テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
皆さんこんにちは。名無しです。僕、唐突に思ったんですが、推しにホストになってもらいたいと思ったことはありませんか?ありますよね。なので勝手に僕の大好きな実況者界隈の皆様をホストにしようと思いまして。とりあえずお試してあげてみようと思います。それでは。
夢の世界へ。行ってらっしゃいませ。
シャンパン入りましたー!!!フゥー!!と、騒がしい声が聞こえる。またか。と思った。このホストクラブ「mineStream」の、ぶっちぎりナンバーワンは、いつもrdだ。でも俺はそんなものに、敵意を感じている時間はない。今いる姫に尽くさなければ。
「姫、次は何飲む?」
「うーん、どうしよっかなぁ。」
「好きなものでいいよ。」
「じゃあドンペリ入れるね。」
「おっ、いつも入れないやつじゃん。いつものより結構高いやつだけどいいの?でも嬉しい!!流石姫。ありがとっ!!」
「いつも優しくしてもらってるからさ。お礼がしたいだけなんだ。いつもグチグチ言っちゃってごめんね💦」
「良いんだよ。寄りかかれる人や場所があることが大事なんだからさ。」
「ありがとう。」
この姫は、太くはないけど、常連客だ。ルールやマナーもしっかりしていて、誰かに乗り換えたり、他の客やホストに噛み付いたり、がめつい感じのない、優良客だ。
rd様に1000万のシャンパンタワー!!入れてちょうだい!!と連日やってくるような常連太客が、rdに超高級な酒を入れたらしい。流石ナンバーワンだな。と思った。俺はあんまし喋ったことないからこいつについては全然分からない。どんなやつなんだろ。とか思っていると、人影が前に見えて、顔を上げれば、ナンバーワンホスト、rdが目の前に立っていた。
俺達はその場で呆然とrdを見上げるしか無かった。2人とも、rdに釘付けで、ぽかんと口を開けて、その迫力に無言になっていたことを少し気まずく思ったのか、俺の方の常連客が先に口を開いた。
「か、カッコイイですね。」
「そう、だな。」
男の俺から見てしても整った顔立ちで、すごく綺麗だった。「イケメン」って言葉は、こういう奴のために作られた言葉なんだろうなとか、どうしようもなく思った。
「こんにちはぁ。姫。いらっしゃい。」
rdはとても優しい声の人だった。なんか、眠たくなるような、安心するような、そんな声の人だ。俺はまだぼーっとrdを見つめていた。するとrdは、小さく呟いた。
「君、可愛いね。 」
と。姫ではなく、俺に向かってだ。その瞬間、ぶわっ、という音と、ふわふわした感覚が俺の頭の中で響いていた。
「後でちょっと喋ろうよ。」
「え”ッ…。」
「緊張しなくていいよぉ。大丈夫。俺なんもしないからさ。ただ喋りたいの、それだけだから。心配しないで。 」
たくさんの客が俺の方へ視線を向けていて、何人かの客は、頬を赤らめ、ひそひそ話をしながらこちらを見ていた。
一旦ここで締めさせていただきます!!もし気に入って頂けたら、いいねやフォロー、コメントも、よろしくお願いいたします!!イラストや、小説のリクエスト等ありましたら、是非お気軽にお声掛けください!!ご閲覧ありがとう御座いました!!
NEXT♡×50