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記憶喪失と俺。
俺は蓮。突然だが雪が記憶喪失にあった。理由は遊園地での地震。俺があの時、お化け屋敷に誘わなかったら―
ちょっと足を速めたら、そもそもこの日に遊園地に呼ばなかったら。・・・俺には雪と隣にいる資格なんてねぇ。
雪の親は優しく言ってくれたけど記憶とお金は変えられない。
・・・今日、雪が目が覚めたらしい。
もしかすると覚えてるのかも、っと思っていくと、
「・・・すいませんが、あなたは誰ですか?」
って。まぁ期待した俺がバカだったわ。まぁ軽く自己紹介して退散した。やっぱり俺には―
雪と隣にいる資格なんて・・・ねぇんだよ・・・。
ー次の日―
勿論学校のことも覚えてなくて。やっぱり俺のせいだ。って毎回思うようになった。
ー1週間後―
記憶を戻す治療を行うらしい。でも俺はいけなかった。いや、立てないんだ。なんか足がむくんで。
なんでだろう・・・親には昔から言ってるんだけど。無視されるか”気のせい”で終わってしまうか。
ー2週間後―
フラッ
やべぇ・・・
流石にこれはいかないとヤバくねぇか?
バタッ
あ・・・俺の人生終わった・・・
ギュッ
「れ、蓮?!大丈夫?!」
そこでプツンと記憶が途切れた。
次、目が覚めた時は泣いていた雪がいた。
「・・・雪。」
「・・・蓮・・・起きたの?よかったぁ・・・」
チュッ
「ひぇっ///」
「・・・雪の記憶が戻ってうれしい。俺。」
「・・・あのね、蓮・・・蓮は甲状線機能低下症っていう病気でね、・・・連の場合はこんな年まで放置してたから・・・蓮は、一生、立て、ないっ・・・」
ギュッ
「・・・ありがと。・・・俺もうすうす気が付いてた・・・泣かせて、ごめんな。」
「ううん。私連のこと好きだからいいんだよ!!」
ゑ・・・記憶が戻った後も・・・俺のこと好きなのか?
「・・・連のお母さんに聞いたけど毎日夜に泣いてたんだよね・・”俺には雪と隣にいる資格なんてねぇ。”って・・・雪のせいでごめんね。」
「・・・俺があの時に遊園地に誘わなければ・・・あの時に・・・お化け屋敷行くことを提案してなかったら・・・」
あれ・・・どうして俺は泣いてるんだ。
ギュッ
「・・・泣かないで蓮。・・・///蓮、好きだよ。もう、それは気にしなくていいんだよ///今雪はここにいるし」
ニコニコ
「///俺も雪のこと、好き///」
ギュッ
「うん!!」