テラーノベル
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キャラ崩壊⚠️
バッドエンド寄り⚠️
無理矢理⚠️
あっきぃ×てると です!
てるとの心臓が破れそうに鳴る。呼吸は荒く、体の全てが緊張で震えていた。「……行かなくちゃ」と 思わず小さく呟く。地面に一歩踏み出した瞬間、夜の静寂が一層深く感じられる。
廊下の突き当たりにエレベーターの扉が光る。指先に触れるカードキーが、緊張で冷たく感じる。扉が開く瞬間、乗り込もうとして立ち止まる。
もしあっきぃが追いかけてきてエレベーターのボタンを押されたら、逃げられない。
てるとは、側にある階段がある鉄の扉を押す。冷たい金属の感触が手に伝わる。下へ繋がる階段の段差を蹴る様に降りる。
踏み出すたびに、薄暗い空間に響く自分の足音。その反響が、後ろから誰かが迫ってくる足音のようにも聞こえる。
振り返りたくても振り返れない。冷たい汗が背中を伝い、手が少し震える。
長い階段を降り切ると、薄暗い路地の空気が肌にまとわりつく。
てるとは全身の力が抜けかけていた。膝が震え、呼吸が乱れ、体が重く感じる。それでも、立ち止まるわけにはいかない。
「…お願い…っ、動いてっ‥」
路地の暗闇を全力で駆け抜ける。冷たい夜風が顔を打ち、額から汗が流れる。路地の先に、微かに見える街灯の光を目指して疲れ切った体を前に進める。
しかし、背後の気配に、思わず立ち止まる。
足音――?
微かに地面を踏む音が聞こえた気がした。風のせいか、それとも本当に、誰かが来ているのか。
通行人?
心臓が耳にまで響くほど早く打ち、全身の血が逆流するようだ。
「……やばい」
反射的に、てるとは影の中に身を潜めた。低く身をかがめ、体を壁に寄せる。息を殺し、心臓の高鳴りを必死で抑える。
遠くで、足音が近づく。
一定のリズムで迫るその音に胸が張り裂けそうになる。
てるとは恐怖に駆られ、隠れた先の路地の細道へと駆け込む。肩で荒く息をしながら、壁に沿って曲がり角を曲がって前に進んだ。
しかし、細道の奥に見えたのは、思わず息を詰まらせる行き止まりの壁だった。逃げる道がないことを冷たく告げている。
「…そんなっ…、」
戻るしかない…てるとは体を半ば震わせながら引き返そうとしたその先に、冷たい気配があった。夜の闇に溶け込む黒い影、冷たい瞳がてるとを貫く。
心臓が一気に跳ね、息が詰まる。逃げる道は前にも後ろにもなく、逃げられる場所はもうどこにもない。
「あ……っ」
動こうとした足が、まるで鉛のように重くなる。前から迫ってくる黒い影によっててるとの体を完全に固めてしまった。
「相変わらず、逃げ足だけは速いな」
「…っ、あっきぃ…」
「けど、俺の目は誤魔化せないよ」
「…こ、来ないで、」
前から迫るあっきぃに、てるとは逃げ場がないことを悟る。
背中が壁に触れて、もう一歩も下がれない。
「――……お前も、俺のことを裏切るのか?」
その言葉は怒鳴るでもなく、感情を荒げるでもなく、ただ失望を滲ませた静かな声だった。
足を踏み出す瞬間、あっきぃの手がてるとの手首を掴む。
「っ……!」
反射的に身をよじるが、力強く手を引かれ、壁に押し付けられ背中に痛みが走る。
「動くな」
低く囁くような声と同時に、口元を塞がれた。
息が詰まり、声が出せない。口元の圧迫に反射的に手を動かすが、さらに強く押さえつけられてしまい身動きが取れない。
同時に、あっきぃの冷たい銃口がてるとの胸元に向けられる。鋼の冷たさが、皮膚越しに痛く伝わる。
逃げることはもちろん、抵抗することも許されない。全身の力が一瞬で奪われ、ただ、あっきぃの冷たい視線と重圧に押し潰されるようだった。
震えながらも、無抵抗になったてるとを見てあっきぃは銃口を下ろした。てるとの手を強引に引き、歩き出す。
「……帰ったら、分かってるよな?」
その言葉が冷たく響き、胸の奥が凍る。
部屋に戻されると、寝室のベッドに放り投げ出されて小さく息を漏らす。
あっきぃに静かで冷たい視線で、見下ろされる。狂気にも似た静かな怒りに、言葉も出せず、ただ圧倒される。
あっきぃがベッド脇の引き出しに手をかけた。
開かれる引き出しの中に触れた瞬間、ジャラリ、と金属が擦れ合う音。
「これは、罰だよ」
あっきぃはそう言って僕の両手に手錠の様なもので拘束する。鎖の重みと冷たさが、逃げられない現実が肌身で伝わる。
「あ‥あっきぃ…やだっ、これ‥」
「黙れ」
あっきぃは手枷に繋がれた鎖をぐっと強く引くと、てるとは簡単に引き寄せられてしまう。
「お前の意見は聞いてない」
「…なんで…っ、僕、分かんないよっ…」
涙が頬を伝い、熱を帯びた顔を濡らしていく。
「なんであっきぃは…こんなことするの?組織を裏切って僕だけを生かして…なんのメリットがあるの?ねぇ、どうして…?」
泣きじゃくる声が小さく震え、夜の静けさに吸い込まれていく。怖いのに、でも理解したくて、理由を知りたくて、ただ問いかける。
あっきぃは無言で鎖で繋がれた両手をてるとこ頭の上に押し上げるように引き寄せて繋ぎ止める。鎖がピンと張り、手首に力がかかる。
「ねぇ、あっきぃ…――?」
問いかけた言葉が遮られ、柔らかい感触で塞がれた。驚きの表情で目を見開くと、鋭く光っている視線と混じり合う。
突然の出来事に頭の処理が追いつかない。
「っ…あっきぃ」
「だから、黙れって」
あっきぃは強引にてるとの唇を塞ぐ。
何度も角度を変えながら執着する様にキスを重ねてくる度にてるとは言葉にならない声を漏らす。
てるとにとって大きな存在である彼に、キスをされている。
(これは…現実なの、?)
酸欠になりそうなキスに苦しくなって、酸素を取り込もうとてるとは薄っすら口を開く。すると、あっきぃの舌が侵入し、一方的に押し付けられる。
「んあっ…ぁ、ン」
どうして良いかわからずに、体全身が硬直する。
「舌、出して」
命令口調で指示されて、ビクッとてるとの体が跳ねる。あっきぃは相変わらず冷たく氷の様な瞳で見下ろす。
言われた通り、おそるおそる舌を伸ばすと途端、あっきぃが喰らいつく様に口で覆い、舌を舐め取る。
舌と舌が絡み合い、舌を吸い上げられたり、知らない様々な感覚にてるとの体が震える。
くちゅ、と水音がダイレクトに脳内に伝わってきて思わずぎゅっと目を閉じた。
「ふぁっ…ぁ、ンンぁ…っ」
手首は固く拘束され、あっきぃに組み敷かれて、ただただ受け入れるしかない状況。監禁生活よりも全て制限が増して、体も心も捕らわれる。
「…可愛い声で、鳴くんだね」
「っ…」
「余計なことは言わなくて良い。…でもその甘い声はもっと聞きかせてよ」
「んああっ…ぁ…」
てるとの首元にあっきぃが顔を寄せる。首筋に唇が触れる感覚に嫌々と左右に振ると、顎を掴まれて固定され舌先で舐められる。堪らず声を上げると、その反応が見たいかの様に舐め上げて強く吸う。
「やっ…ぁああ、んっぁ、」
首から鎖骨へと同じように吸い上げていく。ピリッと肌に痛みが走り、赤い跡を刻んでいく。
「痛っ…、」
「…お前も元殺し屋なら、こんなんで根上げんなよ?…罰はこれからなんだから」
「ン、ゆるしてっ…、」
「こんなんで許すわけないだろ?」
「ひゃあ゛ああっ…!?」
てるとの鎖骨に歯を立てて思いっきり噛みつ跡を残す。
鎖骨に顔を埋めながらてるとのシャツをボタンごと乱暴に引き裂く。痛みと恐怖で震えながらも、やめてやめてと懇願するてるとの五月蝿い口を塞ぐ様に再びキスをする。
「ふっ…ンンッぁ、ん、やっ…ぁんっ」
一方的なキスに翻弄されながら、裂けた生地の中から露出された肌に手を伸ばす。
指先で突起に触れる。親指と人差し指の腹で転がすと、てるとは震える。震えてキスの合間から小さく喘ぐ声は男とは思えない、いやらしさがあった。
そんなてるとの姿にあっきぃさ目を細めて、指先に力を込める。
「ゃっ…んぁ、ンあ、ンンっ…ぁ…っ!」
摘んで引っ張ってを繰り返す。
塞いでた口を解放すると、てるとの喘ぐ声が部屋中に響く。爪先で引っ掻く様に刺激すれば、一層高い声が漏れててしまう。
あっきぃはてるとの胸に顔を寄せると、舌で突起を舐め上げる。
「ひゃっァッ…ぁあっん…ぁっ、あっ、」
「…女みたい」
「ンアあっ…、ちがァッ…」
「気持ち良いわけ?」
「んっ、違うッ…ぅ、ンァ」
「…嘘つくなよ。そんな顔しておいて…」
「ああっ…!ん、んアッ、アッ…」
指で刺激されながら片方は舌を使って舐め回される。強い刺激と快楽がてるとを襲い、思考が定まらなくなる。
その後も胸を執着して刺激し続けた。時間が経つ毎に徐々に刺激を強めていった。指先で無理矢理引っ張り、歯を立てて甘噛みをして快楽の中に痛みを与える。
「もっ…ヤダッ…ぁ!っぁあ、ンンッ…いたいっ…よぉっ…」
「その割に、ちゃんと感じてるじゃん」
「やあっ…、お願いっ…んっ、いたく、しないでぇッ…ンァ」
「それが人にものを頼む態度?」
「んああっ…!あっ、お、お願いッ…んッ…しま、す、」
泣きながら懇願するてると。
あっきぃはてるとの涙を指で拭う。
解放された胸は赤く腫れ上がって、じんじんと熱を帯びていた。
あっきぃは手錠を出した引き出しから、次は液体が入った容器を取り出した。
蓋を開け、躊躇なくてるとの下半身に上から垂れ流した。冷んやりとした感覚に身震いし、トロトロとした感触が肌を這う。
あっきぃは容器を投げ捨てると、手のひらで液体ごと肌を撫でて馴染ませる。手を滑らせててるとの後孔に手が伸びる。
「アッ…!?あ、あっきぃ、!?」
「脚閉じんな」
てるとの膝裏を掴み脚を開脚させられたままあっきぃが体で抑えつけて身動きが取れない状態になる。羞恥心とあっきぃの理解不能な行為にてるとは混乱した。
「んやっ…、やめてぇっ…」
「言っただろ。お前の意見は聞かない。」
後孔の周りを指でなぞられ身を捩る。
「だ……め、」
てるとの言葉を無視して、あっきぃは丁寧に周りを撫でて液体を馴染ませる。指先が固く閉ざされた部分を挿し入れていく。
「ひっ‥ぅっ…っ!」
ナカへの侵入を徐々に許していく感覚に怯えて、体全身が強張る。痛くて、辛くて、抜いて欲しい。
「…」
「ッ…?!んぁああッ…!?」
あっきぃが後孔を弄りながら反対側の手はてるとの性器を掴み上下に動かしはじめた。てるとは、散々胸を弄られていた時に、自分の下半身が疼いていたことに疑問を抱いていた。ムズムズする感覚を悟られたくなくて、てるとは黙っていた。
でも、それが、今触れられたことによって、てるとは今までより強い快楽が押し寄せてきたので思わず背が反りかえる。
「やぁらあっあアぁっ…!あ、っあ、ンアあぁっ…!?」
半狂乱になって、てるとは必死に体を捩り、拘束から逃れようと暴れる。両手首の鎖が張り、手首に嵌められた拘束具が無機質に鳴る。
「無駄だよ」
「お願いっ…ッ!放してっ…、!ぁ、なんかっ…ぁっ、あ、これ、ッ…だめっ…ぼく」
「出せ」
「ひやっぁあアあっ…!!」
てるとは耐えきれずに欲を勢いよく吐き出してしまう。我慢していたものが一気に溢れ出し、絶頂した感覚がおさまらずにピクピクと、体が余韻で震えていた。
「…」
「ぁ…、ぁ、ま、待ってっ…ぇ…」
後ろに宛てがっていた指がゆっくりナカへ沈んでいく。強制的に異物が混入してきた違和感。達したばかりの体の疲労感と恐怖が混じって、ただじっと耐えるしかない。
「ゃ‥ぁ、っ‥」
力が抜けたせいもあってなのか、指一本分奥まで入る様になった。敏感に感じやすいところを弄りながらナカを広げるように掻き回す。
「ああッ、ァッ…ん、ひ、ぅ、ッんん‥」
皮膚に塗られた液体が中まで浸透し、指がぐちゅぐちゅと音を立てて前後に滑るように出し入れを繰り返す。途中、指を増やして、てるとのナカを拡張するように犯していく。
「ンアアッ、あ、あっきぃッ…」
「…てると」
痛みから快楽に支配されててるとから甘い声が溢れて出す。その乱れたてるとの姿を見て、あっきぃの表情も少し余裕が無くなってきたかのような余裕のない声で名前を呼んだ。
あっきぃの指が抜かれた部分がヒクヒクと収縮し、てるとの腰が疼いた。
あっきぃは静かに自分の上着に手をかける。布が擦れる音とともに、無造作に脱ぎ捨てられた服が床に落ちた。
露わになった肩から背中にかけて、無駄のない筋肉が浮かび上がる。しなやかで、硬い線。腕には、古い打撲痕や刃物の擦過傷跡があり、過去の訓練と実戦の積み重ねを、そのまま刻み込んだような身体にてるとは息を呑んだ。
「なに?」
「…、なんでもっ‥ない」
「……くだらないこと考えてたんだろ、どうせ。」
「そ、そんなことっ‥ぁ、」
「余計なことは考えられないようにしてやる」
「!ッ…あっ、きぃ、」
「絶対に、逃がさない」
「んぁ、ぁっあっ…」
「お前は、俺なしじゃ、生きられない」
指とは比較的にならない程の圧迫感が押し寄せてくる。あっきぃの熱くて硬い性器が、てるとのナカへゆっくりと埋められていく。
「アッ、あ゛!あっ、あ、んあ、ああ…」
てるとの微弱な抵抗もあっきぃに腰を掴まれて引き寄せられ、脚を左右に広げてナカを犯していく。その態勢が最奥まで当たっておかしくなりそうなくらいに快感を得てしまう。
自分の喘ぐ声をこれ以上聞かれたくなくて口を噤む。
「ゃっァ、ッァッん、ん゛ぅ…」
「おい」
「ん゛んんっ…」
「口閉じんな」
あっきぃがてるとに喰らいつくようにキスをする。口元を覆い激しくキスをして誘惑し、隙間の空いた口にすかさずあっきぃの長い指が差し込まれる。
「噛むなよ」
「ふぁっ…ァんっ‥アッ、ああっン」
あっきぃが激しく腰を打ちつけると、無理矢理こじ開けられた口から、高い声でだらしなく声が漏れる。中の指も前後に動かされて口内の唾液を掻き出すかのように。その唾液が溢れてしまいそうで、思わずてるとはあっきぃの指に吸い付く。
てるとの頭の中はぼんやりと、
何故か、吸ってると不安が柔らいでいくようで、
本当は、こんな風に拘束されていなかったら、あっきぃにしがみつきたくて、
あれ、何でこんなこと、考えるんだろう?
「…美味いの?俺の指」
「んっふ、ッんぁ…」
「教えてよ」
「…ンッぁ、…んっ、ちゅ、おい、し…」
あれ?僕今なんて言った?
「……っ、お前、俺のこと煽ってんの?」
あっきぃは理性ごと持っていかれそうな感覚に舌打ちして、掴んでいた腰をさらに強めて引き寄せた。
そして、ギリギリまで性器を引き抜くと、奥を一気に突き刺した。
「ん゛ァッああっああぁっ!!?」
てるとは一瞬意識が飛んでしまいそうな感覚に陥り、激しく体が痙攣した。でもそれは一瞬だけで、すぐに現実に引き戻された。
「やぁ゛っ…ッ!ン、あ、あっだっめっ…んっ、んア、」
「お前今イッてただろ?」
「?、ああッ、んぁっ、」
「自覚ないんだ」
激しく肌を打ちつける卑猥な音が部屋中に響く。
「もっと、イキたい?」
「ァッ、ンアっ、ん、あっ、ア、」
「分かる?気持ち良くなりたいかって聞いてんの」
「ン、っ、ァッ、ア、」
「ねぇ、気持ち良い?ほら…てると言えよ、」
「っ、あっ、ンア、き、気持ち…ッ、い、」
ゾクゾクとあっきぃはの中で震え、満足気な狂気に満ちた笑みでてるとを見下ろす。
「随分素直じゃん…てると、いい子だな…いっぱい気持ち良くしてやるから」
◆◇◆◇
「やあ゛ぁあっああこれ、も゛う、やめてぇっ…!」
「気持ち良いって理解した?」
「したあ゛ぁあっ、したからぁっあ、あ゛あ!」
「無理矢理犯されて、どんな気持ち?」
「んあっあ゛ぁっ、んああ」
「ねぇ」
その後も、何度も何度もイカされ続けて、遂にはメスイキも連続でイクようになり、てるとは完全にあっきぃに快楽地獄へと突き落とされていた。
「気持ち良い?」
「きも゛ちぃぃいっ…あ゛ァッ…だ、からァ…も゛ゆるじてぇっ…!!」
「余計なことは言うな」
「ひゃあ゛ぁあっ!?…ぁ、ご、ごめ‥ごめ、…んなさあ゛ぃい…」
前立腺めがけてゴリゴリ押し当てるだけで、ガクガク痙攣しながら中イキしてしまう。てるとの焦点は合わず、乾ききった涙の跡にまだ涙を流して、ただ快楽を感じ続けていた。
「何がっ、ごめんって?」
「ア゛あっ、あ、ンアッ、く、くち答えして…ごめんッ、な、さっ…あ゛っア」
「さっきから謝ってばっかりでさ、本当に、反省してんのッ?、」
「ンッ、ひ…ぅっ…!?アッ、ンッ、ああっ…」
「それとも、もっとッ、お仕置きされたい?」
てるとの脚を肩に掛けて持ち上げるように引き寄せてガツガツと容赦なく突き上げまくる。止まない快楽に気がおかしくなりそうでてるとは、首を激しく左右に振って泣き叫ぶ。
「んあああッあっ!も゛っやめてぇっええ!」
「抵抗する元気があるなら、まだ足りないんじゃない?」
「も゛も、むりぃっいぃ、やあっんあ゛っ!ア!」
「イケよ、ほら」
てるとのドロドロになった性器を握って上下に扱けば呆気なく達してしまった。腰を浮かせて全身がビクンッビクンッと大袈裟に震えている。
「っあ゛…ん゛あッ」
「ぐちゃぐちゃだな、」
「ンああ゛っ!?やっも゛おっおねがっ、とま゛ってぇえっ!」
「終わらないよ?これは罰だから。」
「ひゃあ゛ぁ!きつ、いいっ…!た、たすけてぇっ、!こ、こわ、れちゃうっ…ンンああっ」
「お前のこと優しくしたって、どうせ裏切るんだろ?」
「ンああっ、あ゛っ、あ」
「俺からまた、逃げるんだろ?」
「ひゃっァッああっ!しな、い!…に、にげないからぁ゛ぁ!」
あっきぃの凶器のような硬くなった肉棒がてるとのナカを刻んでいくように掻き乱す。
激しく律動させれば肌を打ちつける水音と中で交わる卑猥な音、そしててるとの喘ぎ叫ぶ声が部屋中に響き渡った。
冷たい言葉を放ち、無理矢理僕を犯して何度もイカされる恐怖。
でも、脳裏に浮かぶのは、僕に向けてくる心配そうにして小さく笑った顔。
大切に扱うように、触れてきたあの温かい手。
僕の名前を呼ぶ優しい声。
僕の中の記憶が鮮明に、まだ、残っていた。
「あ゛あっきぃっ…ンンッ、ンッご、ごめんなさっ…」
「何が?」
「ぼくっ…、ッ、よわく、て」
「…」
「ぼくの…せいで、ッン、ぼくっ…弱くて、ごめっ…」
こんな事になったのは、僕が弱い所為だ。
組織からいつ捨てられてもおかしくなかった。
ただの、使い捨ての駒だってこと、
分かってた、
誰からも必要とされていないって
あっきぃだけは、僕のことをちゃんと見てくれていたんだ
だから、それに応えようと、強くなるために、
あっきぃとずっと側に居られるように、
「あっきぃ…、」
「………じゃあ、証明してよ」
「ンアッ、」
あっきぃ鎖を引いててるとを抱き抱えて対面になる。真剣な眼差しで見つめられ、てるとはその視線に囚われる。
「俺から離れないっていうんなら、俺にキスして」
「あ…、」
「てるとから、して?」
縛られている僕の冷え切った手は震えていて、その手を包むあっきぃの掌の温度だけは、はっきりと伝わってくる。震えを止めるためなのか、それとも、自分の中の何かを確かめるためなのか。理由は分からない。
冷たい支配の奥に潜むその曖昧なぬくもりが、てるとの心を少しずつ、確実に侵食していく。
自分が弱いからだ、と理由を探しては納得しようとする。彼の手が離れなければ、生きていける。その考えに辿り着いた瞬間、ぞっとするほどの安堵が胸に広がった。
ここにいる限り、あっきぃと一緒に居れば見捨てられない――その甘い確信に、身を委ねるよう目を閉じてキスをする。
「んっ…ぁ」
「……てると、」
あっきぃの表情が、ゆっくり歪む。
怒りでも苛立ちでもない。熱を持った執着が静かに浮かび上がる。
逃げようとしたくせに。
裏切ったくせに。
――壊したのは俺なのに。
てるとの身体を強く引き寄せた。
拘束具が軋む音がしても構わず、逃げ場を与えないほどの力で抱きしめる。
守るように
閉じ込めるように
てるとの両腕を自分の首に掛け、あっきぃにしがみついているような態勢になる。
そのまま、てるとの腰を持ち上げ緩んだ蜜穴へゆっくりと挿入した。
「ンああっ…あ…っああ」
てるとの体ごと上下に揺さぶれば、止んでいた快楽が再び押し寄せてきて甘い声を漏らす。
「あ゛ああッ…ぅ、ふっ、んっ…あ、あっ、ア゛」
体の奥深く貫かれてる度に身を捩るが、あっきぃが抱き寄せている力から逃れられない。行き場のない快楽が身体中を駆け巡る。
「ひゃあ゛あっああ、!ぅあっ、ア、んあっ!」
「…、名前呼んでよ」
「ああンッ…あっ、あ、あっきぃっ‥、あっきぃ‥っ…!」
あっきぃの首に必死にしがみついて、何度も名前を呼ぶ。
「俺の側を、離れるな…、それ以外の選択肢なんて与えないから…ッ」
「う、んっ…ンン、い、いるっ…あっきぃ、と、ずっと、ン、いっしょ、にっ、いたいっ…」
「…っ、その言葉、忘れんなよっ…後悔しても、もう手遅れだからな…、てると?」
「ンア゛ああっあ…ど、どこにもっ…、いか、行かないっ、でっ、ンンあっ…、ア゛」
「っ…、」
「ン、ああッ…、!ひとりにっ…ンンッ、しない、でっ…んあっ、あっ!」
喘ぎ狂いながら子どものように泣きじゃくっているてるとの髪に指に絡ませて、優しく撫でる。
体を密着させたままてるとを押し倒し、正常位になって独占欲に塗れた感情のまま激しくナカを打ちつける。
「んあっ゛あっああ!ッンア、ああッ゛イく、いくのぉッ、ああああンアッ…ッ!?」
「ッ‥、」
てるとが何度目か分からない絶頂を迎えたと同時に中に熱いものが勢いよく注がれて、溢れ出す肉棒の塊がドクドクと脈打っている。
「――、――?」
揺れる視界の中で、あっきぃの口が動いたのが見えた。
——ごめんな。
そう言った、気がした。
確かめようにも、自然と瞼が重く落ちていく。
意識が沈むその直前、抱き寄せる腕だけは離れなかった。
——ごめん。
たったなら、それは、今まででいちばん残酷で、いちばん優しい言葉だ。
あっきぃの顔が近くにある気がした。で
も、その表情を確かめる前に、世界は暗転した。
つ づ く か も 笑
バッドエンドっぽく終わるのも良いけど、なんか、まだ続き書けそうやなあと思いました笑
書けたら書きます!笑
コメント
4件

ほんと最高です! 続き待ってます!
はなまるさんの作品全部好きだけど、AVのとこの作品が一番好きです!!続きでたら絶対見にきます!
わぁ!もう最高です!神ですか? 続きでたら絶対見ます! 応援してますo(≧∇≦)o