某バンドのBL作品になります。その為R18展開じゃなくてもR18付けてます。
ドエロいのを期待してた方はすみません。
mtk×hlpになります。mtkが狂気的な作品になるので苦手な方はご注意ください。
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「ねぇ、若井……俺の事好き?」
この言葉に俺は何て答えを出すのが正解だったのだろう
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若井side
最近メンバー内の空気が悪い気がする。
いや、気がするじゃなく悪い。
レコーディング、メディア撮影、雑誌、個々の仕事、その他と本当に休む暇がないってほど時間に余裕がないからか皆自分自身にも余裕がない状態になっている気がする。
特に元貴は楽曲の作成からプロデュースまでもやっているから一番忙しい。
そして今、核である元貴の機嫌が最悪すぎて空気が悪いのだ。
そして元貴からの目線……いや、視線が如何せん怖い。
付き合いが長い分、元貴が何となく考えている事は分かってきていたが、今の元貴に関しては理解が出来ない。
特に何かヘマして足を引っ張ったりしたつもりはない。
あ、某雑誌に最近スッパ抜かれたが、アレもふたりはガゼだと分かってくれている。
とりあえず今日も極力元貴には近付かずかない様にしよう……涼ちゃんと話出来そならしよう……
今日の元貴があまり機嫌悪くありませんように
そう願って俺は家を出た
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さいっあくだ。
この世には神様はいねーのかよ…朝出る時の俺の願いはどーなった……
あれか、元貴が神様(ケ〇ラ〇ラ)だから願っても俺の願いはだめだったのか……
もうこんな支離滅裂なことを考えてしまうほどにスタジオ内はの空気は本当に最悪だ。
元貴は今日も今日とて機嫌が悪かったことは置いといて、俺は涼ちゃんと話をしていた。
何となく元貴の視線を感じていたので刺激しないようにと涼ちゃんと話し合い、スタジオの端でふたりで話ていた。
にもかかわらず、どんどんと機嫌が悪くなる元貴。最終的には「今日は止めよう、歌えない。」と言い出した。
まあ俺らふたりも元貴が歌わなければ始まらないところまではやってきてはいたのでそのまま元貴の意見に同調し、帰宅することを決めた。
このまま帰ってゆっくりしてもいいけど何となく帰りたくなくて涼ちゃんを誘ってみようと思った。廊下の角にいる涼ちゃんを見つけ声をかける
若井「ねえ涼ちゃん!せっかくだからこのあ、と、、」
「ねえ、せっかくってなに?」
廊下の角にいた涼ちゃんの向こう側、俺の死角に
元貴が居た
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