恋の先生との恋物語
私は施設で育った.
私の名前は,浦添凛花(うらぞえ りんか)16歳
私に本当の親はいない.
小さい頃に暴力を受けて施設に引き取られた
今は養子にしてくれた浦添家で育っている
高校に入学して友達は沢山できた
みんな恋してるのに私はできない.
「愛し方が分からないんだよなぁ」
恋はしてみたいと思う.
「りーんかぁ」
「なぁにぃー?」
クラスメイトの杉本壱信(すぎもと いっしん)
かっこいいよなぁ
「今日さ放課後屋上こいよな」
「なんでよぉー,寒いじゃーん」
「ココアあげるから」
「!!行く」
なんだろ.いっしんが呼ぶなんて珍しいなぁ
__放課後
「いっしん?」
「おぉ,来たんだ」
「さすがに来るよ」
「えーと,言いたいことがあってさ」
「ん?」
「好きです.付き合ってください」
「え…」
告られた…?
「あの私施設育ちだから好きとか分からない」
「いいよ.俺が教えてやる
りんかの初めてを教えてやるから」
「…でも,いっしんに私は釣り合わないよ」
「俺はりんかが好きなんだって」
「じゃあ,お願いします」
__12年後
私は結婚した.夫の名前は
杉本壱信
私は杉本凛花
「ねぇいっしん!」
「なんだよ」
「いっしんが教えてくれて良かった!」
恋を知らない私に恋を教えてくれた恋の先生
壱信と凛花の恋物語はこれからも続きます