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のりもちさん
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BLってあるじゃん?
俺と涼ちゃんのそんな話もネット上には溢れてるから、寝る前にベッドの中で、たまーに読んでるんだよね。もちろん💙💛限定ね!
で、これが結構過激で生々しい内容とかもあったりして、あ、これ涼ちゃんとやってみたいっていうプレイなんかもあるから参考にさせてもらってたり。もちろん涼ちゃんには内緒だけど。うっかり💛💙なんて読んだ日には、俺も挿れてみたいなんて言われちゃったら困るし。
で、そんな架空の話上の涼ちゃんは、「…あっ、やだっ…ひろ、とっ、恥ずかしい…」とか、「や、やめっ…、そんなとこ、舐めないでっ!」とか、めちゃくちゃ恥ずかしがりや。
でもね、実際の涼ちゃんって、そんな風に顔を真っ赤にして恥ずかしがったりしないのよ。
受け身なんだけどセックスには積極的だし、今日は俺が上に乗るからね〜なんて、嬉々として俺に跨がってくれるし。俺を気持ちよくさせるため、そして自分も気持ちよくなるために一生懸命に腰を振ってくれる。
涼ちゃん曰く、好きな人とせっかくセックスしてるんだから一緒に気持ちよくなりたいじゃない?って。そんな風に涼ちゃんって結構男らしくもあるわけで。
まあでも、気持ちよすぎてどろどろにとろけてる顔はめちゃくちゃエロいけどね。
それに最初っから、セックスにはすっごく協力的だったし。
―――――
『ねぇ、若井。いつセックスする?』
俺の家で晩ご飯を食べ終わり、並んでソファーに座ってテレビを見ているときに、涼ちゃんがいきなり聞いてきた。つい今しがたまで、動物番組を見ながら『見て、若井!あの猫ちゃん可愛い~!』とか言っていたのに。
『…んん?』
空耳かと思い、俺は首を傾げた。
『ほら、俺ら、付き合ってもう3ヶ月は経つでしょ?じゃあ、そろそろするかな〜なんて』
『あ、やっぱ空耳じゃなかったんだ』
確かにまだキス止まりだし、涼ちゃんは俺とセックスしたいと思ってくれてるのかな~とか、色々と考えちゃってましたけど。
『なにそれ。あ、もしかして…俺じゃ勃起しない?』
いやいや、しまくりだし。
何なら昨日だって、涼ちゃんとのセックスを想像しながら抜いちゃいましたけど!
『んなわけないでしょ!』
『あ、ほんと?よかった〜。じゃあさ、いつするか決めとこうよ。それまでに若井のがちゃんと挿入できるように、がんばって慣らしとくからね!』
『ちょちょちょ、待って待って待って!それは俺にやらせて下さい!』
ホッとした表情を浮かべている涼ちゃんを抱きしめる。
そこはほら、愛しい人の初めては最初っからほしいじゃない。自分の手でじっくりと時間をかけて、自分色に染めていきたいじゃない。
『え、いいの?じゃあ、お言葉に甘えて、若井にお願いしちゃおっかな』
『うん、任せといて!とりあえず何回か慣らしてからの方がいい?それともいきなり、最後までヤっちゃう?』
『ん~、どうせなら最後、まで…?』
『了解~!じゃあ、いる物買っておこうか』
テレビの画面には愛くるしい動物たちの映像が流れているのに、俺たちはスマホでセックスの時に使う物を検索し始めた。香り付きのローションは何種類もあったから、涼ちゃんにどれがいいか聞いたり、最初だからゴムはイボイボじゃない方がいいのかな?とか相談したり。
気分が乗っちゃったから、ついでにエッチな下着も買っておこうか?とか。涼ちゃんにはレースがふんだんにあしらわれた純白のベビードールとTバックショーツ、俺はかなり面積の少ないブーメランパンツも買っちゃったりして。
こうやって、初めてのセックスの準備を二人ですることが楽しかった。
恥ずかしがって全てをこちら任せにするんじゃなく、二人のことだからと協力的な涼ちゃんとの初夜は、それはそれは盛り上がりました。
―――――
「若井、ただいまー!」
玄関から涼ちゃんの声が聞こえてきた。去年からまた一緒に住み始めているから、こうやって涼ちゃんの帰宅の挨拶を聞けることが、ただただ嬉しい。
「涼ちゃんおかえり~」
「はい、おみやげ!」
ファンクラブ内での企画であるコーナーのため、涼ちゃんは一泊二日の弾丸ツアーを終えたばかりだ。
玄関まで出迎えてやると、靴を脱ぎながら紙袋を差し出してくる。受け取って中身を覗くと、色々な名産品が詰め込まれていた。
「いつもありがとう。あ、うどんもある。涼ちゃん晩ごはん食べた?」
「若井は?」
「俺は軽く食べちゃったけど、涼ちゃんがまだならこれ茹でようか?」
「ん~、お腹はちょっと空いてるけど、でも今はいいかな」
「え、食べないの?」
お腹が空いているのに食べないだなんて、どこか体調でも悪いのかな。移動距離も半端ないから、やっぱり疲れちゃったんだろうか。
心配な表情を隠しきれない俺に、涼ちゃんはちがうよと首を振った。
「だって俺、めちゃくちゃ若井とエッチしたかったんだもん。だから今日は朝からご飯の量を調整してたの。あ、でも撮影のときはいっぱい食べちゃったけど」
ダハァっと笑いながら、涼ちゃんが抱きついてくる。
「あ~、涼ちゃんのそういうとこ大好き!」
「俺も若井大好き~!あ、すぐシャワー浴びて準備してくるから、先に寝室に行ってて」
言うと涼ちゃんは急いで浴室へと向かった。
ね、セックスには積極的でしょ?
もう本当に可愛くて、愛しくて仕方がない。
今日もドロドロに甘やかしてとろけさせて、俺しか知らない涼ちゃんを堪能するとしますか!