今日コレでおしまいな
(夜。真選組屯所・会議室)
土方「……蛇ノ眼、だと?」
近藤「あぁ。上から情報が入った。江戸の裏で不穏な動きがあるらしい」
沖田「また攘夷残党ですかィ。いい加減しつけぇっすねぇ。まるで腐った豆腐みてぇにいつまでも残ってやがる」
土方「お前の例えが毎回胃もたれすんだよ」
近藤「冗談抜きで、あの連中が本気なら厄介だ。幕府中枢の連中も警戒してる」
土方「……そうか。となると、あの銀髪のバカも――」
(窓の外に目をやる)
土方「動いてやがるな」
(シーン転換:とある廃倉庫)
銀時、潜入中。
辺りは静まり返り、かすかな足音だけが響く。
銀時(心の声)「……やれやれ、まるで昔の悪夢みてぇだな。闇の中に潜って、クソみたいな相手の顔見に行くとか……」
暗闇の奥から、低い声。
???「……銀髪の侍、か」
銀時、警戒。
銀時「……誰だ?」
光の中に現れたのは、黒装束の男。背中には、蛇のような紋章。
銀時「……蛇ノ眼の連中か。あいにく、昔っから蛇は嫌いでな。食うときも蒲焼き派だ」
男「冗談を言う余裕があるうちはいい。お前も、すぐ黙る」
(ドシュッ!と銃弾がかすめる)
銀時「っ……!?」
(すぐさま木刀を構える)
銀時「派手な挨拶だな。礼儀ってのは“こんにちは”からだろ」
激しい乱戦。
銀時は応戦するが、敵の数が多い。
だが、彼の動きは鋭く、確実に相手を制圧していく。
銀時「……まったく。昔と変わらねぇ。誰かのために刃向けるより、自分の飯のために刃向けてくる奴のがよっぽどタチ悪ぃな」
だが、そのとき。
銀時の背後に忍び寄る影。
(ガンッ!!)
鉄棒が直撃。
銀時は倒れ込む。
銀時「くっ……!」
目を細める銀時の前に立つのは、蛇の刺青を持つ女。
女「……久しぶりね、坂田銀時」
銀時「……誰だ。てめぇ」
女「名乗るほどの者でもないわ。ただ、あなたの“仲間”に用がある」
銀時の眉がわずかに動く。
銀時「……仲間?」
女は不敵に微笑む。
女「“狂刃の娘”——彩音よ」
銀時の瞳が、一瞬で変わる。
(数時間前・万事屋)
静かな昼下がり。
彩音は外を眺めながら、どこか落ち着かない様子だった。
神楽「彩音、顔色悪いアルよ」
新八「銀さん、まだ帰ってこないし、もしかして……」
彩音「……心配しても仕方ねぇ。あいつは、あいつだ」
そう言いながらも、拳をぎゅっと握りしめている。
(微かに包帯が見える)
神楽「また拳、傷ついてるネ」
彩音「……別に」
新八「別にって顔じゃないですよ」
少し間があって、彩音が静かに言う。
彩音「……蛇ノ眼、って言葉を聞いたんだ。桂から」
新八「え?」
彩音「あいつらは、私の過去に関わってる連中だ。私の家……いや、“狂刃”の名を壊した奴ら」
空気が一気に重くなる。
神楽「彩音……」
彩音「あの夜、私は全部失った。だから、もう刀なんか握らねぇって決めた」
彼女の拳が小さく震える。
彩音「けど……もし銀時が、あいつらのせいで危険な目に遭うなら」
新八「行くんですか?」
彩音「……当たり前だろ」
(夜、倉庫にて)
銀時は捕らえられ、鎖で縛られていた。
周囲には蛇ノ眼の連中。
女「あの娘、あのときは生き延びたけど……今回は無理ね」
銀時「……あいつに手ぇ出したら、ただじゃおかねぇぞ」
女「どうかしら? もう“狂刃”の名も忘れかけてるくせに」
銀時の瞳が光る。
銀時「……あいつの“今”を、勝手に語んな」
(鎖を力任せに引きちぎる)
女「何!?」
銀時「俺の女に手ぇ出す奴は——まとめてぶっ飛ばす」
(木刀を掴み、一直線に突進!)
その瞬間。
倉庫の天井が砕ける。
彩音「……そいつに、触るんじゃねぇ」
光の中、血まみれの姿で彩音が立っていた。
銀時「彩音!? お前、体が……!」
彩音「黙れ。……この拳がまだ動くうちは、止まれねぇんだよ」
(敵の群れへ突っ込む)
女「……やはり、あの娘の血はまだ消えていなかったのね!」
戦場のような倉庫。
銀時と彩音、背中合わせに敵を迎え撃つ。
銀時「バカが……来んなっつったろ」
彩音「バカはお前だよ。仲間を置いて行く奴がどこにいんだ」
銀時(笑う)「……お前、ほんっと昔から勝手だな」
彩音「誰に似たと思ってんだ、バカ」
激しい拳撃と木刀の斬撃が交錯する。
Foooooooooooooo
今主の頭の中では主が銀さんとピーーーーーーーーーーしてます
さっきまではごじょせんとピーーーーーーーーーーしてました。
多分夜にはお二人の中の人とピーーーーーーーーーーしてます







