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お名前を借りてるだけで、ご本人様とは一切関係ありません。
デリケートな界隈ですので拡散等は絶対にしないでください。
初書きです。下手くそなので苦手だと感じたらすぐ逃げてくださいm(_ _)m
攻💛
受💙
✂︎———————————–————-✂︎
「太ちゃんさ、最近みんなに可愛いって言うようになったよね。」
『ん?』
楽屋で、何気なくそう言われた。
『そう?』
「うん。前全然言わなかったじゃん。」
『まあ…そうかも?』
言われてみればそうかもしれない。
最近、メンバーのことをよく「かわいい」と思う。
舜太がくだらんことで笑ってる時とか。
柔太朗が眠そうにしてる時とか。
なんやろ。
前より、そういうのが目につくようになった気がする。
「てか、仁ちゃん遅ない?」
「まだレコメンの打ち合わせ終わってないんだろ。」
この後はM!LK全員で会議をする予定だ。
全員が揃うまで始められないが、まだ仁人の姿はない。
と、その時。
「コレ見て。」
マネージャーさんがスマホを差し出してくる。
「なんですか?」
そこに映っていたのは、昨日のライブ終わりに撮ったメンバーの写真。
「うわ、舜太めっちゃビジュいいじゃん。」
「柔も盛れてんで!」
『おー!ええやん。』
次々に写真を見ていく。
そしてーー
「………ぶっは!」
誰かが吹き出した。
『ん?』
画面に映っていたのは仁人。
目を半分閉じて、口もなんとも言えない形になっている。
完全な事故画。
「なにこれ!!笑笑笑」
「仁人ヤバすぎるだろ笑」
「めっちゃ変な顔しとるやん!!」
みんなが一斉に笑い出す。
『…………』
だいちも画面をのぞき込む。
仁人は、写真の中で盛大に変な顔をしている。
確かに。
これはひどい。
『………ふはっ』
思わず笑ってしまう。
「いや、これ載せたら絶対じんじん怒るっしょ」
「絶対怒る。 」
「仁ちゃんに送ろ!」
「絶対やめろ!笑笑」
皆が笑っている横で、もう一度写真を見る。
吉田さん。
目閉じてる。
口も変。
髪も少し乱れてる。
………なんか。
『………かわいくない?』
「は?」
「え?」
「今なんて?」
『いや、』
もう一度画面を見る。
『可愛くない?これ』
「どこが!?」
「事故画やろこれ!」
『いや、でも…… 』
自分でも何を言ってるのかわからん。
「だいちゃん、ほんとよっすぃーのこと好きなんだから。」
『いやいやいやいや、これは…笑』
『……なんか、かわいいやん。』
「どこがだよ!笑」
『いや、なんとなく!!』
またみんなが笑う。
もう1回、写真を見る。
…やっぱり、
変な顔しとるのに。
なんか、かわいい。
俺だけ…?
『、ってか!この舜太かわいいなぁ!』
「急に?笑」
『いや、かわいいやん!』
「はいはい笑」
『柔太朗もかわいいで!』
「俺は?」
『佐野さんもかわいいで!』
「やった〜。」
「大ちゃんほんまどうしたん?」
『メンバー愛やでええええ‼️‼️』
「うるせえ…w」
「太ちゃんが言うと違和感すごいわ」
『メンバーはみんなかわいいんよ!』
必死だった。
別に嘘では無い。
舜太も柔太朗もかわいいと思ってる。
佐野さんだって。
だから。
吉田さんだけじゃない。
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
写真を一通り見終わるも、会議が始まる気配はない。
「いや〜。太智くんも成長したねぇ。」
「ホンマになあ!」
「メンバー愛が芽生えたんだ?」
『ちょお!なんか嫌やなその言い方』
「だって昔は『メンバーにかわいいとか思わん。』って言ってたじゃん。」
『いや、まあそうやけど。』
「今は?」
『………かわいすぎて滅❗️』
「おお〜。笑」
「成長したっ!」
『なんやねんこれ!!笑』
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
走る足音が近づく。
ガチャッ。
「ハァッ……、ごめん、遅れた!」
楽屋の扉が勢いよく開いて、吉田さんが現れる。わざわざ走って来たのか、肩で息をしている。
「あー仁ちゃん。おつかれ〜」
「きいてよ!いまめっちゃおもろくて」
「っお前ら声でかすぎんだよ、外までっ、聞こえてたからな」
「え、マジ?反省だわそれは。すんません。」
佐野さんがごめんなさい🙏、とポーズをする後ろから舜太が飛び出し、吉田さんにスマホの画面を向ける。
「ちょ、仁ちゃん。これ」(事故画を見せる)
「はい、はい。何……」
写真を見せられた吉田さんは困惑した顔だったが、少しずつ険しい顔になっていく。
それをみて佐野さんは吹き出しそうになっている。
「これインスタ載せる?笑」
「載せれるか!」
「太ちゃんはかわいいって言ってたよ?」
「めちゃくちゃ馬鹿にしてんじゃねえか!」
「いやいや。太智は最近メンバー愛が芽生えてきたんだよ。」
「なんなら1番よっしーのこと可愛いって言ってるから。」
「あー、もう…はい。もういいです。会議始めるぞ!」
ツッコミを諦めた吉田さんの声がけで、ようやく会議が始まった。
___________________________________
全体での話し合いが終わり、それぞれの仕事に行くみんなを見送ったら、 昨日のライブ映像を確認する。
おれは演出担当だから、細かいところまで見ておかないといけない。
カメラ割り。
立ち位置。
照明。
メンバーの動き。
一つずつ確認していく。
『ここ、もうちょい引きで欲しいな……』
映像を止めて、少し戻す。
その時。
ふと、仁人が映った。
踊っている。
いつもの仁人。
真剣な顔で、美しくも激しい、ダイナミックなダンスだ。
『………。』
気づけば目で追っていた。
画面の中で仁人が動くたびに、視線がそっちへ行く。
別のメンバーが映っても、また仁人が映るのを待っている。
『…………』
一度、映像を止める。
なんで?
もう一度再生する。
仁人。
また目で追ってしまう。
『……あれ?』
こんなこと、今までなかったのに。
演出の確認をしているだけ。
なのに、
気づけば、仁人ばっかり見ている。
『…………』
ふと、あの時の言葉が頭に浮かぶ。
――いちばんよっしーのことかわいいって言ってるから。
――ほんとよっすぃーのこと好きなんだから。
『……いやいや。』
小さく呟く。
そんなわけない。
メンバーやから。
大事なメンバーやから。
かわいいと思うだけ。
……だけ。
そう思いながら、また映像を見る。
画面の中で、仁人が笑った。
その笑顔に、思わず胸が高まる。
『…………』
かわいくて、かっこいい……
……なんか、
……みんなと、ちょっとちゃう気がする。
コメント
2件
おお、第2話読み終えたわ!太智くんの「吉田さんだけが可愛い」って気づき始めてるの、めっちゃニヤニヤしちゃった😏 事故写真を「可愛い」って言い張るところとか、必死にメンバー全員可愛いって付け加えるのも、もう気持ちバレバレじゃんって思わず笑った。後半の映像確認で自然と仁人くんを目で追っちゃう描写がすごくリアルで、「あれ?」って自問するシーンが胸にきたわ。まだ自覚してないけど確実に特別な感情が育ってる感じがたまらない🔥 続きめっちゃ気になる!