1周させる。
くぽくぽ、と握り拳を蕾に出入りさせ、太宰の意識を此方に戻してから、どちゅん、と結腸目掛けて拳を打ち込んだ。
「か゛ッッッ♡♡♡、」
1発で許容量を超えた快楽に太宰の眼球は天を向き、はひゅ、と喉から声にならない息が漏れた。
中を叩く、と言った言葉通り、中原は容赦なく拳を打ち込み続ける。内臓を叩かれる衝撃はこれまで経験したどんなことにも比にならぬほどだった。通常ならば痛みを感じるのだろうが、ここまで長時間中原に甚振られた結果既に痛覚が麻痺している太宰としては、ただ只管莫大な快楽を与えられるだけであった。
「はッ♡、はッ、はッ、♡」
発情した犬のように息を荒らげ、腰を突き上げる太宰はまさに雌犬で、そんな太宰の視界は真っ白に染まっていた。
何度も拳を受けるうちに結腸弁までもが緩み、ついに、ぐぽぉ、ととてつもない音がして中原の拳が結腸へ侵入した。
これには流石の太宰も胃液を吐き出してしまった。それに気付いた中原は、太宰が窒息せぬように直ぐに体勢を仰向けから横向きに変えさせ、一旦結腸から拳を抜いた。
太宰の呼吸が落ち着くまで一応待っては、再び拳で結腸を貫く。
びくん、と太宰の躰に電流が走ったように跳ねるも、今度は吐くことは無かった。
中原の腕は既に肘の手前まで太宰の腸内へ収まっている。太宰の腸壁の、やわらかく温かな感触を噛み締めながら、中原はゆっくり腕を抜き差しする。
「ぁ♡ ふッんッ♡ はッぁ゛♡」
太宰はとろとろと潮を垂れ流しながら、虚ろな瞳で快楽を享受している。暫くスローペースで太宰に穏やかな快楽を与えた後、一際大きく腕を突き入れてからすかさず思い切り腕を完全に引き抜いた。
「んぅ、♡、…ッ、あ!?ぁあぃい゛ッぃぃぃ゛ッッ゛♡♡」
あまりにも深いところから引き抜かれ、太宰は中原の腕を離すまいとぎゅうぎゅうと締め付けた。
太宰は感じたことの無い種類の快楽に目を回し、ただびくびくと震え続ける。
ひくひくとひくつく立派な縦割れの蕾を愛おしそうに撫でながら、中原は完全に気を失っている太宰の太腿へ痕を残した。
そしてそのまま腹へ、胸へ、首へ、とどんどん痕を増やした。
太宰の身体中に桜が咲いているようだった
コメント
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ゴフッ、死ぬ、、誰か…、墓を…、 ( ゚∀゚)・∵. グハッ、Ω\ζ°)チーン
最高……( ´ ཫ ` )語彙力〇んだ
...最高すぎますよ?なんでそんな天才なんですか?!