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「メコン教はその法を逆手にとり、4年ほど前から別の薬物を配合した──明らかに本来の用途から逸脱したお茶を、信者内外に流しています」
依存性の高い薬物が、人体と脳にどれほどの悪影響を及ぼすか。
戦争後、薬物を厳しく取り締まった先代国王を父に持つ国王陛下は、理解されているはずだ。
ただし、この件だけでは国王は大きくは動けないだろう、とジークフリート殿下は仰っていた。
メコン教には、王妃殿下やベネディクト公爵家に取り入る多数の貴族も入信しているためだ。
だから──はじめから、国王陛下にお願いするのは、この一点のみ。
「メコン茶の常飲は、もはや宗教行為とは呼べません。そして症状を鑑みても、王太子殿下は殊に覚醒作用が効きすぎる体質のようです。……お世継ぎの御身を案じられるなら、どうか、王太子殿下のメコン茶常飲を禁**************************
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