コメント
6件
続き今すぐにでもみたいです💗
ツンデレ好きよよ
もう月くんかわいすぎます😭 膝枕ぁあー!!!尊すぎます最高です本当ありがとうございます続きも絶対見ます!!!
続きというかなんというか
耳かき
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
最近、自分の耳からざらざらと不快な音がなる。
恐らく自分の耳にゴミが詰まっているのだと思うけど、捜査に全力を尽くす為、耳掃除などする余裕もない。
不愉快な音にストレスも溜まるが、恋人の竜崎の奇行に比べたら些細なストレスだ。
L …く… 月くん
月 あ、ああすまない竜崎
L 大丈夫ですか?珍しいですね、月君が私の話を聞かないなんて。
月 申し訳ないよ。その、最近耳が塞がっていると言うか…多分耳垢が詰まってるだけだ。
竜崎も耳掃除とかするのかなって
どうでもいい事を考えていたら、ふと竜崎の口から驚きの言葉が溢れだされた。
L そうですか。よければ耳掃除しましょうか?
どうせ僕が耳が詰まってるって言っても、
「辛そうですね。頑張ってください。」 とか、
「仕事に支障が出ないようにしてください。」
とか、優しさの欠片もない、鬼畜に塗れた言葉が返されると思っていた。
なんの前触れも無いわけではないが、
唐突の竜崎からの誘いに心臓がドキンと動悸を打っている。
何を言っているのだ。こいつは。
恐らくそんな顔をしていたのだろう。
竜崎が驚いたように黒々とした目を見開く。
だが、竜崎が驚いたのはその事ではなかった。
僕は気付かないまま竜崎の問いに頷いていた。
月 じゃ、じゃあお言葉に甘えて。
L え、あ、はい。
一考してみるが、不安だ。
あの竜崎が。あのLが。僕の耳掃除を?
あんな奴。僕の鼓膜の1枚や2枚、平気で破りそうな奴だ。
だが、そう思ったのも束の間。もう竜崎は準備を始めて待っていた。
呼びかけられる声に視線を向けると、ぽんぽんと、自分の膝を叩いていた。
L 月くん。来てください。
月 は……?
これはつまり、膝枕という事だろう。
てっきり竜崎の事だから凄いチェアユニットみたいな場所で、黙々と僕の耳を捜索するのかと当たり前のように考えていた。
未来とは想像を絶する程に何が起こるのかわからない。
…いや、そんな事竜崎と付き合った時点で気づいていた事か。
竜崎からの呼び掛けにも答えずに、そんな事をぼーっと考えていた。
竜崎が気まずそうにこちらを見ているのに気が付き、すぐに返答を考える。
月 …膝枕ということか……?
掠れ気味の声で必死に目の前の男に嘆いた。
L そうです。当たり前でしょう、私達は恋仲です。
恋仲だから膝枕は当たり前なのか?
竜崎がたまに発動する、謎の理論がここでも展開され、僕は反抗すらできなかった。
だからと言って、大柄の男二人が膝枕しながら耳掃除というのは、やはり気恥しい物があるだろう。
松田さん辺りに見られたら気まずく、厄介極まりない。
L 他の人が来る心配はありません。この部屋はカメラもないし、鍵も付けておきました。
L なので安心してください。眠ってしまっても大丈夫ですよ。
月 謎に頼りになるな。
L 当たり前です。なので、早く来てください。待てません。
━━━━━━━━━━━━━━━
クソ回で笑います
謎に長いので要望があれば続きは次の話で。
要望がなかったらこれで終わりです笑
それとフォロワー様70人行きそうで泣きます
是非フォロー待ってます🙌