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※ヒロアカ
※チャットノベルでやろうかなとか思ってる
仮タイトル『星座に呪いを込めて』
どこもかしこもヒーロー , ヒーロー , って…
もう聞き飽きたよその言葉…
ヒーローなんかどうせ漫画とかアニメの世界でしかいないんだから ,
この “ 個性 ” のある世界でも , ヒーローなんか存在しない
存在してたら , 今こうやってヒステリックになった両親に殴られ , 蹴られ ,
犯されているボクを助けてくれる筈でしょ?
もうこの汚くて醜い人達とはおさらばしたいんだけど ,
あぁ , 結局来なかったな…
やっぱりヒーローなんかいないんだ
ヒーローは遅れてやってくるって漫画にはあったけど , …
遅すぎて助からない場合も想定してよ
誰か助けてよ , ッ
なんて , 悲劇のヒロインぶっても無駄か , 笑
──
「大丈夫か , お前 , 今にも死にそうだけど」
救いの一言は , あまりにも酷くて ,
明らかに顔もヴィランぽかった
けど
天使 希空『… , ねぇ… , 助けてくれませんか?笑』
「…きったねぇ笑顔 , …いいよ。助けてやる」
「お前 , 個性はなんだ」
天使 希空『“ 星座 ” …獅子座とかだったら獅子が出せる。』
天使 希空『一番いいのは…そうだなぁ…』
天使 希空『天秤座… , かな…対象の個性と対象を分離させて
個性を奪える』
天使 希空『だから , 個性を奪ったまんまで返さなかったら
その対象は無個性のまま生きていく』
その瞬間 , その人は気味が悪いくらいの笑顔でボクの腕を引っ張った。
「気に入った。アジトに案内してやるよ」
天使 希空『アジト , …何か格好いいね』
「んな凄いとこじゃないけど , 」
──
「お帰りなさい , 死柄木弔」
「…そちらの “ 女性 ” の方は?」
天使 希空『…笑』
「なんか死にそうだったから拐ってきた」
「成程…?」
天使 希空『天使 希空です。』
天使 希空『個性は “ 星座 ” です。』
天使 希空『男です(にこ』
「は?お前男なの?」
天使 希空『普通に付いてますよ』
「いや , それは言わなくていいですよ」
「あ , 私の名前は黒霧と申します。彼は死柄木弔です。」
天使 希空『へぇ…』
質素なアジトだな…
必要最低限のものを揃えてるだけかな…
あ , リンゴある…美味しそう…
黒霧「…リンゴ , 食べます?」
天使 希空『んえっ , いいんですかぁ!?』
黒霧「はい , 勿論です。」
黒霧「あとタメ口でいいですよ。面倒なので」
天使 希空『なら黒霧さんもじゃない?』
黒霧「私はこれが癖みたいなものなので」
黒霧「さん付けもいりません」
天使 希空『ふ ~ ん?』
死柄木弔「黒霧 ~ , 風呂沸かせ。こいつ入れる」
黒霧「あぁ , そうですね」
黒霧「少々お待ち下さい」
天使 希空『…初対面なのにこんなに尽くしてくれんの?』
死柄木弔「…似てるからな。俺と」
天使 希空『へぇ…』
死柄木弔「お前犬飼ってんの?」
天使 希空『飼ってないけど…なんで?』
死柄木弔「いや… , なんか歯形めっちゃあるから…」
天使 希空『あぁ… , そうだね。性欲にまみれたイヌはいたなぁ」
死柄木弔「! , そういうことかよ…(ボソッ」
やば , ちょっと暗くなっちゃった…
話題変えなきゃ…
天使 希空『はぁ…服買いたい , お洒落したい…メイクもしてみたい!』
死柄木弔「女子になる気かよ」
天使 希空『…女子になったっていいよね』
天使 希空『ママはそれを望んでたし』
死柄木弔「….変なの」
天使 希空『変でいいんだよ。』
…──
あぁ , 思ってもなかったヒーローだけど…
きっと , もっとも ~ っと楽しませてくれるよねっ
忘れさせてね , 今までのこと
天使 希空『ふふ , うさちゃんりんごにしちゃお♡』
──────────
名前 : 天使 希空
読み方 : あまつか のあ
年齢 : 分からない
誕生日 : 分からない
推定身長 : 152cm
推定体重 : 28kg
個性 : 星座
好きな○○
可愛いもの , 楽しいこと
嫌いな○○
両親 , 苦しいこと , 痛いこと
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