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病院に入院してから3週間経った。あれから頭痛も増えてきてるが特に目立った物もなく…僕は日記を振り返っていた。
しにがみ「…仮説と頭痛」
なにか関係があるように見えるなぁ…
日常組とか…4人グループ…あと1人は?
急いでみてたから…ちゃんと見とけばよかった
しにがみ「…そういえば、トラゾーさんとクロノアさんが出てくる夢も見たな…」
しにがみ「それに…クロノアさんも、なにか知ってそうな。」
…仮説、頭痛、夢、クロノア、日常組
そして、4人グループの最後の1人…。
しにがみ「…辻褄が合うんじゃ…?」
ただの考えすぎ…?それにしては…
しにがみ「あ゙ぅがッ」
視界がぐらつく、最近は酷い、
…いつもいい所で頭痛がする。
しにがみ「…いつもいい所…」
しにがみ「いつも、いい所…?」
しにがみ「あ゙ぁッ…ぅッゔ」
痛い、痛い。
痛い、痛い、痛い。
しにがみ「ナ゙ッ…スコ、ル…」
しにがみ「ゔッぐ」
僕の意識は、そこで途切れた。
──
───
黒い空間に僕はいた、
光も何も無い。
ただ、一つ、
パズルのピースが一つだけ。
しにがみ「パズル…?」
よく見たら周りにもピースがバラバラに、
これを組み合わせれば何か起きるのだろうか?
しにがみ「作ってみるか…」
一つ、一つと何分も何十分も掛けて、
段々とパズルが出来ていく。
しにがみ「…ッやっと…でーきーたー!」
パズルは、四人の男性が写っている、
しにがみ「…僕と、ぺいんとさん達…?」
ここまで来れば、もう分かる、
これは、僕が失った…記憶…
のはずだった物。
しにがみ「完全したけど…あとはどうすれば」
僕の視界が光に包まれる。
しにがみ「日常組に帰れる…。」
──
───
…夜、僕は目を覚ます。