コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
YouTube撮影の休憩時間。
「ねーねー、恭平?」
暇になった○○は、隣でスマホを触ってる恭平に話しかけます。
『んー?どしたー?』
「好き」
ゴトッ!
突然そんなこと言うもんだから持ってたスマホ落としてゆっくりと顔を○○の方に向ける恭平。
『…は?』
謙「っ、ww」
面白くて面白くてww
和「え、なになに??どないしたん」
他のメンバーも訳が分からずただ混乱。その中で唯一事情を知ってる長尾謙杜です。
『いやっ、え?突然どしたん』
「好きだから〜」
そう言って○○はニコニコ。
謙「○○○○、俺は?」
「謙杜も好き〜」
謙「だけど??」
「だけど恭平の方が好きー」
大「待って待って、○○どうした!?」
謙「今日、恭平好き好きデーなんですよ」
駿「初めて聞いたわ」
奏「あ、○○さんいいですか〜、あれ、もしかして、イチャイチャタイムしてました?」
流「その、もしかして、です。w」
奏「ちょっと来られます?」
「恭平も行こ〜」
『えぇ、俺も?』
奏「次のドラマオファーが来ていたんですけど、断ってもいいですよね?」
「え、何で?」
奏「あなた今何クール連続か分かってます?」
「分かってるよ、けど、」
奏「まともに休み取ってないでしょ」
「いや、でも、」
奏「特にこの2クールは、怖い役だった。役にのめり込んで、いつか壊れるんじゃないかって心配だった」
「それは、、ごめん、」
奏「だから。1回、お休みしよう?」
「…それでも、私を必要としてくれてるなら、」
奏「○○さん。」
「…ごめん、」
『○○!どこ行くん!』
奏「ごめんなさい、高橋さん、説得、手伝ってもらってもいいですか?」
『もちろんです』
流「○○〜!どしたん〜!」
ギュッ
「もう、嫌だっ、泣」
謙「どしたん?」
奏「○○さん居た、!」
丈「何があったん?」
『いや、、』
奏「○○さん。」
「オファーが来てるならやる。断らない。」
大「なるほど、?」
奏「うん、だけどね休んで欲しい。」
「でも、!!」
奏「○○ちゃん!」
「うんっ、泣」
奏「僕は、○○ちゃんを幼稚園の頃からずっと見てきた。その頃から隠すのが得意で中々泣かなかった。」
和「幼稚園の頃から?」
奏「でも、あの日、泣いて、喚いて、離れたくないって言ってくれたの、嬉しかったんだよ?あの○○ちゃんが気持ちを伝えてくれたんだって。」
「うん、」
奏「それ、お父さんお母さん、知ってる?○○ちゃん、言ってないんじゃない?」
「知らないと思うよ」
奏「でしょう?小さい頃から隠してきた○○ちゃんは、今、本気で隠したら、誰にも、分からないと思う。辛い、苦しいって思ってても、○○ちゃんは隠すから。僕たちは気付けない。」
丈「確かに、」
奏「僕は、それが怖い。」
奏「1回、リセットして、楽しく仕事して欲しいから。その為に休みが必要だと思う。」
奏「どうかな。」
「…うん、分かった、」
奏「ありがとう。じゃあお断りの連絡しておくね。」
「ありがと、」
奏「じゃ。」
大「いやいやいや、じゃ。じゃない!!ww」
流「え、どういう関係!?w」
『もしかして、幼稚園の頃からストーカー、』
奏「ストーカーじゃないですよ!!w」
奏「東京にいた頃の幼なじみなんです。」
丈「あれ、賢人も、」
奏「はい。家が近所で。よく4人で遊んでました。」
謙「知らんかったわ、、」
奏「まぁ慣れましたからね、この関係に。」
「恭平、、」
流「ん、行っておいで」
ギュッ
『ゆっくり休んで、いっぱい食べて、程々に頑張ればええ。あんたは、よー頑張っとる。ちょっと休んだくらいで声が掛からんくなるわけないから。安心して休も。な?』
「うん、っ、」