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こんヌッシー、うp主のRちゃんです。本物です
楽しんでいただけると嬉しいです。
アラスジ:瓜生と共に新婚夫婦に化け、ターゲット司祭のパーティーに参加することになった金鳳。女装をし、【一流モデルとその旦那】という設定で乗り込むことに…!
【組織専用車両の中にて】
金鳳)まさか女装をする事になるとは…予想外過ぎです、冗談はよしこさん。
瓜生)ネタが古いっ。
私の名前は金鳳智 今は次期恋人の死龍と2人任務中です。
今回のターゲットに選ばれたのはとある政治家の息子で、これがまた相当な鼠小僧らしくそのご両親の依頼だそうです。
親に依頼される息子とはこれいかに?と、思う人も居るでしょうけども、これはそんなに珍しい事では無いのでご安心ください
金鳳)それにしても死龍、何で私女装なんです?素のままで愛してほしいのですが〜っ?
瓜生)仕方ねぇだろ、おっさんからの指示なんだからよ。 それに言うほど変じゃねえし、むしろ似合ってねえか?
金鳳)ちょっ死龍ったらっ、褒めてもキスしかしませんよ〜っ?
瓜生)やめろ
とまぁこんな感じにいい雰囲気なので私はOK花丸なんですけどね〜
そうして話を弾ませていると車が止まりました
運転手)到着致しました。どうぞ、お気をつけください。
瓜生)あぁサンキューな。行くぞ金鳳。
金鳳)了解しました〜っ、変声マイクも装着完了しましたし行きましょ〜っ、イヒッ。
そして私達は例のパーティーに参加します。
【パーティ会場】
招待された人は多く、此処での殺しはリスクが高い。これも司会者の狙いかと私達は肩に力が入るのが分かった。
瓜生)儲かってるね〜、いいねえ政治家の息子って。
金鳳)そうですか?私はドブのような匂いがしますけど。金持ち臭い。
瓜生)お前さらっとそう言うこと言うな。
金鳳)それで死龍、ターゲットの鼠は何処でしょうか?
瓜生)焦るな、暗殺はもう少し後からって作戦だろ?、あと此処で“死龍”はやめろ
すると死龍がよくわからないことを言いました
金鳳)どうしてですか?
瓜生)死龍は俺の暗殺者としてのコードネームだろ。バレたらヤバいから伏せておいてくれ。
金鳳)では何と呼べば。
瓜生)お前なぁ、俺には瓜生龍臣って名前があるんだから、瓜生とでも龍臣とでも呼べばいいだろ?
と、死龍は言いました。貴方もしれっとそういうこと言うじゃないですか。
金鳳)で では、龍臣さん?
瓜生)何だ?
金鳳)…呼んでみただけです…(フイ)
名前で呼ぶのは始めてで、少し照れくさくなってしまいました。そしたら死龍が私の顔を覗いてきたんです
瓜生)何でそっぽ向いてんだよ。
金鳳)きゃっ、恥ずかしいから見ないで死龍っ
瓜生)だから死龍って呼ぶな!
と言う感じにテンポ良く進めているとターゲットである鼠が姿を表しました。
男)本日はー、お忙しい所パーティーに出席していただきー——-〜-〜〜〜〜
金鳳)現れましたね。
瓜生)そうだな、でも狙うならこの後のダンスの後だ、そこでやるぞ。死角が居たら二手に分かれて対処な?
金鳳)了解致しましった〜、龍臣さんの為に 敵の無駄骨を折ってあげます。イヒッ。
話していると司会者の話が終わりダンスパーティへと流れが変わって行きました。勿論私の相手は死龍〜っ。
金鳳)さぁダーリンっ、私と甘いひと時を過ごしましょ〜っ。
瓜生)それじゃあ、手を。
音楽が流れ、まるで舞踏会の様な空間が広がる
その中でも目を引くのが私達、周りからすれば美しい男女が踊っている様にみえるでしょう。
でも私達はそんな上品なものではないので〜。
金鳳)龍臣さん、私今凄く幸せです。貴方と一緒に踊れてもう私死んでもいいです。このまま貴方と一生このままがいいくらい。
瓜生)そうかよ、でもこれは任務だから気を抜くは違うぞ。
金鳳)…そうですね…(死龍、あれから殆ど笑ってくれない…少しくらい、少しくらい笑ってくれても…)
私の胸に小さいな穴が空いた。せっかくの幸せな時間を死龍と共に過ごせていると言うのに…笑ってくれない死龍に悲しみと寂しさを私は感じてしまった。
そしてステップを踏んで次の相手へ私達は流れてしまう。
瓜生)またあとでな。
金鳳)…はい。
耳打ちでそう彼がいう、私ははいとしか答えられなかった
モブ紳士)マダム、お手をどうぞ。
金鳳)どうも、よろしくお願いします。
そして次の相手の手を取ると、私の目は自然と死龍へ向いていた。
別の女性と踊って居る、その姿はまるで御伽話に出てくる姫と王子の様で 私は悲しくなる。
すると相手が私にこう問うてきたのです。
モブ紳士)あの方は旦那様で?
金鳳)はい、私の旦那です…
モブ紳士)そうなのですか、ではもう貴方にはパートナーが居るのですね。残念です。
そして微笑んだまま彼がしゅんとする
金鳳)どう言う、事ですか?
モブ紳士)実は先程貴方を見かけた時からずっと心惹かれていたのです。
金鳳)え、つまり…
モブ紳士)えぇ、一目惚れです