この作品は某戦争屋の皆様のお名前をお借りした二次創作作品になります。
ボーイズラブですが、本人様方が同性愛者という訳ではございません。ご了承ください。
また、性的な描写が含まれる場合がございますので、ご注意ください。
眩しい朝日を全身に浴び、目を覚ます。綺麗な部屋、スマートフォンと呼ばれる端末から鳴り響くアラーム「うるさいなぁ…」そう呟いて停止のボタンを押した。ベッドからおり、制服を着て、部屋を出て、母におはようの挨拶をする。朝食を食べ、家を出る。いつも通りの、前なら考えられない日常だ。平和で、文明が発達していて、戦争なんかとは無縁な国。
いつも通る道で、いつも通りの時間に、いつも通りの友達に挨拶する。靴箱で靴を変え、教室へと向かう。
退屈やなー
何も代わり映えがなく、体を動かすのなんて体育とかいう授業でのみ。それすらもお遊びのようなものだ。早く放課後にならないかな。
席に座っていればいつの間にかホームルームが始まる。いつも通り、そう思っていた。担任が声を上げる、すると閉ざされた扉が開かれ、俺たちと同じ制服を着た見覚えのない”はず”のやつ。
「初めまして!伊野中と申します!」
俺の学校の生徒やない転校生やな。クラス全体そう思っていることだろう。ざわざわと教室が騒ぐ中、担任が怒鳴りつける。
「静かにしなさい!」
いつも通りのホームルームが始まる。突然の転校生に盛り上がっているクラスのボルテージは最高潮に達していた。担任は俺たちの質問攻めにあう前に早々と教室を出ていく。
伊野中…黒髪にこの国では珍しい色彩の瞳、わかる。俺にはわかる。俺はあいつに会ったことがあるって。まぁ、前世の話やけど。
せやな、時を遡って今から千ウン年前、W国という、発展途上国があった。彼らはそれはもう戦争が大好きな奴らや。
「今回、めちゃでかい国じゃないすか相手」
「あー、おん。せやね」
「負けたりとか…しませんかね、俺不安なんですよ。皆さんの足引っ張らないか」
「なぁに弱音吐いてんねんレパ!アンタがそんなんやとホンマに負けてまうやろ」
「せやぞ!お前強いんやから!鬱兄さんやロボロにも勝てるんやから大丈夫やがな!」
「そうっすよ。自信もって」
「……そっすね、俺らしくなかったっす。すんません。頑張ります」
そう、俺があの国で”軍人”をやっていたときの話や。あいつに後輩が出来て初めての戦争やった。
まず_最初に死んだのは誰やったかな。第2近距離部隊隊長、シャオロン、そして同じく第1近距離部隊隊長コネシマ。
彼らの遺品として赤いニットの布切れと愛用していた焼けた剣が会議室の机の上に丁寧に置かれていた。出張でもなんでもなく初めて穴あきになった席、あいつは厚いガラス越しにそれを呆然と見つめていた。次は中距離部隊の俺かもしれない、そんな恐怖をひしひしと感じていた。
しかし実際はそんなことは無かった。次に狙われたのは情報管理室だったから。情報管理室に毒ガスが撒かれた。それを漏らさぬようにと毒で麻痺した身体を引きずりドアを閉めた彼、あいつが助けに入った頃にはもう意識もなく、医務室で治療を施された後、抵抗虚しく情報管理室室長鬱は息を引き取った。あと一歩助けられなかったあいつとしんぺい神さん、一緒にいたロボロさん、3人は辛かったろう。
次は暗殺部隊の番だった。ゾムさんが撃たれ、出血多量で死亡した。死ぬその時まで彼がナイフを振るうのを止めなかったことを、俺は見ていた。
次は、そう。ロボロさんの番だった。高台からアンチマテリアルライフルで支援しつつ指示を出していたロボロさんは敵兵に背後を取られ、喉元を掻き切られ死んだ。どんどんと穴あきが増えていく会議室、皆の精神もすり減っていた。
倒しても、倒しても減らない敵。いつもいつも今この時誰かが、俺が殺されるかもしれないと無我夢中で殺した。殺して殺して殺して、帰ってオスマンさんとひとらんさんが他国で死んだと告げられた。次々と仲間は死ぬ。守りたくても死んでいく。
医療テントが爆破された。もちろんしんぺい神さんは中にいた。
戦車で自爆特攻したエーミールが爆死した。エーミールは笑っていた。
兄さんが移動中の不慮の事故で亡くなった。本当に事故だったのか定かではない。
総統の右腕トントンがやられた。暗殺だった。
右腕の代わりに総統を守っていたあいつが死んだ。銃撃から総統を守り蜂の巣状態の死体だった。
あいつが文字通り命懸けで守った総統を守るため戦い抜いた新人レパロウが息を引き取った。総統は守られた。最後に残ったのは、俺と、総統だけだ。死体だらけの部屋に立ち尽くす2つの命ある肉塊は2つの死体を抱いていた。
べったりと温い血が手に着く。もう限界だった。
「グルッペンさん、これから勝てるビジョン、見えますか」
「……見えないな」
「そうですか。俺もです」
俺は総統を刺した。心臓を一突き。返り血で染まる手を見て思うのは後悔と安堵だった。あぁ、やっと終われる。このクソみたいな生き地獄から解放されるんやと、そう思ったら涙が止まらなくて、でもこれでええんやって思ったら笑えてきて、あいつの死体を抱き抱えながら自分の腹を刺した。腹が熱い。その熱を持った血液があいつの温くもなくなった血液と混ざり合う。苦しいし、痛いし、楽に終わらない死に方だ。そんなの知っていた。けれどこれはこの戦争を途中放棄した自分の懺悔だ。これで全て許されるわけが無いのだが。あぁ、意識が沈む。全身が寒い。あいつらはこんな思いをしながら死んだのか。しんどいなぁ、イライラするなぁ、そんな思考が最後、それからは何も考えず生気の無いあいつと見つめ合って、はぁ、これはちょっと思い出したくないな。
まぁこんな感じで…今に至る。つまり俺は前世の記憶があるっちゅー事や。そして転校生伊野中は俺と共に戦った仲間。そろそろ伊野への質問責めも終わり、伊野は俺の隣の席に大人しく座っている。
「あー、伊野くんって言うんやね。隣の席なら色々わからんことあるやろうから、なんでも聞いてええよ」
「いいの?ありがとう!」
そう言って幼げににこりと笑う伊野。その笑みに少し違和感を覚えるがまぁ初対面やしこんなもんやろ、と結論を出す。伊野は妙に俺に馴れ馴れしかった。まぁ、前世はそれなりに仲の良かった友人なので悪い気はしないが。彼の記憶の状況はどうなっているのか、放課後の”あそこ”には今からでも連れて行けるのか、見定めるにもちょうど良いので彼とは仲良くすることにした。
「んふふ、塩戸さんといるとなんか落ち着くんだよね!」
ふわふわした笑い方は変わらない。「なんやそれ、まぁ、俺もそうやけどな」
授業も終わり、放課後のあそこに行こうとリュックを背負い席を立つと伊野に呼び止められた。
「ねぇ塩戸さん!今日一緒に帰らない?」
そう言って笑う彼は本当に純真無垢で可愛らしい。
「おん。ええよ」
ちょっとまって、と言ってスマートフォンと呼ばれる端末を取りだし、らいんを開く。彼らに今日は行けない旨のメッセージを入れすぐに画面を閉じた。
「じゃあ、行こう」
「うん!」下校時間ということもあり人の多い廊下を歩く。
「こうやって人と一緒に帰るって、一回やって見たかったんだよねー!ありがとね?塩戸くん」
「そうなんやね。どういたしまして」「塩戸くんってどこ住んでるの?俺ここの近くだよ!」
「俺はなー、そこら辺」
適当にはぐらかし歩く。
「僕あっちだ!塩戸くんはそっち?」
「せやね」
「じゃあここでお別れかぁ…ザンネン!」
「…また明日」
「うん!塩戸くんバッバ〜イ!」
そう言って彼は踵を返した。俺も帰路へと着く。伊野中、どうやら記憶はないようだ。俺のこともわかってないようだし前世と性格が少し変わっている。
「ま、アイツらしいな。意地でも思い出させたる」
「お、平ちゃんおかえり〜」
家に帰るといつも通りのほほんとした母に出迎えられた。平ちゃんではなく出来れば平和(ひらかず)と呼んで欲しいものであるが…そういう人なので仕方ないだろう。リビングでくつろいでいる父に軽く挨拶をし自室に入る。制服を脱ぎ部屋着に着替える。スマートフォンを開くとらいんでトントンさんからお叱りのメッセージが飛んできていた。
「何故だ、理由を書け」というメッセージに対して
「あいつが見つかったから様子を見ていた。記憶は無さそうだ。」
と送り返した。グループらいんだからか既読が何件かつく。
そして直ぐにメッセが帰ってきた。
「もっと早く理由を書いとけアホ」
全く心配性な書記長だ。そう思いながら俺はスマートフォンを閉じた。
「伊野くんに紹介したい部活があるんやけど」
「僕に?塩戸さんが?」
彼は少し戸惑いながらも了承してくれたので2人並んで廊下を歩く。学校の隅のボロ倉庫をあの人らが改造して作った部屋、その扉を叩き、入る。中にはもう数名おり、俺たちを笑顔で出迎えた。
「えっと…狭いね?ここが部室?」
「せやで」
「おぉ!ショッピくんやないか!隣におるのは誰や!?!?」
「えー誰かおるん〜?」
「可愛い〜!この子はマンちゃんが可愛がるめぅ〜!」
口々に騒ぎ出す彼らに少し圧倒されている伊野を微笑ましく思いながら紹介を始める。
「ここは我々部っちゅーんやけどな。来たるその日この世界を侵略してやろうという野望の元に個人個人で役立つことをする部活や。」
「えっと、外国語みたいなんだけど…端的に言うとどういうことなの?」
「ただ集まる場所、みんな好き勝手しとる」
「へぇー…おもしろそうだね!」そう言って彼は目を輝かせた。
「ええやろ?アンタも気に入ると思っててん。入ってみぃひん?この部活」
「うん!入りたい!」
伊野のその答えに少し笑ってしまう。
「即答やな!?」
その場にいた鬱先生も驚きながらも嬉しそうな表情を浮かべた。
伊野が嬉しそうに笑う。……前世と全く同じその表情を見ると、どうしても見つけられたんやって嬉しくなる。
「ふふふ、あ、でも僕もう帰らなきゃ!活動は明日からでも大丈夫かな?」
「おん。ええよ」
「じゃあまた明日!」
「またね〜」
皆に見送られ伊野は帰っていった。
「ショッピなんか嬉しそうやな」
鬱先生が俺の顔を見てそう問うてきた。
「まぁ、そっすね。……やっと会えたんやから、嬉しいやろ」
「……せやな」2人して少し笑う。俺とあいつと鬱兄さん、3人揃って鬱軍団と呼ばれていた。3人でよく遊んだ。
「これでようやく14人目やな!」
ふとうるさい声が耳を劈く。声の方を睨みつければ心の籠らない声ですまんて、と言われた。
「あとはレパだけやろ?」
「いやまぁ、あいつもまだ記憶取り戻してないんで14人目と数えていいのやら悪いのやら…」
そう、あいつはまだあいつでは無い。伊野としての記憶しか持っておらず、俺たちとは少し違う。「あー、確かに。まぁ次期に思い出すやろ!」
そう言ってコネシマは笑った。
「そうっすかね…」
不安は募るものだと思った。
「じゃあ今日は解散!みんな気をつけて帰るんやで!」
トントンさんの言葉で皆がリュックを肩にかけ、扉へ一目散に走る。俺もその中に混ざろうと言う最中トントンさんに呼び止められた。
「あいつのこと、見つけてくれてありがとう。知っとると思うけどあいつ寂しがりやから。」
「いえ、あっちが転校してきただけなんで。俺なんもしとらんし」
「それでも、ありがとう。」
そう言ってトントンさんは嬉しそうに笑った。彼がこんな風に笑うのを見るのは久しぶりだ。
「じゃ、俺行きますね」
「おん……あ!いややっぱ待った!」
もう一度扉を出ようとすると何かを思い出したのか慌てて呼び止められる。
「どうしたんですか?」
彼は言いにくそうに口をもごもごとさせ言葉を選んでいるようだったがやがて意を決したように俺の目を見た。その目は真剣で思わず息を飲む。
「……あいつ、鈍臭いから思い出すまで沢山苦労すると思うねん。そういうときは、あいつのこと助けたって欲しい。」トントンさんは落ち着いた赤色の瞳でこちらを覗いて見せた。
「これは、あいつの幼馴染としての頼みや。頼む、ショッピくん。」そう深々と頭を下げる彼。そんな姿を他人に見せることなどほとんどない彼だからこそ、この願いにどれほどまでの思いが詰まっているかがよく分かった。
「……まぁ、伊達に親友やってないんで」
「ありがとうな……頼んだで」
「はい。俺はもう帰りますんで。トントンさん、気をつけて帰ってくださいね。」
「ショッピくんもな」
そう言って今度こそ俺は部屋を後にした。
そしてしばらくの時が経つ。伊野はまだ伊野のままであった。
あの人らに影響を受け、伊野は俺をショッピくんと呼ぶ様になった。
「ショッピくんって…意外とイケメン…?」
俺が部室でだらけスマートフォンをいじっているのをまじまじと見つめ、挙句出てきた言葉がそれか。
「なんやねん急に。普通やろ」
「えぇ?そうかな?」
わざとらしく言って彼は俺の隣に座り込み顔をまじまじと見つめる。鬱陶しいので彼の額を押し返しながら俺はまたスマートフォンをいじった。
「…あれ、ショッピくん前にもこんなことあったっけ?」
「…はぁ?」
「ごめん、変なこと言っちゃった!」
笑う伊野。前にこんな事がなかったと言えば嘘になる。前世の話だが。
あれは冬の談話室、寒い寒いと転がり込んできたあいつは俺が腰かけるソファにダイブした。武器の手入れをしていた俺は避けることも出来ずあいつにのしかかられる事となり、今の伊野と俺ほどの距離まで顔が近くなったものだ。
「最近、同じような夢を見るんだ。」伊野は唐突にそう語った。同じ人物として、同じ場所で同じような人たちと何かをする記憶のような、できた夢を見るのだと。
「そうなんやね。」
十中八九、アイツの頃の記憶だ。
「なんか、それが懐かしいなぁって思っちゃってさ…これってオカシイのかな?」
伊野は何故か嬉しそうだった。何故かと問えば伊野は「おかしいって漫画の主人公みたいでカッコイイ」と言う。そう言えばあいつも前、異常に憧れていたなぁ、なんて懐かしい。「ゾムさんみたいに馬鹿みたいに素早くならないとこの軍には居られない」「コネシマみたいに冷酷じゃないと幹部だって皆に認めて貰えない」と、ストイックに鍛錬していた頃が懐かしい。
伊野も記憶が無いだけでアイツだ。そういう所が似ているところを作るんだろう。
「伊野、前世って信じる?」
「前世?んー……よくわかんないけど、あってもいいと思うなぁ」
ふんわりと笑って目元を触る。まるで眼鏡をかけ直すようなその仕草はいつ付いた癖なのだろう。
「好きやったなぁ」
口からするりと抜け落ちた言葉はしっかりと伊野と俺の耳に届く。無言の時間が続く。気まずくなり言葉を発そうとしたとき、伊野が先に口を開いた。
「僕もショッピくんのこと好き」
「は?」
間抜けな声がでた。しかし伊野は真剣な顔をして此方を向いている。
「ショッピくんが過去形でも、僕は現在進行形で好きだよ。」
俺の事を見上げてくるその琥珀色にトロリと蕩けるような光が反射していた。
「すき」
赤色に染まる頬、高鳴る鼓動、上がる息遣い。伊野の手が、俺の頭の両端を掴み引き寄せる。嗚呼…前にもこんなことがあった。
伊野は大きな瞳を細くして俺の顔を見つめている。その瞳が段々と近く近く。その眼光は鋭く、まるでヤツのようだと。
「ふふ、反応なんも変わらんやん」
小さく笑いをこぼし、そんなことを言った彼。え?と聞き返す前にしっかりと保湿された柔らかな唇が俺の唇に押し付けられ、口を塞がれてしまった。
軽く舌を絡ませ、ちゅっと可愛らしい音を立てて唇は離れてしまう。
「ショッピは、ずっと変わってなかってんな。こんな変わった俺の事も見つけてくれた。お前俺のこと好き過ぎか?」
彼ははぁ、と息を吐いてから付け足す。
「お前のこと好きすぎて思い出してまう俺も俺でお前の事好き過ぎ。好き過ぎ同士相思相愛やん」
その口調、その目付き、その人を小馬鹿にしているのに自分も照れているあほらしさ。懐かしい、懐かしいなぁ!
「チーノぉ…ッ!!」
知らぬ間に滲んだ視界は滲んで、明けて、滲んで明けるを繰り返し、彼の顔を隠していく。
「チーノ、チーノなんやろ?チーノぉッ…」
彼の肩を掴み、強く抱きしめる。彼はそれを受け入れて俺の背中に腕を回した。
「総統守って自分が死ぬ馬鹿がどこにおんねん!あの後残った敵さんどうするつもりやってん!馬鹿!」
涙ながらの説教は多分半分も効いてない。けれど今はそれでよかった。
「心配かけんなアホ!あほ!!」
チーノは自分が泣かせていると分かっていないのか俺の背中を摩り慰める。
「長い間1人にさせてごめんなぁ、俺のせいやってんなぁ。でも今俺はここにおるから。」
「今度、あんな死に方したら許さんから」
「この国でどうやって?」
笑い、そう返すチーノ、最もだ。彼の胸でひとしきり泣いて目元を乱暴に擦る。彼にティッシュを差し出されたが、いらないと突っぱねた。チーノはそれを満足そうに眺めて笑っていた。唐突に胸元をさするチーノ。どうした?と問えば「懐中時計、無いの忘れてた」と。ああー、帰ってきたんだな。そう実感できた。
「今度、一緒に買いに行こか」
「ええの?」
「当たり前やろ。お前のトレードマークやったやん。」「確かに」
ふにゃりと崩れたように笑う彼の笑顔が懐かしくて、愛おしくて。
「キス、もっかいすんぞ」
「はは、直球な誘い方やね?」
唇と唇が触れる。あの時と違う。とても暖かい、鉄臭くない。あの時のように、感覚神経が麻痺していることも無い。彼の目には光が宿っている。ゆらゆらと揺れる光の束が頬を伝っている。彼は生きている。生きているんだ!
「あは、泣くなよ〜。」
「……だまれ」
ズズっと鼻をすする音が響いた。
1万文字超えらんねぇよ!!!
千文字超え<<<<<<<<万文字超え
くらいの壁がある!辛い😭
作品の良さ≠文字数 なのは分かってるんだけどさ、1万文字書こうと思えば書ける語彙力、想像力が欲しいのよね。描く世界の解像度が高ければ高いほどどんな文を書いてもボロが出ないから凄い。
(° °)
別にこれからじっくりやってけばええわ
解決!!
※こっから長文哲学もどきになるから読まなくても良いよ!
この作品を書くにあたって僕考えたことがあるんよね。
ズバリそれは、『転生した主人公が記憶を取り戻す、そういう話は転生した後の主人公の体のことをなんだと思って書けば良いんだろう。転生後としての記憶と経験がある主人公は主人公だと言えるか?それを前世の記憶、経験で無かったことにして前世の人間として生きるのは禁忌では無いのか?転生後の主人公を主人公が乗っ取ったような事になるのでは?そうなった場合転生後の主人公の人格は突如体を乗っ取られるわけだからとてもじゃないがHappyENDにはなれないよな?その理論で行けば人生の途中から記憶を取り戻す転生モノの全てがバットエンドになるのでは?』という事だ!私は転生後の主人公は主人公であり主人公じゃないと思ってるから、こういう思考にたどり着くわけです。この物語の人物で言うと伊野の体をチーノが乗っ取ったということになるのでは?という事です。そして私はこんな答えを導き出しました。『転生後の主人公と主人公の思いが合致し、思考が統合されたということにできるでは?その場合思いが強い方が体の主導権を握るが体の中には主導権を握ってない方の思考もあり、2人は体の中で共同生活しているような感じになってる。そうすれば被害者は出ないのでは?』とね!天才ですわ…
つまり、伊野とチーノがイリュージョンしてるという事です。伊ーノになるわけですよ!
具体的にどんな感じになるかって言うとチーノが前より標準語多めになるとか、、、思考回路がちょっと変わるとか!!(?)
我ながらスッキリしたよね!この答えには!
皆は転生ってどう思う?特になんも考えてない人は好きな寿司のネタでも教えてくれ!
コメント
9件
いやぁぁぁぁ!!💞👍🏻💞👍🏻💞💞 共感の嵐超えて共感の隕石👍🏻✨
ちゃんと15人設定になってる・・・泣き
おお 、