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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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夢で私は霖お姉ちゃんに会った

彼女は夢の中で和装着ていたんだ

それはとっても嬉しそうな…幸せそうな顔

彼女の周りには沢山の男性がいた……全員が私の恋人そっくりだった…全員は「霖、とっても綺麗」と、口々に彼女に囁いていた

私の周りには……誰もいなかった…虚しくて寂しい思いになった

1人で座って泣いていたら…霖お姉ちゃんの旦那さんが声をかけてくれたんだ…「霖、おいで」って

彼らに手を引っ張られたら私は…霖お姉ちゃんになっていたんだ

そして…周りには私の知っている悟さん達が傍で笑っていた

涙が溢れた……嬉しくて嬉しくて…現実の私じゃ有り得ないことが夢で起きてる…ずっとずっと……泣いていたら…夢から覚めた


起きたらそこにはみんながいた

霖)あれ……どう、して……

私の頭の下には玉犬が居た…ずっと枕になってくれていたのかクゥーンと鼻を鳴らして私の頬を舐めた

私が起きたことに気づくと全員が「霖!」と叫んだ

私は嬉しいようで寂しい気持ちに襲われた

私がぼーっとしていたら悟くんに思いっきり怒られた

悟くん)お前はバカか!どれだけ俺らが心配して探したと思ってる!

霖)……ごめんなさい…

悟くん)ごめんで済むならずっと探してねぇよ!何日探したと思ってる!

霖)何日…?

傑くん)私たちが霖ちゃんを探してからもう何ヶ月も経ってるんだよ

霖)……そっか…

感情の籠ってない返事をすると悟くんは私の頬を思いっきり叩いた

悟くん)バシッ…お前…俺らがどれだけ心配して探したのかわかってねぇよな?お前が地面に倒れてる時どれだけ心配したかわかってねぇよな!

霖)……ごめん…

悟くん)どうして俺達から離れた!どうして何も言わずこんなところで1人になってるんだ!

色々質問された…私は一つ一つ答えた

霖)離れた理由は…私が危険と判断されたからだよ…だから、これ以上そばに居ても…あなた達が危険になると思ったから……何も言わず離れたのは言ったら必ず止めると思ったから…

目を逸らして答えると後ろから恵くんの声がした

恵)霖さん、俺は少し前に言いました……あなたが化け物なら俺達も化け物だって…それはあなたが危険になっても俺達も危険って事です…貴方だけが危険になるなんて有り得ません、俺達とあなたは不老不死になった化け物です…危険判定されるなら俺達も危険判定されるはずです

霖)それは……私より力無いし…そこまで危険じゃないって思われたから…

悟)じゃあ僕たち特級はどうなるのさ

霖)……

黙ると悟くんは「お前がひとりでどっか行くのは怖いんだ……だからやめろ…」そんなことを言いながら私を優しく抱き締めてくれた

霖)グスッ…ごめ、なしゃ…グスッ…グスッ…

悟くんを抱きしめながら……泣いて謝った

私が泣いていると棘くんや憂太くんがそっと私の頭を撫でてくれたり私を後ろから抱きしめてくれ




しばらく泣いて落ち着いたあと

悟)霖、初めて会った時に飲んだ飲み物…覚えてる?

霖)…ふぇ?

悟)いいから、覚えてる?覚えてない?

霖)…おぼ、えてる……

そう呟くとガサガサと袋からなにか出す音が聞こえた

悟)霖これ飲んで元気だしな

霖)!!

それは…2人で飲んだ初めてのス〇バの飲み物だった

悟)霖、君の口癖は愛されるのが好き…だよね、それは僕たちも一緒、君に愛されるのが大好きなの

そっと後ろから抱き締めてくれた

悟)だから、もう離れようとしないで

霖)え……

後ろから私の左薬指にそっと指輪がはめられた

画像

(上が霖したが悟達)

霖)え…、あ……

戸惑っていると悟さんは私から離れて私の前に立った

悟さんが私の前に立つとみんなも私の前に来た

私は目に涙をためて…言葉を貰うまで我慢していた

悟)霖……

全員)俺/僕/私達と結婚して下さい

今までに無い真剣な目で見られた

霖)グスッ…わ、わたし…グスッ…なんかで良ければ…グスッ…よろしくお願いします…///

笑うと涙は頬をつたり…地面に落ちた

それが合図のように全員は私に抱き着いた

霖)良かった……私…まだ、嫌われてないんだグスッ…

私は木浪霖…愛されるのがとっても好きなとある人たちのお嫁さんです



2期終了!うぇーい(おいコラ雰囲気ぶち壊すな)

なんで私が特級入りして好かれなきゃいけないんすか!

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