テラーノベル
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トラォ
107
ゲスト
47
いつもの部屋
さっき買ってきたエナジードリンク
コンビニの袋
全部がいつも通りだった
今日はグループのメンバーとゲーム配信。
配信前に全員とボイスチャットを交わす
『今日はゲームの誘いに乗ってくれてマジ感謝です。みなさんお忙しいだろうに、本当にありがとうございま〜す!』
今日はSNSで見つけたオンライン型協力系ゲーム。
グループのチャットで誘いをかけたら全員来たことに正直言ってビックリしたし、ありがたかった。
『全然大丈夫だよ〜』
『いるかこのゲームしてみたかったしよかったよ!』
『あ、じゃあタイミング良かったんだ』
『何よりみんな集まったのが一番面白いでしょw』
なんてたわいのない話をしていれば配信時間はすぐに迫っていた。
ゲームでは仲間の協力プレイや、裏切り、1人を強く責めたりいつも通り仲良く殴り合っていた。なんと言っても絡みが一番撮れ高が良い
いるかや琴音さん、Rei7とあゆむ、詠太とレヨン。そして俺と虎さん、Y4T4ベッドズがまた変な絡み方をしてバカみたいに笑い合ってすぐに配信終了時間が過ぎた。
『いや〜今日は一緒にこのゲームプレイしてくれてマジでありがとうございます!』
『いやいや全然!』
『なんならまたみんなでやりたい!』
『とか言って2度としないやつ』
『言い方わっるw』
配信が終わってもバカ話は続いた
『それじゃあお疲れ様でした〜』
その言葉だけでみんなはボイスチャットから抜けていく。
グループのチャットではまだバカ話をしていたり、角煮の話してたりいつも通りだった。
俺はパソコンから離れベッドに倒れ込んだ。
何年この活動をやっていけるのか、
今の俺は本当にこのままでいいのか、
俺はこのまま上へと上がっていけるのか、
悩めば悩むほどキリがない。
そんな時個人チャットでメールが来た。
『大地くん、今日はゲーム誘ってくれてありがとうございました。このあとお時間ありますか?以前一緒に行った飲み屋でまた飲みませんか?』
敬語とタメ語が混じった虎さんらしいメール。
俺はそれがどうしようもなく愛おしく感じた。
以前行ったあの飲み屋、
あそこは雰囲気も良かったし飯もうまかった。
だからこその返事のメールを送った。
『あそこの飲み屋、メニュー全部うまかったんでヤタメン全員誘ってうちあげ的な感じでみんなで行きませんか?』
今日みんなで配信をしたからこそ、
飲みの誘いはみんなを誘いたかった。
ただその時そう思っただけの発言だった。
『実は大地くんとだけで飲みたいんですけどそれでもいいですか、』
こんな返しがくるなんて思ってもしなかった。
俺的には別に構わなかった。ただなぜか一瞬心臓の脈が上がった気がした。
恋愛漫画を読んでてもこんなことはなかった気がする。気がするだけだ。
『構いませんよ!何時から空いてます?一緒にいきましょう!』
また2人で飲めるなんてなぜかとても嬉しい気がした。今までもたまーに飲みに行っていたが脈は上がるしなぜかとても嬉しいし、何か自分がおかしい気がした。
あの日から、心の隙間が大きく空いた時からなぜか自分が変わってしまった気がした。
コメント
1件
おお、第3話お疲れさま! 配信の賑やかさと、終わった後の静けさのギャップがめっちゃリアルで刺さったわ。特に、大地くんがベッドに倒れ込んで「このままでいいのか」って悩むシーン、なんか胸にくるもんがあるよね…。 で、虎さんからの「2人だけで飲みたい」ってメッセージ。 あの脈が上がる感じ、恋愛漫画じゃ味わえないって言うの、わかる気がする。 「心の隙間が空いた時から」って伏線っぽいのも気になるし、続きがめっちゃ気になる🔥