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??「ねぇねぇ」

友「あ”?」

友「…誰だ?お前。」

??「…ぇ、僕のこと…覚えてない?」

友「は?覚えてるも何も、まずお前が誰か知らねぇからな…」

友(聞いたことあるような声だな…イラつく声。顔は…モヤがかかってて見えねぇし…こいつは誰だ?)

??「そっかぁ…悲しいな」

そういって目の前にいる子供は悲しげな顔をした。

友「悪かったな。俺はお前に誰か尋ねたんだが、その答えはまだか?」

??「んぇ、僕?ん〜とね、僕の名前は_。_ってよんでよ!」

友「…は?何つった?」

??「え?だから_だってば!」

友「そうか…」

??「ようやく聞こえた?」

友「おう。」

友は何も聞こえていない。

なぜか、名前のところだけ聞こえないのだ。他ははっきりと聞こえるのに。

友は耳がいい。その自覚もある。だからこそ、聞こえなかったことに対して疑問を持った。

??「…ねぇ!折角だし遊んでよ!僕、ずっとここに独りでいたから暇だったんだ!」

友「やだね。お前が暇でも俺は暇じゃ無い。勝手に遊んどけ。」

??「冷たいなぁ〜…聞きたいこととかいっぱいあったのに。」

友「…聞きたいこと?」

友(俺に?)

??「うん!…あっ、もう時間みたい。行かないと。じゃあね!またいつか!」

友「待てっ!」




ガバッ

友「ゆ、夢…?変な夢だな…」

友「というかあいつは…?聞き覚えのある声のような気がしたんだが…」

友「…わかんねぇや…」

友(てか今何時…)

06:56

友「と、とりあえず準備して学校行くか…」

とある街の不良さん

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