コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
⚠注意⚠
注意書きは一話にあります
戦争は、無事というと不謹慎に感じるが特に大きな混乱もなく終わった。
通信機器の破壊、基地の爆破、内部の裏切り、反乱………上げても足りないくらい向こうでは混乱を招いていたが、もう俺には知ったことではない。
一つ、いや二つほど予想外のことが起きた。
一つはエビル軍団長が俺らに服従したこと。
あの厳格なあの人が王の口車に乗せられたことが不覚だったこと、あの者に付くぐらいなら俺らの手となり足となるのが最善の償いだと。彼の口で答えた。
彼を街の警備隊として着かせあとは彼の努力と誠意次第だと、きんとき様がおっしゃっていた。
もう一つは幸ではなく不可解なこと。
祖国と戦っていたα国が原因不明の鎮圧がされていた。祖国の鎮圧は自爆に近いものでα国に旗があがるのだが、引き分けという結果となった。
鎮圧したのがWT国のものなら納得行くのだが、どうやらそうではないらしい。もちろん祖国が鎮圧したわけでもない。
一体どこの誰が。
Nakamu様に聞いても手間が省けたとしか答えてくれない。何か隠しているのは分かるのだが、探りを入れたところで答えは変わらないだろう。
そうなってしまったら下がったほうが良いだろう。気の緩んだところに聞くのもまた一つの作戦だ。
Nakamu:さて、約束は守った。交わしたものは忘れてないだろうな?
トントン:もちろんでございます。今までありがとうございました。
Nakamu:そなたたちにこの先栄光の橋がかかることを願っている。
きりやん:あとで行く国教えてね〜いい国だったら貿易しよ?
スマイル:チーノ、たまに研究室に来てくれないか?君の実験をこの目でみたい。
チーノ:ありがたきお言葉。落ち着き次第向かわせていただきます。
シャークん:強いやついたら教えてな?一度でいいから、手合わせしたい。
きんとき:門までお送りいたします
Broooock:まったね〜
村の仲間と国外へ出た。俺は、このあとどこに行くのか分からない。ただ、トントンがこっちだという方向に付いていくことしかできない。
疑心暗鬼になる。だって彼が向かう方向には、WR国の建つ場所であるからだ。
まだあそこには何も開拓なんてされていない。木々の茂る林と一歩間違えれば海に落ちてしまう高い崖とその下に広がる一面の青。そんな場所を開拓して出来たのがWR国である。
本当に彼はどこに向かっているのか。