若井の匂いが好き。
この前、若井が出掛けている間に若井の脱いだ服を嗅いでいたら、ついムラムラしてきて一人プレイした以来、若井の匂いを嗅ぐとムラムラするようになってしまった。
…なのに、今日は若井との距離がなんか近い。
寝室で寝る前にスマホを触っていたら、若井が「もーとーきー!」なんて言って抱きついてきた。
今までも若井が甘えてくることはあったし、いつも「重い」とか言いながら甘えさせてあげたけど、今回は違う。なんか…ヘンな気分になりそう。
「ね、若井っ…。」
スマホをベット横の棚の上に置いてから、落ち着こうと深呼吸する。
「なに…?」
「あの、近い…」
「近くないでしょ、いつももっと近いじゃん」
「今日は、…ちょっと。」
カタコトになりながら若井を視界から外す。
「…元貴、大丈夫?具合悪いの…?」
疑問に感じた若井が、体を起こして心配そうに見詰めてくる。
「や、何もないけど…!」
若井の匂いでムラムラしちゃうなんて言えるわけない。
「とりあえず一旦、離れて…ほしい…。」
言い方悪かったかなと後悔してたら、若井が悲しそうな表情で僕から離れる。
「そっ、か…ごめん。」
違う。そうじゃないのに。そんな悲しそうな顔しないでよ。若井が背を向けて歩こうとしたから、焦って若井の服を引っ張って引き止める。
「若井待って…!」
若井が驚いた表情で振り返る。
「ごめん…若井。傷付けたよね?」
「いや、大丈夫だけど…、俺何かしちゃったかなって…。」
「違うの。若井が嫌になったとかじゃなくて…、その、僕個人の…問題で…。」
申し訳なさと恥ずかしさで目線を下に向ける。
「個人の問題…ってなに?」
「や…、それは…。」
「言ってよ。元貴今日ずっと変だよ…?いつもみたいに甘えさせてくれないし、全然目合わせてくれないし…俺のこと嫌いになっちゃったのかな〜って。」
「違う違う…!嫌いになんて、ならないし…。ただ…」
「ただ?」
言えない言えない。あんな変態染みたこと、本人に暴露できるわけない。
「何?言って」
こういう時の若井の威圧感には勝てない。頭が言わないとって言ってる。
「……若井、の…服の匂いで、一人でしちゃ”って…。だから…ッ若井の匂い嗅いだらたっちゃう”…」
「…だから、離れてって言ったの…?」
頬を赤らめて俯いたまま、コクリと頷いた。若井が深く息を吐いて、僕を抱きしめる。
「もう…嫌われたと思ったからね!?すごい怖かった…。」
若井の言葉に微笑して、若井をぎゅっと抱き締め返す。
「若井、ごめん…。不安にさせて…。」
「うん…じゃあ、ヤろーね。」
「ん……?ちょっと待っ、て…!」
ベッドに寝かされながら若井の手を抑える。
「待てない。」
抑えた手は簡単に解かれ、若井に服を脱がされる。
「ぅ゛♡あ”ッ、ん゛ッ♡♡」
若井にナカを弄られながら、深く甘い口づけを交わす。
「ん”っ、ぅ…♡も、ぉ”ッ♡♡」
唇が離れると、指の動きが激しくなり体を震わせる。
「いっ゛……♡♡ん”ぁ…ッ♡」
「イくのはや、かわい…。」
「んぇ゛…っ♡♡おぁ”//♡ひ”ゃ…ッ♡♡」
「もう挿れるね、」
指をゆっくりと抜かれ、若井が自分のモノを押し付ける。
「んん”ッ…♡はや”く、ほしぃ゛…ッ♡♡♡」
「……今日優しくできないかも、ごめんね」
突然挿入されて、驚きと同時に快感も襲ってくる。
「っあ゛…!?♡♡//ま”ッ、て…♡♡」
「動くね、♡」
「ん”ッッ♡♡お”ぉッ…♡ぅ゛ッ〜♡♡♡ぅあ”ッ♡♡」
「ま゛ッ…♡…れ”ッ♡♡と゛め゛ッ…♡♡」
イくのは止まらないし若井は止めてくれる気配ないし。おかしくなる…。
「あ゛ぁ”ッ♡♡…わ”かぃ゛…」
「んー?なぁに。」
「ッはげし、から、ぁッ♡♡♡♡い゛ッ♡♡♡」
また腰が震える。汗をかいてきたのか、若井が自身のTシャツを脱ぐ。
若井の匂いが鼻腔を刺激する。この匂いに包まれているときは本当に安心するし、幸せな気持ちでいっぱいになる。
___なんて気持ちに浸っている暇はない。
「ん゛ぉ”ッ♡はぁ”、ッ♡♡ぁ゛ぅッ♡♡♡♡ゃ゛ん、ッッ♡♡」
無理、無理無理…。いつトんでもおかしくない状態のまま何回もイかされる。
「ん…出る、イくっ…」
「おぁ゛ッ♡♡ぅ゛♡は〜…ッ♡んへ、ぇ゛♡♡」
若井のがじんわりと伝わってきて、心体共に幸福感で満たされる。
「ぁ゛ぇ…?♡♡♡んぅ”っ゛…♡♡」________
若井が息を整えながら、自分の隣にゴロンと寝転がる。ゆっくり息を整えた後、身体を僕に向けて話し始める。
「…大丈夫?いつもより激しくて疲れたよね、」
「いつも激しいから大丈夫」
「あ…そうですか」
若井が微笑しながら僕の頭を撫でる。ふんわりと香る若いの匂いが心地良い。
「ねぇ、元貴」
「…なに?」
「俺も元貴の匂い、好きだよ」
は…、何言ってんのこの人。俺の方が好きなんだけど。
「あ、元貴顔赤いよ?」
悪戯っぽく笑う若井。
「うるさい…」
恥ずかしさで若井を強く抱きしめた。
後日、若井を抱きしめながらバレないように匂いを嗅ぐ大森元貴が発見されたらしい…?
コメント
15件
はあもうほんとにすき…😭😭😭😭 天才すぎません、、、??😖😖
なんか、もう……え?
もう好きです結婚しましょう