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え、え、やばいやばい、良すぎる、、、最高です👍
side SKR
俺はポトスの入口の扉を開けた 。 扉を開けるとカランコロンという鈴が俺を出迎えるように音を立てる 。 そうすると風景には落ち着くようなカフェが広がっている 。 いらっしゃーい というこのはの声に俺は反応してこくりと軽く頷いた
「 珍しいわね 、 こんな時間帯に来るなんて 。 しかもボロボロだし 笑 」
またケンカとかしたの ? 笑 そうことはは笑いながらも珈琲を出してくれた 。 この珈琲は市販で売ってるやつよりもよっぽほど温まる 。 そう1口飲んで俺は決意を決めてこのはに話した 。
「 なぁことは 。 」
「 ん ? どうしたの ? 」
「 俺さ 、 今日セーラー服を着た女に会ってきてさ 。 それで … 」
「 セーラー服 ? あんま見かけないな 。 … それで ? 」
「 なんか 、 帰り際に … 手を … 振られたら … さ … ⸝⸝⸝ 」
「 … なんで顔赤くなんのよ 。 」
「 その時 … 胸が … 締め付けられて … 。 ⸝⸝⸝ 」
「 ッ ! ! 」
目を丸くしたこのはは飲もうとしたはずの珈琲を吹き出してしまった 。 そのまま俺に掛かって俺は珈琲塗れ … 、 最悪だ 。
「 あんた … それもしかしたら ” 恋 ” してるかもよ ? 」
「 …… ッ ! ? ⸝⸝⸝ 」
俺もつい珈琲を飲んでいたところだから吹き出すところだった 。 俺は別に馴れ合うつもりもねえし 、 恋ってものもしたくない 。 … けど 、 やっぱあの女が気になる 。
「 こ 、 恋 … か 。 」
「 あんたが恋してるなんて風鈴のみんなにバレたらどうなるんだろうね 笑 」
「 そもそもお前言うつもりなのかよ 。 」
「 あえて言わないでおくわ 。 厄介事になりそうだし … 。 」
そう告げた後にこのはは 、 もう閉店の時間だから帰ってね 。 と一言だけ残して俺を店の出入口まで送ってくれた 。 そうして俺は家に帰ってもあの女の事が頭から離れなかった 。 これがもし蘇芳達にばれたら … なんてそんな簡単にはバレないだろうと信じてみた 。 そして風呂も入って色々と済ませたが … 寝れない 。 もしかしてあの女のことなのか 、 ?
「 … あぁ ” もう ! ⸝⸝ 」
何故か恥ずかしくなってくる 。 あの女は一体どういう存在なんだ ? 俺は今日あの女が言ってた言葉を思い出す 。 ” 私は私 。 普通の人間 ” という言葉だけが蘇ってくる 。 人間なのは分かるけどなんであんな事を言ったんだろうか 。 あいつ 、 なんかあったのか 、 ? そう何個も何個も考えているうちに気づいたら俺は眠りについて夢の中いた 。 それは何処か心が暖かくなっていくようですっかり短いように感じたが 、 何故か小さい女の子がいて 、 あの女らしき姿が見えたがそれは霞んで見えなくてそのまま目が覚めた 。
「 … はあ 、 なんだったんだ 、 ? 」
そう呟きを残して早く準備をして学校いつもの風鈴高校に行く準備をした 。 そしていつもの風景を通りすぎて行くといつもの学校が見えた 。 そう中に入って扉を開けると … 。 何故かあの女が居たんだ 。
「 … は 、 ? 」
その女の隣には梅宮が居た 。 俺は無視して中に入ると梅宮は俺の姿に気づき手を振った 。
「 おっ ! 桜ぁ 〜 ! 」
「 … うっす 。 」
「 あれ 、 あんた昨日の … 」
「 … なんでお前が ? 」
そう聞くとあの女は口を開いたが先に梅宮が口走ってしまった 。
「 そうそう ! この子風鈴に似合いそうだから誘っちゃったんだァ ! ! 」
えぇ 、 と俺は声に出してしまったがなんであの女は受け入れたのがいまいち … 。
「 まぁ 、 これからよろしく 。 」
「 ん 。 」
まったく桜は素直じゃねぇな ! 相変わらず ! という声が響いたのが聞こえたが目を逸らしながらも返事をした 。
「 てか 、 いつ決着つけんだよ 。 」
「 別に 、 いつでも構わないわよ 。 」
あの決着の事を思い出してあの女に声をかけたがその中で俺の何かが蘇った 。 そう 、 昨日見たあの夢 。 それと全く一致していた 、 あの夢は俺が小さい頃にあった出来事だったな 。 という事が思い出す 。 俺 …
“ あの女と会ったことあったっけ ”