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死にたい蘭 愛してたよ竜胆  2話

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死にたい蘭 愛してたよ竜胆 2話

2 - 第3話 BADEND編 俺の大好きな人

♥

329

2022年08月06日

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続きです!

コメントで、BADエンドとHappyエンド欲しいというコメントあったので、両方やります。今回は,,,


BADエンドです!それでは、

どぞ!⤵︎ ⤵︎








「残念ですがー。」

〜竜胆目線〜

兄ちゃんの手術を終えた医者が俺たちにそう告げた、思い口取り、俯いた暗い顔、これらから悟った、


兄ちゃんが死んだ

ガクッ

俺は膝から崩れ落ちた。頭の中が真っ白になった。信じられなくて、悲しくて、何も考えられなくなって、涙すら出なかった。


はるちよ「嘘だろ?なぁ!冗談だよなぁ!何とか言えよ!」


はるちよが医者の肩を掴んで強く揺さぶる


医者「申し訳ございませんッ救えませんでした泣」

はるちよ「まじ、、、かよ嘘だろぉ,,,蘭ッッ」

ココ「,,,,,,ポロッポロポロ」

医者「灰谷蘭様は、あちらの、部屋に居られますので、私たちは失礼します泣」

はるちよ「蘭、、、蘭、、、」

はるちよはそう呟きながらフラフラ歩き出した。

ココは呆然と立ち尽くして涙を流している。


俺は、俺は、、、もう、何も考えられない、考えたくない。現実を認めたくない。



俺はフラフラ立ち上がりそのまま屋上へ向かった。



竜胆「これは夢だ。俺、疲れて寝たんだよな。兄ちゃんは死んでないし、目を覚ませばいつもみんなで談笑する会議室のソファーに座ってるはずだ。そうだ、目を覚ませ、灰谷竜胆、これは、、、夢だ。」


だが時間が経つに連れてそれが現実だと嫌でも知らされる

これから俺はどうしたらいいのか、兄ちゃんがいないなんて、生きる意味はあるのだろうか。兄ちゃんのいないこの世界なんて価値があるのだろうかあぁ、もう、全部どうでも良くなった。兄ちゃんの元へ行きたい。

竜胆「ねぇ、兄ちゃんなら、許してくれるでしょ?」

俺は手すりに手をかけた。

竜胆「兄ちゃん、待っててね。今行くから。」




バン!

竜胆「?」

はるちよ「ハァッハァッーッやっぱりな」

竜胆「何?はるちよ?なんでここに?」

はるちよ「何勝手に死のうとしてんだ!!」

竜胆「だって、兄ちゃんの以内世界なんて、生きてる価値ある?」

はるちよ「意味わかんねぇこと言ってねぇで戻ってこい!」

竜胆「嫌、こんな世界、もう嫌だ」

はるちよ「こんな世界?こんな世界でも、お前が1度は愛したことがある世界だろ!」

竜胆「は?何言ってんの?」

はるちよ「蘭が生きてた時、お前はどんな気持ちだった!?」

竜胆「幸せだったよ、兄ちゃんの隣に居られて、楽しかった、」

はるちよ「そうなんだろ?!」

竜胆「何が言いたいの」

はるちよ「蘭がいるから、この世界を楽しい、美しいと思えたんだろ?!それは蘭が居なくなってもある感情じゃないのかよ!」

竜胆「、、、は」

はるちよ「蘭は死んでもお前のそばにいるだろ!あいつはそういう奴だ!死んだからって大好きな弟から離れると思うか!?」

竜胆「死んだから って何」

はるちよ「蘭ならそういうだろ!ってことだよ!!」

竜胆「,,,」

はるちよ「お前は蘭が死んだら全て終わりだと思ってんのか!蘭が目指した夢は!かけてくれた言葉は!一緒にしようと約束した事は!全部なかったことにするのかよ!」

竜胆「ー!」




蘭「竜胆、」

竜胆「何?兄ちゃん」

蘭「俺たちはさ、ぜってー死なねぇよ」

竜胆「えっ急に何笑」

蘭「俺たち灰谷兄弟は死なない。俺たちで全国制覇目指そうな」

竜胆「全国制覇は何年かかるんだか笑」

蘭「少しずつだよ。だから竜胆俺と夢を一緒に追いかけてくれるか?」

竜胆「俺が断ると思ってんの?」

蘭「ハハッ思ってねぇよ笑」

竜胆「あったりまえじゃん、俺たちは2人でひとつだからー。」





竜胆「約束したよね、兄ちゃん、だから俺、頑張って生きてみるよ。兄ちゃんの夢1人でも叶えてみせる。兄ちゃんをそこまで連れてってあげる。だからッいつか会えた時、叶えてても叶えられなくても、頑張ったな ってッ言ってくれる?泣泣」

はるちよ「ーッフイッ(顔を背ける)」

竜胆「はるちよ、行こ。俺、もう大丈夫だから」

はるちよ「うん、」



それからは、俺たちは久しぶりに感じる梵天の基地へと戻って 泣いた。

マイキーも、はるちよも、かくちょうも、ココも、いつも涙なんか見せないみんな、崩れ落ちて泣いてた。みんな、兄ちゃんが大好きだから。






〜年後

モブ達「うわああああ!出た!死神の竜胆!」

「逃げろ!死ぬぞ!」

「やめてくれぇぇぇぇえ」


竜胆「うるせぇなぁ、ギャーギャー喚いてねぇで死ねよ」

「ぎゃあ!」



〜年後 俺は最強最悪の死神と呼ばれるようになった。はるちよやココ達みんなとはずっと一緒に仕事をしている。

何年経っても俺は灰谷蘭の弟だ。兄ちゃんの夢までまだ先がある。でも、俺は生きる。いつか兄ちゃんに笑って貰うために。


竜胆「兄ちゃん、今日は疲れたわ、あの量俺一人でやったんだよ?すごくね?」


返答があるわけないとわかってる、でも、兄ちゃんはいつも俺のそばにいると信じてる。



頑張ったな、竜胆


竜胆「!?」

竜胆「,,,ふふっうん!兄ちゃん!」







おしまい!

ふー!どうでしたか?!


蘭「疲れたー!」

竜胆「兄ちゃんおつかれ!」

ココ「みんなお疲れ様だなー。」

はるちよ「今回の蘭の死、竜胆にとってはかなりキツい演技だったんじゃねぇの?笑」

竜胆「ほんとだよー!兄ちゃんが死ぬとか考えるだけで怖いし」

蘭「かーわいい!もー!竜胆可愛すぎ♡」

竜胆「兄ちゃんの方がかわいいよぉ♡」

蘭「えーっ嬉しい♡」

はるちよ「だぁから!イチャイチャすんな!」

マイキー「いいじゃねぇか、三途」

はるちよ「えーっマイキーまでぇ?」

モッチー「今回はみんな演技美味かったな」

かくちょう「たしかになー俺達ほぼ出てないけどな笑」

モッチー「まぁな笑」

マイキー「よし!打ち上げするか!」

全員「さんせーい!」





主「いやぁー!あのまま終わると、主自分で書いといて悲しくなったので、こんな終わり方にしました笑すみません💦」

読んでくれてありがとうございます。コメントも毎回励みになります。次のHappyエンドも見てくださいね!

それでは、また!バイバイ!

全員「バイバーイ‼️」


♡多ければHappyエンドゥ出します。m(*_ _)m

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329

コメント

8

ユーザー

はぁ、蘭。天国でも竜胆達の事見守っててね泣 演技で良かった!

ユーザー

ヤバイこういうので初めてガチ泣きしたみんな蘭のこと大好きじゃん😭

ユーザー

めっちゃよかったです…悲しかったけど面白かった!!ハッピーエンドも楽しみにしてます!

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