僕と君…
全然違う
僕は静かで、いつも教室の隅で本を読んでいる、内気で友達も少ない
でも、君は元気で明るくて、スポーツ万能で、友達も沢山いて
ほんとうに、僕とは違う
僕の名前は、小林 優人(こばやし ゆうと)
大学1年、部活は特に入っていない
ずっと昔からスポーツは大の苦手で避けていた
よく目で追ってしまうあの子は、たしか
高橋 大輝(たかはし だいき)
大学1年、サッカー部に入っているらしい
それに友達からサークルに勧誘されて他のスポーツもしている
…
今日も何もせずに帰ろうと
席を立つと立ちくらみを起こし座り込んでしまった
教室には誰もいなくて
少ししたら落ち着くだろうと思いそのまま座って良くなるまで待とうと思っていた
少しすると教室のドアが開き
君が目の前に現れた
大輝:「大丈夫か?体調でも悪いんか?無理すんなよ。俺がおぶって家まで送ろか?」
優人:「あ、い、いや。大丈夫ですよ。ご心配なく、少ししたら帰りますので」
大輝:「そか、とりあえず体調良くなるまで俺一緒に居るわな!」
優人:「あ、ありがとう。でも、部活とかは大丈夫なの?」
大輝:「今日は早めに終わって帰るところや!俺と一緒に帰るか?」
優人:「あ、いや。多分帰る方向も違うと思うので大丈夫です。すいません、、」
大輝:「謝んなよ、謝ることしてねぇから」
今日はなんか、君のことを目で追いかけてしまったな。なんか、心がモヤモヤする。この気持ちなんだろう。僕は君のことが…
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