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モブ「なぁ、あの山の奥に魔女がいるらしいぜ」
と噂が流れ始める。ここ50人クラフト王国は昔1000年昔にできたとされる歴史多き国だ。先祖代々、50人クラフト王国は「魔女」に守られてきた。他の国と戦争になったときは「魔女」は背水の陣に直面した時、助けてくれるという。
モブ「魔女?はやく”いなくなってほしいよな”」
昔は英雄として称えられてきた「魔女」だが、今となっては嫌われている。「魔女」のおかげで今の賑やかな王国ができたというのに。
🚂「ふんふふ〜ん、今日は何しよっかなぁ〜」
俺の名前はトーマス。この山奥で生活してる「魔女」さ。今は薬の調合をしようとしてるんだけど、何を作るべきか分からないんだ。
🚂「げ、…これもう腐ってる…捨てよ…」
俺は昔、この近くにある50人クラフト王国を救った。かつては英雄って称えられてたけどその日以来家に引きこもりすぎていつのまにか悪者認定されちゃってたんだよ…
🚂「ほんと、バカだよねぇ…」
俺は街にはでれない。理由は…この容姿にある。
白い髪に紫と青のオッドアイ。しかも顔も整っているせいで街に出歩けば、女性の方に必ず声をかけられる。
前街に出歩いた時は街中が騒ぎになったくらい。もうほんとっっっっにずっと追いかけられてたよ…もう勘弁してほしい。
嬉しいんだけどね…嬉しいけどさ、ちょっとね?うざいって思っちゃうんだよね…
けど今街に出かけなければならないかもしれない。薬品がなくなってしまったから…!
🚂「終わっだぁぁぁ…出かけなきゃいけないのか…きつー」
またあの地獄を見るとなるとめんどくさくなる。できるだけ髪とか見せないようにしよう…
🚂「なんか人いすぎじゃね?」
あの人以来この辺に美人がいると噂になっていたらしい。なんてめんどくさい噂を…こりゃバレたらひとたまりもない。絶対にバレたくない。
🚂「そーっと…そーっと…」
遠目から見たら不審者みたいだけど気にしない。それよりバレないようにするのが大事だ。バレたら…想像もしたくない
🚂「ふぅぅー、なんとか着いたぞ」
この店、「かえるや」は薬品を売っている店だ。よくお世話になっている。
🚂「お邪魔しまーす…」
🐸「あ、いらっしゃ〜い」
この人はかえる。このかえるやの店長だ。今はいないがらーばという人もいる。らーばは狩りなどを中心としている人だ。
🐸「薬品なくなった?」
🚂「うん、なくなった…これ買いたいんだけど…在庫ってある?」
🐸「あー、ローズのやつね、今持ってくるからちょいと待ってて」
かえるは遠目から見たら女の子と思われそうな見た目をしている。その緑の髪に魅力を感じる人もいるみたい。毎回来るたびにカウンターのところにラブレターらしきものを見る。まぁ、もてているんだろう。
らーばは簡単に言うとイケメン。筋肉質やその優しさに惹かれる人が多数。男女関係なく人気だ。この二人は街の人気者だ。
🐸「とーますさ、騒ぎになってるじゃん?」
🚂「なってるねぇ…ほんと迷惑だわ…」
🐸「それでさ、俺の店に美人がいるっていう噂たってるらしいよ。気をつけな」
本当にめんどくさくなってきた。なんでそこまで分かるのか、噂ってすごい。
🚂「まじ?来る時気をつけるわ」
もう絶対に顔を出さないと決める日だった。