ほんの出来心だった。
気が付いたら、というか恋人の開発のせいで、前だけじゃイけなくなってしまった。
一人のときに使おうと思って、後ろ用の大人の玩具を買ってしまった。しかし、未だに使う勇気がなくてクローゼットに保管している。
だから、絶対に若井を自分の部屋に入れてはならないと心に誓っていた。…なのに、若井が何故か部屋にいる。
普段から勝手に入ってくるけど、「今日は駄目」と入室を拒否した…はずなんだけど、いつの間にか部屋にいる。
「…なんでいんの、入んないでって言ったのに…。」
「えー、いいでしょ?いつも何だかんだ入れてくれるじゃん。…駄目?」
「…駄、目じゃない、けどさ…。」
ニヤニヤしている若井を横目に、短いため息を吐いて自分のデスクに向かった。デスクチェアに座り、SNSチェックでもしようかと机の上のスマホを手に取る。
数分経ったころ、若井が不意に口を開けた。
「元貴さ、1週間前に何か買った?」
「え。何、何で?」
若井の質問に思わず背筋を伸ばす。平常心を保とうとするも、動揺を隠せず分かりやすい返事をしてしまった。
「通販ショップでクレジットカードの利用履歴あったから、何か買ったのかなって。」
何を買ったかはバレてないようで少しホッとする。
「あぁ、そういうことね。それさ、コレだよ。」
そう言って手に持っていたスマホを指差して見せる。
「スマホケース、新しいの買ったの。新しい機種になったから。」
何知らぬ顔で苦し紛れの嘘をつく。とは言っても、スマホケースを買ったのは事実。2週間前のことだけど、このケースを付け始めたのは最近だから、バレないはず。
「あ、そうなんだ。可愛いケースだね」
「そうそう、カメラレンズの周りもこんな感じで…」
なんとかバレずに終わらせることができた。安堵して大きく息を吐く。
若井がベッドにゴロンと寝転がり、一度身体を上下に伸ばしてから僕の方に顔を向ける。
「元貴、水持って来てくれない?」
「水?いいけど…」
「まじありがとう…!今日疲れてて…」
若井が感謝を伝えながら身体を起こす。
「どういたしまして」と言いながら部屋のドアを開けた。
若井side.
「まじありがとう…!今日疲れてて…」
身体を起こして顔の前でパチンと手を合わせる。
「どういたしまして」
元貴が部屋を出た後すぐに、ベッドから立ち上がる。
今日疲れてて…というのは嘘。疲れてるのは本当だけど、ベッドから起きて水を飲みに行けないほど疲れてはいない。
元貴は一週間前、ある物を買っていた。通販で商品を購入したら、メールアドレスが一緒なのでもちろん俺にも通知が来る。
通販ショップからのメールに、商品名がしっかりと書いてあった。そして数日前、クローゼットに何かをしまっている元貴も発見されている。これは確定かな。
元貴もそろそろ帰ってくるので、クローゼットをそっと開ける。するとお目当ての物はすぐに見つかった。
「あらら、こんなの買っちゃって…」
ゆっくり玩具を手に取り、ベッドの上に置いておく。元貴、帰ってきたらどんな反応するんだろう、楽しみ。
グラスにミネラルウォーターを入れて、寝室まで歩いている途中に、何か嫌な予感がした。いやいや、大丈夫。バレてないしと自分に言い聞かせて、寝室のドアを開ける。
「お待たせ…って、え?」
部屋に入るなり、ベッドの上にクローゼットに隠しておいたはずの玩具が置かれているのが目に入る。
え?何で?バレてた…?慌ててグラスをデスクに置き、戸惑いを隠せずに若井の方に身体を向ける。
「え、っと…若井…?」
「もーとーき、こっちおいで。ちゃんと説明して?」
ベッドに座る若井に、腕を広げ優しく見つめられる。
「はい…」
ゆっくりと若井の腕に収まると、若井が悪戯心に満ちた表情で顔を覗き込む。
「何でこんなの買ったの?」
「ひ、一人でするときに使おうと思って…」
恥ずかしさで目線を逸らす。
「ふーん…せっかくの玩具なのに、俺とするときじゃなくていいの?」
若井が意地悪そうに笑いながら、服越しに僕の性器をなぞる。
「ん゛//若井とがいい…」
「…もう、手加減しないからね」
「あ、これリモコンで強度変えれるんだ?…いきなり強にしたら怒る?」
鼻で笑う若井を横目に、少し怒りも込めてコクンと頷いた。
「はいはい」
細かく震えた冷たいものが挿入ってくる。
「なにこえ゙、ぇッ//♡ゃ”ぁッ…♡♡」
「…まっでこれ、ん”ッッ♡♡♡」
弱い振動で自分がこんなにも感じてしまうなんて思っていなくて、驚きと快感を同時に感じる。
「元貴、大丈夫?まだ弱だよ」
「わかい”のせーッ、だから…ッ゛♡♡」
「ぁ゛、ぁッ…♡ん゛ぉッ♡ぃ゛ッ♡♡♡」
「これ、本当に一人用で買ったの?俺に使われたくて買ったんじゃなくて?」
「違”ッ♡ぅッ♡♡//ぁ”あッ゛♡♡♡♡」
悪戯っぽく笑いながら、玩具を奥に押し込まれる。
「お”ッッ♡♡ぁえ”ぇ゛…♡♡♡」
「ん゛ぁ…ッ♡♡♡♡やだ、こぇ”…♡//」
いくら弱い振動と言っても、イイところに当たると我慢できなくなる。イきそう…まだ弱なのに…。
「いくッ…♡ぃ゛ッ…、ぁ゛♡♡ん”~~ッ♡♡♡」
「あれ、イった?」
迫ってくる快感を抑えきれず、腰を震わせる。
「イったけど出てないね…てことはメスイキしちゃった?」
「ッ…!///」
「…こんなに可愛いことして、可愛がられる覚悟できてるの…?」
歯止めが効かなくなった若井は危険だ。特に溜まってるとき。
これを購入してから1週間は、なんだか怖くて誘えずにいた。若井も僕の様子から何となく感じ取っていたのか、誘ってこなかった。
だから若井も相当溜まってるはず…。
「足開いて」
若井が僕の足を強引に足を広げさせ、性器に触れる。
「勃ってるけど…そんなに玩具気に入った?」
若井が意地悪そうな笑みを浮かべながら、スイッチを強に切り替える。
「ん///ちが…ぁ゛ッ!?♡♡♡まっ、…ん”♡♡」
「あー…ごめん、手が滑ったー」
突然激しくなる振動に耐えられなくなる。
「こ”れッ…♡や”ら”ッ”♡♡とめ”、て”ッッ♡♡ぅ゛ぁ、ぁあッ♡♡♡♡」
「い”ッッ♡♡ぃく゛ッ♡♡♡」
果てるところを若井に見守られながら、我慢していた快感を解放する。
「…たくさん可愛がってあげるね。♡」
「ぁ゛ッ♡♡//ん゛ぁ゛♡、待って…ッ♡♡」
「もぉ゛むひ゛ぃい゛ッ♡♡//」
「無理じゃないでしょ、俺のじゃないと感じ足りないくせに」
「…んなわ゛け゛ッ…!///…ぁッ♡ん”っ♡♡」
「ん”ぅ゛ッ///!?♡♡ん゛ッ…!♡わ”かい”ッ♡♡とめッ♡と”ま”ッ、て”…っ゛♡♡」
「…止めていーの?」
「ん゛……、やだ…♡」
「…ふ、かわいー…」
益々激しくなる若井に声が我慢できない。正常位だと若井の顔が良く見える。若井が息を荒らげながら不意に僕の名前を呼んだりするから、したくなんかないのに興奮する。
「気持ちい?」
「…若井のが一番きもちい…ッ♡♡」
「…そんなこと言っちゃうんだー?明日動けなくなっても知らないよ?」
その後は記憶がない。覚えてるのは何回も果てたことと、若井の余裕なさそうな顔だけ_____。
急に投稿頻度低くなってごめんなさい〜!!お待たせしました!
あとなんか誘い受けしか書けなくなりました笑
キャラ崩壊しすぎてもうキャラ消失してます(?)
日に日に文章力が低下してる気します🥹
もう書かないからねー(大嘘)
いいねしないとだめだからねー
コメント
6件
ほんっっっとうにすきです🥹🥹💗
またくるからねー(•‿•)(訳:最高でしたありがとうございました)
だいすきです、ほんとうに……… なぎささんの書く誘い受けがかわいい…………… ✝昇天✝