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武道は目を覚ました。
だが、いつもの部屋ではなかった。
窓の外は朝の光なのに、
部屋の時計は止まったままだ。
スマホを手に取る。
全てのメッセージ、写真……
昨日まであった記録が、完全に消えていた。
武道「……なんだこれ?」
ふと机の上を見ると、見慣れないノートが
置かれている。
表示には鉛筆で大きくこう書かれていた。
ーー
«武道の記録»
ーー
ページを開くと、
一行目にこう書かれていた。
ーー
«君は、昨日の事件を覚えているか? »
ーー
武道は手が震えた。
昨日の記憶は、
霧の中のようにぼんやりしている。
しかし、このノートだけは、
昨日誰かが書いた証拠のように存在している
武道「誰が……こんなもの置いたんだ?」
部屋を出ると、街の風景も
微妙に変わっていた。
昨日までなかった建物が建っている。
武道は、不安な予感と共に歩き出した。