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mga短編集

第13話 - 甘々🔞 ※長いです

2,889

2025年12月05日

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#Mrs. GREEN APPLE

なぎさ

静かな夜の帳が降りた一室。テレビの微かな光が、部屋の輪郭を浮かび上がらせていた。二人きりの柔らかなソファに身を寄せ合っている。

「見て！若井！これ、僕だよ」

元貴が、不意に子供のように弾む声を出した。その白い指先は、弾んだ心のままに滉斗の服の裾をそっと掴み、画面を指し示す。テレビに映し出されたのは、光を浴び完璧な“大森元貴”を演じている、華やかでまばゆい姿。まさに、世間が憧れるスターの肖像だった。

「ねぇ、この僕と今の僕、どっちがカッコイイ？」

二重の大きな瞳を、夜空の星のようにきらめかせながら、元貴は問う。彼の視線は、評価ではなく、ただ滉斗ただ一人の愛を求めている。

「んふふっ、うん……どっちもカッコイイよ？…………でも、」

滉斗は優しく目を細めた。愛しい人の無垢な問いに、彼は真実を贈る。

「……俺にしか見せない、今の元貴の姿の方が好き。」

そう言って、熱に浮かされたような元貴の頬を、両手のひらでそっと包み込んだ。その手つきは、彼を世界から隠すように、大事な宝物を扱うように、限りなく優しい。

温かい掌の感触に、元貴の思考が一瞬、白く溶けた。だがすぐにふにゃり、と春の雪のように蕩ける笑顔を咲かせる。

「本当？ありがと……」

甘やかな愛の告白に満たされながらも、元貴はまたテレビの中の自分を指さす。

「あ、ここの僕結構カッコよくない？」

もっと褒められたい、この人に全てを認めてほしい。そんな純粋な欲求が、彼の瞳を潤ませていた。

「ふははっ、うんうん……可愛いね。」

滉斗の返事に、元貴は不満げに唇を尖らせる。

「えー、可愛いじゃなくて、カッコイイの！」

その抗議の言葉とは裏腹に、拗ねたように突き出された唇は、あまりにも魅惑的で…。滉斗の口元が緩む。

「うん、……やっぱ可愛い」

元貴の頬を包む指先に、かすかな力が籠る。その愛おしさに、もう抗えない。元貴は一瞬、眉をひそめたが、すぐに全てを許すように笑顔に戻った。

「もう、からかってるの？」

ぶつぶつと文句を言いながらも、滉斗の愛情に満たされた元貴の身体は、嬉しさに揺れる小鳥のように律動し始める。

滉斗は微笑み、テレビに視線を戻すふりをしながら、元貴の頭に手を伸ばし、柔らかな髪をそっと撫でた。そして、そのまま彼の温かい頭頂部に鼻を埋める。

「んー…元貴いい匂い……」

それは、甘やかな、滉斗だけの秘密の匂い。

頭を撫でられながらテレビを見ていた元貴の視線は、自然と匂いを嗅ぐ滉斗へと向けられる。

「あ、ちょっ…と！何嗅いでんの、僕も嗅いでやるっ」

可愛らしい抗議の声を上げながら、元貴は無防備な滉斗の胸元へ、抱きつくように身を投げた。

愛しすぎる仕返しに、滉斗はたまらず笑う。

抱きしめてきた小さな背中に腕を回し、優しく、しかし離さないとばかりにぎゅっと抱きしめ返す。

抱きしめ返された腕の力強さに、元貴は絶対的な安心感を覚えた。彼の胸に抱かれたまま、顔を上げると、そのまま滉斗の首筋に顔を埋める。

「んん…いい匂い…」

「…いい匂い？それはよかった。笑」

元貴の顔が上がり、彼の吐息が首筋をくすぐった瞬間、滉斗の心臓が激しく跳ねた。

「元貴…」

名を呼ぶ滉斗の声に、熱が混じる。

元貴は応えるように「ん…」と短く返事をしながら、次の瞬間、滉斗の白い鎖骨のくぼみを、まるで甘い菓子を味わうように、軽く、しかしはっきりと噛んだ。

「いててっ、噛むな！もう…………、っ」

言葉を飲み込み、滉斗は元貴の仕返しに応じるように、彼の細い項に顔を埋めた。

白い肌が露わになったところに、ためらいなく痕をつける。

「あっ…ちょっと…」

噛まれた元貴の身体が、電流に打たれたようにピクッと震える。言葉は抵抗を示しても、その身体は正直に、甘い快感を求めていた。彼の身体は固まったまま、滉斗を押しのけることはしない。

その無防備な反応が、どれほど愛おしいか。滉斗は名残惜しさに一息ついてから、首筋から離れた。

「…仕返し。」

元貴は唇を尖らせ、少し拗ねたような表情を浮かべる。

「…ひどい。」

そう言いながらも、先ほどの熱い仕返しが嬉しかったのか、その口元には小さな笑みが浮かんでいるのを、滉斗は見逃さなかった。

「元貴…ひどいって言うわりに嬉しそうだね？笑」

覗き込むように、顔を近づける。その愛に満ちた視線に、元貴はすぐに顔を赤らめ、目を伏せてしまった。

「そ、それは…」

言葉を濁しながら、抵抗のように滉斗の胸を軽く押す。その控えめな力に、滉斗はくすくすと喉を鳴らした。

「かわいいなあ、元貴……」

再び、その愛しい体温を確かめるように、元貴を強く抱きしめる。そして、彼の震える肩に、その愛の証を刻むかのように鼻を埋めた。

抱きしめ返された滉斗の肩に顔を埋めた元貴は、そのまま彼の広い背中に回した手で、トントンと規則正しいリズムを刻んだ。それはまるで、幼子を寝かしつけるような、穏やかで優しい仕草。

「……僕も、滉斗がかわいいよ」

愛しい人の温もりに包まれながら、元貴は小さく、しかし確かな言葉を紡いだ。

「えぇ？……俺？俺は可愛くないでしょ、ふふっ」

元貴の言葉に、滉斗はくすりと微笑み、肩に埋めた鼻先を元貴の肌にすり寄せ、その秘密の匂いを深く吸い込む。

「…なんか甘い匂いするね、元貴。……香水つけてないの？」

滉斗の無邪気な問いかけに、元貴は瞳を細めて、否定するように笑う。匂いについての問いに少し考えを巡らせる。

「香水は付けてないけど…僕の体臭かな？滉斗はどんな匂いがする？」

純粋な好奇心に満ちた目で滉斗を見つめながら、元貴はくんくんと鼻を鳴らして匂いを嗅いだ。その仕草に、滉斗はひどく照れくさくなるが、同時に微笑ましく思う。

「えー、なんも匂いしないよ、柔軟剤の匂いでしょ」

「柔軟剤の匂いもいいね、好きだな。」

滉斗の胸に抱かれたまま、元貴は満足げに目を細めていたが、突然、小さな身体を起こし、真正面から滉斗を見つめた。

「ねぇ、滉斗」

「ん？……どうしたの急に」

躊躇いがちに、元貴は言葉を選ぶ。その仕草は、彼にとってこの言葉がどれほど特別なものかを示していた。

「………甘えてもいい？」

普段の強気な面影は消え、恥ずかしそうに、指先で滉斗の胸元をトントンと叩く。

「…っ、…………もう甘えてんじゃん。」

元貴の言葉に、滉斗の心臓はドクッと鳴ったが、すぐに笑って誤魔化した。

元貴は一瞬、滉斗を見つめた後、すぐに顔を赤らめて俯いてしまう。

「ちがうもん…」

そう言って、もじもじと手で滉斗の胸を押す。しかしその手つきは優しく、遠慮がちだ。

「甘えてもいいー？ねぇー」

甘えるという行為そのものに、許可を求める。その矛盾した可愛らしさが、滉斗の理性を溶かしていく。

「いいよっ、いいってば！笑」

胸を押されくすぐったそうに身をよじりながら、滉斗は元貴の身体を軽々とは抱き上げ、あぐらをかいた自身の膝の上に座らせた

「…ほら、甘えてきていいよ。」

滉斗の膝の上に座らされた瞬間、心臓がさらに速く脈打つ。元貴は滉斗の首筋に腕を回し、小さく「ん…」と唇を動かすと、そのまま彼の胸に顔を埋めた。

抱かれた胸の中で、元貴は大きく息を吸い込む。

「すー……はー……」

何度も、何度も、深く吸い込んで吐く。まるで彼の匂いを自分の身体に取り込むかのように。

「……そんなに嗅がれたら恥ずかしいんですけど。ふふっ」

滉斗はまるで赤ちゃんのような元貴の仕草を愛おしく思いながら、優しい手つきで頭を撫で続けた。

撫でる手に、元貴はさらに胸に顔を埋め、「んん…」と小さな唸り声を上げる。

やがて顔を上げて滉斗を見つめ、濡れた瞳で訴える。

「…だって滉斗の匂い好きなんだもん」

そう言うと、またすりすりと胸に顔をこすりつける。

そして、その両手で滉斗の頬を包み込み、あらゆる角度からその顔を堪能するように見つめ回した。

――あー…かわいい、超かわいい…俺の彼氏超かわいい……

滉斗は、その愛しさに身悶えながら、この満ち足りた幸福を噛み締めた。

「ちょっ…何なのほんとに！」

「なにって、滉斗を堪能してるんだけど」

元貴は悪戯っぽい笑みを浮かべると、頬を包んでいた手を離し、その指先で滉斗の唇をそっと撫でた。

指先は唇から離れると、徐々に下へと滑り降りていく。

「…首筋も綺麗だね、滉斗

かわいいー……」

そして、彼の言葉通り、元貴の唇が滉斗の首筋に寄せられた。

元貴の積極的な愛撫に、滉斗は調子を狂わされる。しかし、同時に理性が限界を迎えようとしていた。

「っ……可愛いのはそっちでしょ。」

その言葉を言い切る前に、滉斗は元貴の顔を両手で掴み、彼の唇を奪った。

突然のキスに元貴は驚きながらも、すぐにその熱を受け止め、優しく口づけを交わす。

「ん…んぅ…」

滉斗のキスに応えるうちに、元貴の理性は徐々に麻痺していく。彼もまた、さらに深く口づけを重ねた。

「はぁ…」

唇を離した後、荒い息を吐きながら滉斗を見つめる元貴の瞳には、興奮が宿っていた。

滉斗もまた、キスの最中に聞こえる元貴の吐息や、掠れた声に胸が締め付けられていた。

「うん………やっぱり可愛い…」

再び唇を離し、照れながらも微笑むと、元貴の頭にキスを落とす。

「もう…キス魔。」

頭に軽くキスを受けた元貴は、嬉しそうに目を細めた。言葉とは裏腹に、顔は満面の笑みに満たされている。

「…仕方ないじゃん、元貴の肌全部まっしろで可愛くてキスしたくなるの！」

キス魔と言われてケラケラと笑いながら、滉斗は元貴の指先や二の腕にキスを落としていく。

二の腕や指にキスをされる元貴は、くすぐったそうに身体を震わせながらも、その行為を喜んでいた。

元貴は再び滉斗に抱きつき、彼の頬に唇を寄せた。

「僕からも、キスしたい……」

甘えるように声を低くして囁くその切実な要望に、滉斗の胸は締め付けられる。

「……ふふっ、いいよ」

「んっ…はぁ…」

滉斗の許可が下りると、元貴はさらに甘えるように唇を尖らせ、滉斗の首筋や頬に「チュッ、チュッ」と可愛らしいキスを繰り返す。

「…大好き」

そう言いながら、さらに抱き寄せて身体を密着させる。

「んっ……ねぇ、口は……？」

元貴の可愛いキスに、滉斗の口元は緩みっぱなしだ。彼は、一番欲しいキスを催促した。

その言葉に元貴は一瞬ためらったが、すぐに顔を赤らめながらも頷く。

「う、うん……」

そうして、元貴の唇がゆっくりと、しかし確実に、滉斗の唇に重ねられた。

「ん…はぁ、んむ…」

元貴の舌が、わずかに滉斗の口内をかすめる。

滉斗は、元貴からキスをしてくれることが嬉しくて、すぐにそのキスに応えた。

「んっ…、ん、……元貴…はぁっ……かわぃ、」

元貴の舌が入ってくると、すかさず自分の舌を絡めさせる。

舌が絡められる感触に元貴の身体は震えたが、止めどなく湧き上がる快感に、彼の頭はぼんやりと麻痺していく。

「ん、んんっ…はぁ…」

二人のキスはどんどん深くなり、お互いを貪り合うような激しい口づけへと変わっていった。

「…はぁ、滉斗…」

キスの合間に、元貴は切なげに愛しい人の名を呼ぶ。

滉斗は、元貴の顔が愛欲に蕩けてきたのを見て、そっと唇を離した。

「あはは、……顔真っ赤だよ、元貴。」

唇を離した後も、元貴はしばらくぼんやりと滉斗を見つめたまま、赤くなった顔で荒い息を吐いていた。

「…うぅ、だって滉斗が…」

言葉を濁しながら、両手で顔を覆う。指の間から覗く耳まで、真っ赤に染まっていた。

滉斗は、元貴の両手をそっとどかし、その火照った顔を覗き込む。

「……かわいい………。キスしただけなのに…」

「だ、だって…滉斗とするキスは…」

元貴は恥ずかしそうに小さく呟き、ゴクリと唾を飲み込む。

「なんか、いつもよりずっと…」

言葉を続けられず、慌てて俯く。

元貴が恥ずかしがっているのを見て、滉斗は意地悪な感情を覚えた。

「えー？なになに、最後まで言ってよー…」

「うぅ…そ、その…」

躊躇いながらも、元貴は俯いていた顔を上げて滉斗と目を合わせた。潤んだ瞳で見つめられると、滉斗の心臓はさらに速く鼓動する。

…興奮、する…し、……

消え入りそうな声で、愛しい人は真実を告げた。

潤んだ瞳でその切実な告白をされた瞬間、滉斗の胸は愛おしさで締め付けられた。

「ッ………か、わいいい…っ」

心から不意に漏れたその言葉は、元貴の消え入りそうな声への、偽りのない称賛だった。滉斗は愛しさに唇を緩める。

滉斗の反応に戸惑いを見せながらも、すぐにその愛しすぎる表情が可愛くて、元貴はふわりと微笑んだ。

「な、なに…急に…」

顔を赤らめ、そっと唇を尖らせる。その仕草は、滉斗の心をさらに鷲掴みにした。

「なに考えてるの…」

「ん？何考えてるのって…そりゃあ元貴のこと。元貴かわいいなって…常に思ってんの…」

そう囁きながら、ソファに座っていた滉斗の身体が、元貴の方へとゆっくりと体重を傾けていく。

元貴は驚きに目を大きく見開き、息を呑んだ。心臓が激しく鼓動し、顔が熱に焼かれたように赤く染まっていく。

「ちょ、ちょっと…滉斗…」

押し倒されそうな状況に戸惑いながらも、元貴には愛しい滉斗を押し返すことなどできやしない。ただただ、その熱を受け止めるように、身体を硬くするだけだった。

元貴が抵抗しないことを知っている滉斗は、ニヤニヤと悪戯な笑みを浮かべながら、元貴の身体をゆっくりと、確信犯的に押し倒していく。

「……可愛い。」

そう呟くと、元貴の左手首を掴み、そのままソファへと押し倒した。

元貴は、ついに滉斗に押し倒され、ソファに横たわった。左手首は滉斗の大きな手に捕らえられたままで、元貴は慌てて右手で滉斗の胸を押す。

「あ、あの…こ、これ…」

自分の上に覆いかぶさる滉斗の雄々しい体躯に、元貴の顔は真っ赤に染まった。しかし、その体勢にある滉斗が堪らなくカッコよくて、元貴は抗うのをやめ、代わりに両手でそっと滉斗を抱きしめ返した。

胸を押しながらも、すぐに抱きしめてくる元貴の矛盾した可愛さに、滉斗の愛は溢れ出す。

「…元貴……」

滉斗は優しく抱きしめ返しながら、元貴の繊細な首筋に唇を寄せた。

「……んっ、ちゅぅっ……」

突然のキスの感触に、元貴の身体が電撃のように震える。首筋に唇が触れた瞬間、ビリッとした快感が走り、思わず切ない喘ぎ声が漏れた。

「あっ…ちょ、ちょっと…なに…」

戸惑いながらも、愛しい人の腕の中で、元貴はされるがままになっていた。

「……っちゅ、…んっ………嬉しいくせに〜ふふっ」

元貴の反応に、滉斗はニヤリと笑って、キスの合間に囁く。

続くキスの感触に、元貴の頭は快感でぼんやりとしていく。本能は滉斗を求めているのに、理性ではまだ、この状況に恥ずかしさが勝っていた。

「ち、ちが…うぅ…」

言葉とは裏腹に、滉斗をさらにぎゅっと抱きしめる手に力が籠もる。

元貴がまだ羞恥を捨てきれていないことが、滉斗には可愛くて仕方ない。その愛おしさが、キスを自然と深く、熱くしていく。

「…んんっ、…元貴……かわいいね…」

深くなるキスに元貴の頭は真っ白になった。舌が絡み合う粘つくような水音が密室に響き渡り、二人の息遣いはどんどん熱を帯びていく。

「んんっ…んぅ、はぁ…」

夢中なキスの合間に、元貴はどこか切なげな表情を浮かべた。

「元貴ー…かわい……はぁ、はあ……」

その切なげな表情に、滉斗はたまらず元貴の頭を撫でる。

再び唇を重ねて舌を絡ませ合う。元貴の短い舌が頑張って応じようとするのが、可愛すぎて愛おしい。

滉斗の手つきに元貴の身体は震え、さらに切なげな表情を浮かべる。心臓が激しく鼓動し、その音が滉斗にまで聞こえてしまいそうで恥ずかしい。

「んっ…はぁ、ん…」

息を荒げながら、元貴はかろうじて滉斗のキスにしがみついた。

やがて唇を離すと、二人の間には銀色の吐息の糸が引いた。キスをした後もすぐには離れず、額同士を合わせて見つめ合う。

「…元貴……大好き…。」

潤んだ目で滉斗を見つめながら、元貴はかすれた声で応える。

「僕も…滉斗のこと、だ、大好きだよ…」

言葉を終えた瞬間、元貴は顔を真っ赤に染めて俯いてしまう。その恥ずかしがり屋な仕草に、滉斗の胸は強く締め付けられた。

「……………可愛い……」

滉斗は、溢れる衝動を抑え込み、意地悪く囁く。

「聞こえなかったからもう一回言ってよ。」

「僕も…滉斗のことが、……大好きだって、……言ったの…」

潤んだ目で再び囁いた元貴は、恥ずかしさのあまり、滉斗の胸に飛び込んでしまった。

胸に飛び込んできた愛しい身体に、滉斗はもう我慢できない。

「……っ、…元貴。…顔上げて。」

胸に抱かれていた元貴がゆっくりと顔を上げる。潤んだ目と、赤くなった頬が、相変わらず恥ずかしげに輝いていた。

「な、なに…」

元貴の身体は微かに震えている。

その赤くなった頬と潤んだ瞳に、滉斗の胸は熱くなった。たまらず、再び唇を奪う。今度は先ほどよりも深く、貪るようなキスだった。

「んッ……ふ、はぁ、……元貴………っかわいい、可愛い…」

突然の激しいキスに元貴は応じながらも、頭が快感でクラクラする。滉斗の舌が、元貴の短い舌を容赦なく絡めとる。

「ん、んぅ…はぁ…」

息を荒げながら、元貴はかろうじて滉斗のキスにしがみついた。

滉斗は元貴の頭を支えながら角度を変え、何度も熱いキスを交わした。

「っん…元貴、……」

ゆっくり唇を離しても、まだ熱は冷めやらぬ。滉斗は押し倒していた体勢を起こし、再び元貴を膝の上に乗せる。

膝の上に座った元貴の身体は微かに震え、潤んだ目と赤い頬で滉斗を見つめながら、かすかに微笑んだ。

「ひろと……」

元貴は、自然な動作で滉斗の胸に抱かれていた身体を動かし、滉斗と向かい合う姿勢になった。お互いの胸が触れ合い、激しく脈打つ心臓の音が混ざり合う。

「可愛すぎてやばい…ほんとに可愛いっ」

滉斗は、膝の上でちょこんと座っている元貴の腰を、意地悪く撫でてから、片手で強く抱き寄せた。

抱き寄せられた元貴の身体は一瞬ピンと張り詰める。驚いて目を大きく見開いた後、すぐに恥ずかしそうに俯いた。

「あっ…ちょ、ちょっと…」

言葉とは裏腹に、押し寄せる快感に身体が熱くなる。元貴は思わず滉斗の膝の上で身体をよじった。

身体をよじる元貴が愛らしくてセクシーでたまらない。「ちょっと…」と焦った様子で俯いているのも、さらに可愛さを増した。

「なぁに、くすぐったい……？」

くすぐったくて身体をよじっていた元貴がゆっくりと顔を上げる。赤くなった頬と、半開きの目で滉斗を見つめながら、かすかに頷いた。

「うん…」

まだ身体の火照りが収まらないのか、滉斗の膝の上でそっと身体を震わせる。

滉斗は、元貴の腰を支えていた手を滑らせ、元貴のふくよかなお尻を撫でてあげた。

「…くすぐったいの嫌い？笑」

元貴の身体はビクッとしてから、ブルブルと震え出す。顔を真っ赤にして俯くと、長いまつげが震え始めた。

「や、やぁ…」

滉斗の膝の上でそっと身体をよじりながら、甘えた声を出す。お尻を撫でる手つきがくすぐったくて、身体が熱くなる。

元貴の素直すぎる反応が可愛い。滉斗はお尻から腰へと手を滑らせ、元貴のパーカーの下に手を入れ、お腹を撫でた。

「……っぶは、やわらか笑」

優しく微笑みながら、元貴の程よい肉付きに興奮を覚える。

滉斗の手つきに元貴の身体はピクッとさせながら、息を殺して笑い声を漏らす。赤くなった顔で滉斗を軽く睨み上げるが、目尻が下がってしまって迫力がない。

「もう…」

プンプンしながら滉斗の胸を両手で押すが、滉斗はびくともしない。逆に元貴は自分が少し滉斗から離れてしまった。

「怒んないでって！ふふっ俺元貴の体型大好きなんだから…」

プンプンしている元貴に微笑みながら、お腹を撫でた手を上に持っていく。

滉斗は無言のまま、親指の爪で元貴の乳首をかすめた。

元貴は息を呑み、身体を縮こませる。頭が真っ白になって何も考えられない。乳首をかすめられた瞬間、ビリッとした感覚が走り、体中がゾクッとした。

「あっ…」

短い喘ぎ声を漏らしてから、はっとして口を押さえる。顔中が真っ赤になり、今にも泣きそうな表情で滉斗を見上げた。

元貴が慌てて口を押さえ、泣きそうな表情で見つめてくるのに、滉斗は興奮し、同時に加虐心が湧き上がる。

「なにその顔、……興奮する」

今度は人差し指の腹で、乳首を輪を描くように撫で始めた。

元貴の身体はビクッとさせながら、切ない喘ぎ声を飲み込もうと必死に唇を噛む。滉斗の指が乳首を撫でるたびに、体中が再びゾクッとする。目尻に涙を浮かべながら、かすかに喘ぎ声が漏れた。

「ん…うぅ…！」

興奮して加虐心を湧かせる滉斗の言葉に、怒りと恥ずかしさを感じるが、抵抗できない。

元貴の身体が分かりやすくビクッと震えるのが可愛い。滉斗は、自分が触る度に元貴がビクビクする反応を見るのが楽しいとすら感じていた。

「声我慢しないで。」

そう言っても、元貴は恥ずかしさに声を我慢する。滉斗はさらに元貴の乳首を追い込むように、少し膨らんで硬くなってきた乳首を、人差し指と親指で摘んだ。

元貴はビクッとしながら身体を仰け反らせる。目をきつく閉じて声を殺そうとするが、どうしても漏れ出る喘ぎ声を抑えられない。乳首を摘まれた瞬間、ビリッとした感覚が走り、頭が真っ白になる。

「あ…っ！うぅん…」

喘ぎ声を漏らしながら、身体を震わせる。顔を真っ赤に染めて滉斗を睨み上げるが、目が蕩けていて全然迫力がない。

「かわいい……可愛いよ元貴。」

摘んだ乳首を軽く引っ張りながら、滉斗は身体を仰け反らせて震える元貴の腰を、もう片方の手で支えてあげた。

身体を仰け反らせて震える元貴は、切ない喘ぎ声を漏らす。滉斗に腰を支えられて逃げられず、ただ乳首を引っ張られる感覚に身体をブルブルと震わせる。

「ひ…あっ！や、ぁ…！」

体中が熱くなり、息が荒くなる。滉斗を見つめる目は徐々に蕩けていき、もう抵抗できない。

「……乳首、びりびりして気持ちいね？」

元貴の顔を覗き込んで囁き、先ほどより強く引っ張りながら、その身体が震えるのを見つめる。

「…すっごい気持ちよさそう」

身体をブルブルと震わせながら、引っ張られる乳首の感覚に喘ぎ声を漏らす。顔が真っ赤に染まり、目が蕩けたまま滉斗を見つめる。体中が熱くなり、息がどんどん荒くなる。

「あ…あっ…！き、もち…よく…な、い…」

元貴は実際は気持ち良すぎて正気を保てない。

「へー、気持ち良くないんだ。じゃあ気持ち良くさせてあげるね。」

滉斗は元貴の嘘だと分かっているが、意地悪になってしまう。乳首をコリコリとこねながら、もう片方の手で両方の乳首を責め始めた。

元貴は身体をブルブルと震わせながら、切ない喘ぎ声を漏らす。滉斗の意地悪な言葉に反論したいが、身体が言うことを聞かずにずっとビクビクと震え続ける。

「ひっ…あ…き、もち…いっ…ひゃ、あ…」

両方の乳首を同時に責められて、元貴の頭は真っ白になる。全身がゾクゾクとして、腰が砕けそうになった。

「よくできました。」

気持ちいいと認めた元貴に微笑んで、滉斗は囁く。

「元貴の乳首…すっごい硬くなってきた……分かる？ねぇ？」

元貴の硬くなった両方の乳首を、弾くようにしたりトントンと叩く。

元貴は目をギュッと閉じて身体を仰け反らせながら、ビリッとするような刺激に体中をゾクゾクさせる。乳首をいじられるたびに全身が熱くなるのを感じ、思わず腰をヘコヘコさせてしまう。

「んあっ…あ、あ…っわかんなっ、い……ぁ！」

元貴の乳首は滉斗の言う通り硬くなっていた。荒い息を吐きながら、完全に蕩けた顔で滉斗を見上げる。

「え〜？分かんないの？仕方ないな、教えてあげる。」

元貴のまともに話せていない返事に、滉斗はニヤリと笑う。人差し指で乳首を高速で弾きながら、ペロッと舌を出して意地悪そうに笑った。

「…………ほら〜、こうしたら分かるでしょ？…元貴の乳首、弾いても自立してんの。ふふっ」

元貴は目を大きく見開いてビクッとしながら、高速で弾かれる乳首の感覚に頭が真っ白になる。自立しているという言葉が恥ずかしくて仕方がないが、身体は正直に反応してしまう。乳首をいじられるたびに腰がヘコヘコと動き、口からは喘ぎ声が漏れる。

「あは…あっ、ん… い、じわる…も、もう…ひっ、あ……！」

元貴は、結局滉斗の前で無様に果ててしまう。腰がガクガク震え、全身が弛緩して力が抜ける。荒い息を吐きながら、なんとか意識を保つのが精一杯だった。

元貴の絶頂する姿をじっと見つめ、滉斗の興奮はさらに高まる。

「はぁ……可愛いね元貴。乳首でイッちゃったの…」

先ほどからヘコヘコと動いている腰を見ると、灰色のスウェットのズボンにはシミができていた。

「うわ、元貴……恥ずかしいね、これ。」

元貴は顔を真っ赤に染め、シミのできたスウェットのズボンを見下ろしながら身体を震わせる。絶頂に達して体中が敏感になった状態で恥ずかしいことを言われ、さらに腰をヘコヘコさせてしまう。

「ち、ちが…みないで、………」

シミが恥ずかしくて仕方がないのに、身体は言うことを聞かずに続けて腰を動かしてしまう。

滉斗はそれをニヤニヤしながら見つめるものの、触ってはあげない。まだ意地悪し足りなかった。彼は引き続き、元貴の乳首を弄り始めた。

再び始まった乳首いじりに、元貴は身体をよじる。しかし滉斗が触ってくれないので、元貴の手は自然と自分の太ももを撫で始めた。シミのできたスウェットのズボンを履いたまま、腰をヘコヘコさせながら自ら快感を求める姿は、より一層惨めに見える。

「あ、あ…も、もう我慢できない…ん、っ」

元貴は、結局我慢できずに自分の手で秘部を弄り始める。

元貴の可愛すぎる行動に理性が爆発しそうになるが、滉斗は元貴の手を止めた。

「……何してんの、だめだよ？元貴は…ほら、パーカーまくりあげて…持っといて」

突然の滉斗の行動に戸惑いながらも、内心では期待感で胸が高鳴る。言われた通りパーカーを脱いで腰の上に置く。寒くなった空気が元貴の肌に触れ、乳首をさらに硬くさせた。

「…ん」

元貴は滉斗の目を見つめながら、わざとらしく寒そうに身体を震わせる。

元貴が自分で服をめくって持っている姿がエロ可愛い。元貴の乳首はピンク色で膨らみ、ガチガチに硬くなっていた。

「……うわぁ、えっろい乳首。」

滉斗はかぶりつくように乳首を口に含み、舌を巧みに動かして、元貴の乳首を吸ったり、舌でつついたりする。

乳首を口に含まれた瞬間、ビリッとした感覚が走り抜ける。今日は気持ちが昂っているせいで、乳首がより敏感になっていて、小さな刺激でも大きく感じてしまう。

「ひあっ、あっ…あ…！」

元貴は身体を仰け反らせながら喘ぐ。滉斗が乳首を舐めたり吸ったりするたびに、ビクッとしながら腰を跳ねさせた。

滉斗は乳首を歯で軽く噛んでコリコリしたり引っ張る。

「んっ……、…いっていいよ。」

元貴の胸に吸い付きながら、上目遣いで囁く。

滉斗が乳首を歯で噛むと、鋭い刺激に身体が硬直する。しかしすぐに押し寄せる波打つ快感に全身がゾクゾクする。

「あっ…！い、く…イッちゃう…」

ビクビクと震えながら、かろうじて理性を保っていた元貴は、ついに滉斗の前で盛大に果ててしまう。ビクビクと痙攣しながら全身を震わせ、頭が真っ白になる。

２回目の絶頂も呆気なく、盛大に果てた元貴を、滉斗は愛おしく思った。

「…よく頑張った、」

優しく笑って頭を撫でる。そして、元貴の股間を見つめた。

「これ…大変なことになってるね、とりあえず脱ごうか、気持ち悪いよね」

荒い息を吐きながら、うっとりとした目で滉斗を見上げる。心地よさそうに目を閉じ、股間の湿り気を感じながら、元貴は顔を赤らめた。

「うん…脱ぎたい…」

スウェットのズボンを下ろすと、びしょ濡れの下着が見えた。クロッチの部分が横にずり下がり、陰毛が濡れて光っている。濡れた下着も脱がせると、元貴の精液と先走りで濡れた秘部が露わになる。

「……乳首だけで2回もいっちゃったからね、元貴…。すっごいびちゃびちゃ…」

滉斗は、元貴の先端を親指の腹で撫でた。

自分の状態を指摘されて、元貴はさらに顔が赤くなる。乳首だけで2回も達してしまった事実に恥ずかしさを感じるが、滉斗に愛されているという思いから羞恥心が快感に変わる。

「はぁ…ん、滉斗ぉ…」

切なげに名前を呼びながら、腰を揺らして快感を求める。

「分かった分かった、…前でもいっとこうね。」

興奮しながら、滉斗は元貴のものを握った。滉斗の熱に火照った手に己のものが触れた瞬間、元貴の身体は期待にビクッと震えた。しかし、すぐに自分が驚くほど簡単に達してしまいそうになり、慌てて滉斗の手を押しのける。

「あっ、あっ…ちょっと待って、すぐいっちゃう…」

息を少し荒く吐いてから、元貴は再び滉斗を見つめ、恥ずかしそうに微笑んだ。

「ごめ……僕ばっかりっ…いって…」

「…大丈夫だよ、ふふっ好きなだけイっていいから」

滉斗は優しく笑い、再び元貴の愛しい熱を握り、扱き始めた。

その感覚に、元貴の身体はまた敏感に反応する。さっきからずっと最高潮の敏感さを保っていた身体は、もう限界だった。

「あっ、だめ…ほんとに、すぐ…！」

息も絶え絶えになりながら、元貴は滉斗の肩にしがみつく。目をぎゅっと閉じて、こみ上げてくる快感に耐えようとするが、すぐに無理だと悟った。

「ん…っ、あ…滉斗…！」

滉斗は扱く手を早めながら、優しく、しかし熱に蕩けた声で囁く。

「………いいよ、…我慢しないで……イッて？」

肩にしがみつく元貴を見つめ、その背中を抱き寄せた。

元貴は肩にしがみついたまま身体を仰け反らせ、ビクビクと震えて精液を放出した。射精が始まると、元貴は抑えていた喘ぎ声を漏らしながら、全身を震わせる。

「あ…っ…！い、く…イッく…！」

ビクッとしながら精液を吐き出し、荒い息を吐く。滉斗の手の中で敏感に反応しながら、元貴の身体は最後の一滴まで搾り取られるようにヒクヒクと震えた。

元貴の精液が自身の手に温かくかかる。滉斗は優しく根元から先端まで扱き、残ったものもすべて出させた。

「……かわい…ふふっここも解そっか。」

そう言って、元貴の身体を膝から下ろし、ソファに倒す。そして、元貴の熱に濡れた秘部を、優しく指先でつっついた。

滉斗のなすがままに身体を任せた元貴は、指先が触れるとビクッとしながらも、期待感に満ちた喘ぎ声を漏らす。

「あ…ん…はぁ…」

自分の中が解される感覚に、元貴はビクッとしながらも快感を感じていた。滉斗の指が動くたびに、切なげな喘ぎ声を漏らしながら腰を揺らす。

「……腰動いてるよ、元貴…気持ちいいの？」

滉斗の指が一本目に入り、「ぐちゅ…」と音が響く。元貴は、腰が自然と動くのを感じながら、滉斗の言葉にさらに興奮する。

「きもち…い、気持ち…い…」

指が動くたびに卑猥な音を立て、元貴は切なげな喘ぎ声を漏らす。気づけば、彼は自分で腰を動かしていた。

滉斗は指を二本に増やし、さらに中を解していく。

指が二本になったのを感じ、元貴はさらに大きく喘いだ。中を解す動きに、卑猥な言葉が自然と口から飛び出す。

「あ…あっ…きもちっ、い、あっあ…」

滉斗の指に自ら腰を擦り付けながら喘ぐ。

「……腰振ってんの……えろ…。」

滉斗は興奮したようにニヤリと笑いながら、指を優しく動かし、広がった中をさらに解していく。

元貴は指の動きにさらに興奮し、腰の動きを止められない。

「あ…あっ…！も、う…い、い…って…」

指の動きに合わせて自分で腰を動かしながら喘ぐ。

「……はぁ…可愛い…、挿れてほしいの……？」

滉斗はゆっくり指を動かしながら、優しく問う。

元貴は、指の動きに合わせ腰を動かしながら喘いでいたが、滉斗の言葉にコクコクと頷いた。切なげな表情で滉斗を見つめながら、かすれた声で囁く。

「…うん…滉斗の…が、欲しい…」

指が抜けると、切なげな喘ぎ声を上げながら滉斗を見つめた。

元貴の切なげな喘ぎ声と期待するような視線に、滉斗の胸は熱くなる。

「っ………マジで、…ほんとだめだわ」

指の動きを止め、ソファから下りてズボンと下着を脱ぐ。元貴の膝の間に入り、そそり立っている己のものを元貴の穴に擦り付けた。

「…っ、…かわい、すぎ……っ」

滉斗が自分の膝の間に入ってくるのを見て、元貴は期待感に胸が高鳴る。擦り付けられる感覚に喘ぎ声を漏らす。

「あ…ん…、いいから……、は、やく…っ」

元貴の穴は、滉斗のものを待ち望んでいるかのように、ヒクヒクと震える。

その言葉に我慢できなくなり、滉斗は挿入し始める。

「っ〜…元貴……」

少しずつ挿入していき、半分まで挿れたところで少し止まる。

「……っ大丈夫？…辛くない…？」

挿入されていく感覚に喘ぎ声を上げながら、元貴は自分で腰を動かして咥え込もうとする。半分で止められると、切なげな喘ぎ声を上げながら滉斗にしがみついた。

「だいじょうぶ…だから、も、っと…」

切なげな眼差しで滉斗を見つめながら誘う。

その眼差しに理性が崩壊した滉斗は、元貴の腰を掴んでゆっくりと残りを挿れる。元貴の一番奥に当たると、元貴の穴がきゅうっと締まった。

「っふ、………ぁ、…やば……っキツ、」

全てを受け入れた後も、元貴はしばらく余韻を感じているかのように喘ぎ続ける。一番奥に当たると、ビクッとしながらも歓喜の喘ぎ声を上げた。

「あ…っはぁ…、すご、い…きもち、い…」

滉斗のものをきつく咥え込みながら、うっとりした目で見つめる。

あまりの気持ちよさに、滉斗から余裕がなくなる。

「……っ元貴…、動く、ねっ……」

息を荒くしながら、元貴の中があまりに気持ちよく、今すぐにでも動きたいのを我慢している。

滉斗の言葉に元貴はコクコクと頷き、切なげな声で囁いた。

「うん…動いて、」

滉斗が我慢しているのが感じられ、元貴は自分で腰を動かして咥え込みながら誘惑する。

滉斗が動き始めると、元貴はその気持ちよさに喘ぎ声を上げる。

滉斗は腰を動かし始め、ゆっくり奥を突き始める。元貴の中はとても気持ちよく、動く度に何度も達してしまいそうになる。

「…っ…はぁ、…やば、…これ、…」

元貴の腰を掴んで自分の方に引き寄せ、さらに奥に当たるようにする。

滉斗の動きに喘ぎ声を上げながら、元貴は自分でも気づかないうちに素直な気持ちが漏れ出る。

「あ…っ、すご、い…奥、当た、って…」

腰を掴まれて引き寄せられると、ビクッとしながらも気持ちよさそうに喘ぎ声を上げた。

滉斗のものをさらにきつく咥え込みながら、潤んだ瞳で見上げる。

さらにきつく咥えこむ元貴に、滉斗は余裕がなくなり、「は…っ〜、……」と唸る。無言で激しく動き始め、奥を何度も突いた。その度に元貴は喘ぎ声を上げる。強く締め付ける元貴の中に達してしまいそうになるが、我慢しながら動き続けた。

「あ…んっ、い、い…っ激し、…すご、いっ、」

締め付ける力がさらに強くなり、滉斗が我慢しているのが感じられる。しかし、元貴は気づかないうちに何度も達しており、頭がぼんやりしてくる。

滉斗は激しく動き続け、何度も達しそうになるが我慢する。と、元貴が何度も達しているのに気づき、動きを止めて問うた。

「……っ〜、……元貴、イってるの？」

元貴の中がきゅうきゅうと締め付けてくるが、滉斗は動きを止めたままだった。

滉斗が動きを止めると、達している状態で元貴はビクッとしながら答える。言葉がうまく出てこない。

「あ…んっ、…うん、…イ、って…るっ……」

何度も達しているが、頭がぼんやりして回数は分からない。この間も元貴のものからピュクピュクと吹き出し、自分のお腹を汚していた。ただ滉斗のものを感じながら全身がゾクゾクするような感覚に包まれている。

何度も達して頭がぼんやりしている元貴に可愛さと愛おしさを感じ、滉斗の理性が崩壊する。

「っは、……元貴…、俺、もう、……っ」

一番奥に何度も当たるように激しく動き、その時に元貴の前立腺にあたると、元貴は身体をしならせながら激しく達した。

「あ…あっ、ひ、あっ…！」

ビクビクと震えながら滉斗のものをきつく締め付ける。目の前が真っ白になるほどの快感に正気を保てない。ただ滉斗にしがみついて喘ぎ声を上げ続ける。

元貴が達すると中が締まり、その感覚で滉斗も限界が近くなる。

「〜っ、…元貴、…イく…っ…」

最後の一突きで元貴の一番奥に強く当て、そのままため息をつきながら達した。

滉斗が一番奥に強く当てて達すると、元貴の中がビクビクとしながら精液を搾り取る。

「あ…あぁ…、〜っっ……！…」

達した滉斗をぎゅっと抱きしめながら余韻に浸る。体中が満たされたような幸福感に包まれた。

しばらく繋がったまま余韻に浸り、息を整える。

「…元貴、……っはぁ、かわいい」

余韻でまた中が締まるのを感じながら元貴を抱きしめ、何度もキスをする。

元貴は余韻で中が締まるのを感じながら、さらに濃厚なキスをする。

「ん…はぁ、滉斗…、大好き…」

キスをしながら、手で滉斗の背中を撫でる。まだ繋がったままなので、少しでも刺激を与えたらまた滉斗が硬くなるかもしれない、と愛しい悪戯心がよぎる。

まだ硬さを保っている滉斗は、元貴に背中を撫でられるとビクッとする。

「…ん、っ……はぁ、……俺も…、好き、…愛してる…」

その言葉に、元貴の中がさらに締まる。

中がさらに締まると、元貴は滉斗がまだ硬さを保っていることに気づく。自分も気持ち良くなりたいという思いから、少しイタズラっぽく誘惑するような笑みを浮かべて言った。

「滉斗…、もう1回する？」

「……っ、……したい、けど、……元貴疲れてる、し……」

気持ちはあるが、既に何度も達している元貴を心配して、滉斗はなかなか動けずにいる。

滉斗の心配を察して可愛いと思う元貴は、自分は大丈夫だと判断し、さらに甘えた声で誘う。

「疲れてないよ、平気だから…、して？」

そして、中をキュッと締めて、滉斗にしか聞こえないくらいの小さな声で囁いた。

「…滉斗の、もっかい欲し……」

「……っ、…」

甘い声で囁かれた言葉に滉斗の理性は完全に飛び、元貴を抱き上げて対面座位になった。

「っ…、元貴が、煽ったんだからね…」

再び動き始め、最初から激しく腰を動かす。

対面座位になって抱き合う形になったことで、さらに深くまで入り、より密着した体勢に元貴は興奮する。滉斗の激しい動きに合わせて自分も腰を動かしながら、さらに刺激を求めた。

「んっ…！ん、はぁ…、すご、い… きもち、…っん……」

耳元で喘ぎながら、元貴は腕を滉斗の首に回す。

耳元で喘ぐ元貴に理性を失いそうになるが、滉斗はなんとか保ちながら中をかき回すように動く。

「っ…はぁ、……中、ぐちゃぐちゃ…だよ、元貴……」

中をかき回すような動きに頭がぼんやりしながらも、その言葉を聞いて中がさらに締まる。顔を真っ赤にしながら、滉斗にだけ聞こえるような甘えた声で答える。

「…ぁひ、…滉斗の、せいじゃん、ん”……〜っ…」

元貴の喘ぎ声混じりの返事に、滉斗は笑う。

「ふふ…うん、……かわいい、…もっと、声…聞かせて？」

キスをしながら首筋や鎖骨、胸元に唇を寄せて吸い付き、跡を残す。

首筋や鎖骨に跡を残す行動に元貴は興奮を覚え、身体を震わせる。その間も滉斗は腰を止めずに動き続けるため、さらに快感が大きくなる。

「あっ、…ん”…はぁ、跡…いっぱい…になっちゃう…っ、…ん、ぁ”…〜っ」

「ん…だって、…エロいんだもん、元貴が……」

吸い付きながら激しく腰を動かす。何度も最奥を突き、先ほどよりさらに締まる中にゾクッとする。

最奥を突く滉斗の動きに元貴は正気を保てなくなり、ただひたすら喘ぎ声を漏らすだけになる。頭の中が真っ白になり、体中がゾクゾクするような感覚に意識が飛びそうになる。

「あ”…っ、〜…激し、…すぎ…っ…、ぁ…、ひぅ”…」

だんだんと動きが激しくなり、滉斗の限界が近くなってきた。

「っ、はぁ…っ、……もう、イきそ…元貴、……」

滉斗が限界に近いことを感じ取り、自分ももう少しで達しそうだから、最後まで一緒にいたいという思いから、元貴は彼の手を取る。

「うん…、ぼ、くも……っ、ぁ、…んっ”…〜〜っ…」

絶頂が近づき、元貴は滉斗の手を握って指を絡める。元貴の中がぎゅっと締まる。

「っ〜、出る、……っ！…」

指を絡めた手をぎゅっと握りながら、元貴は最後の力を振り絞って中を締め付ける。その瞬間、滉斗が自身の中に欲望を吐き出すのを感じる。元貴は全身がゾクゾクしながら痙攣し、頭が真っ白になるような深い絶頂を迎えた。

「んぁ、〜〜っ……ぁ”…」

深い絶頂を迎え、しばらく動けなかったが、息を整えながら滉斗は元貴の額にキスをする。

「っは、ぁ…、…大丈夫…？元貴……」

額にキスをされながら、元貴は少し疲れた様子だが、笑顔で答える。

「うん…大丈夫、…、きもちかった…」

そう言いながら、彼の手を自分の下腹部に持っていく。

手を下腹部に持っていかれ、滉斗は自分の出したものが入っているのを感じる。

「……ふふ、めっちゃ分かるね…ごめんね、すぐ掻き出すから。」

茶目っ気たっぷりに笑いながら言う。

「いや、大丈夫…。……むしろ、ちょっと……嬉しい、から…」

真っ赤になった顔を隠すように背ける。

茶目っ気たっぷりに笑う元貴を見て可愛く感じた滉斗は、背けた顔を見て、顎を掴んで自分に向かせた。

そして、目を見て微笑む。

「……へ？俺の精子入ってるのが嬉しいの？……変態じゃんふふっ」

顔を向けられて目が合うと、元貴はさらに顔が赤くなる。恥ずかしい言葉を言ったことに対する羞恥心と、滉斗に対してだけ感じる背徳的な興奮で身体が熱くなる。

「……う、…るさい、…… そうだよ、…変態で悪かったね……」

だんだん声が小さくなりながらも、元貴は目はしっかりと合わせたまま答えた。

恥ずかしそうな元貴に、滉斗はにっこり笑う。

「俺は嬉しいけどね？…そういうとこも、全部。……大好きだよ。」

元貴は顔は赤いままだが、滉斗が自分を受け入れた上で好きだと言ってくれることに対する安心感と喜びを感じ、自然と笑みがこぼれる。

「……バカ、…滉斗の前でしか…こうならないし、…こう思わないからね。」

自分にだけ見せる一面に、滉斗の独占欲が湧き、さらに愛おしさが増す。

「…うん、俺の前だけね…？」

滉斗がゆっくりと自身のものを抜くと、入りきらなかった白濁が溢れてくる。

「っ、……わ、…こんなに出したんだ、俺…」

滉斗が抜くと、栓を失った秘部から「ごぽっ」と音を立てて白濁が流れ出る。元貴は自分が注がれたものを拭いながら、恥ずかしそうに笑った。

「……ほんと、…多いんだよ、あほ…シャワー、浴びる……。」

シャワーを提案する元貴に、滉斗はニヤリと笑って、元貴を再びソファに押し倒した。

「その前に……もう1回…っ、ね？｣

ソファに押し倒された元貴は、驚いたような顔をしたが、すぐに笑いながら滉斗を迎える。

「もう、…仕方ないなぁ…」

この後、二人は再び、誰にも邪魔されない愛の交歓を重ね、こうして甘く、熱い夜は、ゆっくりと更けていくのであった。

18000文字越えでした、、、、ほんとにすみません

前編後編分けたほうがよかったかな

まあいいや

めんどくさいWWWWW

こんなに書いたのにいいね少なかったら病んじゃうかも

みんな沢山いいねしてね

またね

この作品はいかがでしたか？

2,889

7件

最高です😭ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*)

あっっっっまあまじゃないすか！！幸すぎる 18000字……！？もうほんとにありがとうございやす😭😭

18000！！？？甘々なのすんごく美味しかったです😖💞💞💞 ありがとうございました（？）

なぎさ

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