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結城🌨️
2,410
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蜂蜜みたい ┊︎ 前編
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p n × s n
( 恋人 同士 )
・甘々 ෆ 依存
・s n 視点
長い平日の終わりを告げる金曜日、今日はぺいんとさんとゲームをし、仕事をすれば風呂にはまだ入っていないがベッドにボフ、とダイブした。ふと壁に掛かっている時計を見れば針は0時を刺していた。
「明日はぺいんとさんとお泊まりするから早くお風呂入って寝ないとなぁ…」
そう言いながらも体は動かない。布団が離してくれないのだ、と思いながら瞼 を閉じた。すると通知音と共にバイブ音が鳴った。眠りを妨げられた僅かな苛立ちに少し眉を顰めながら薄らと目を開けてスマホを手に取った。
「今から会える?」
送り主はまさかの数時間前一緒にゲームをした恋人で一瞬にして眠気が吹っ飛んだ。飛び起きるようにベッドから上体を起こしてスマホを弄った。
「会えますよ でも何でですか?」
普段なら眠い中、そう言われたらキレながら即断っていたが今回は相手が違う。恋人から言われたら会いたくなってしまう。既読はまだ付かない。ほんの少しだけ口を尖らせながらスマホと睨めっこしていたが案外にも直ぐに返信がきた。
「なんでも じゃあ迎えに行くから」
何がなんでも、だ。かっこつけんな。…だが、愛らしくて良いと思う。まぁ後で問い詰めようと思いながら僕は鼻歌でも歌いそうな様子で準備を終わらせていった。勿論お泊まりの準備もね。
それから暫く時間が経って家のインターホンが鳴った。ドアスコープを覗いてみれば予想通り、ぺいんとさんがいたので思わず口元が綻んだ。そして、扉を開いた。
「…何ニヤニヤしてんの。キモ」
ハッとしては慌てて緩んだ口元を戻しながら、いつもの口調で返した。
「してません!しかも、恋人に向かってキモイは酷すぎません!?」
返事をするのではなく、黙って僕の顔をジッと見つめてきた。僕は困惑した様子で声を漏らしながら僅かに視線を泳がす。
「……な、何ですか…」
「…やっぱ来て良かったわ。ほら、行こ?」
彼は、ほんの少しの間だけ黙っていたが、やがて耐えきれなくなったように優しそうな顔で微かに笑みを浮かべられると僕の心臓が跳ねた。
「……はい…」
僕は不服そうに口を尖らせると同時に耳の先に熱が集まってしまうのが更にぺいんとさんへの僅かな苛立ちと、それ以上の好意を持ちながら少し俯いて小さく返事をした。
ぺいんとさんは不服そうに口を尖らしながらも耳を赤くしている僕を横目に見ては少しだけ満足気に口の端を上がらせて僕の手を引いて家を後にした。
そうして、他愛も無い会話をしたり不思議と心地が良い無言の時間を経て僕たちはぺいんとさんの家へ着いた。彼は慣れた様子で鍵を開け、荷物を持つ僕に気を遣って扉を開けてくれた。
「はい、荷物はリビングに適当に置いといて」
「あ…ありがとうございます…」
あまりにも自然な動作でエスコートされたものなので何処かむず痒い感覚に戸惑いながらも彼に促されるがままに家に入った。
「何飲む?あ、てかさ流石に風呂入った?」
「じゃあ水ください。…えっと、まだ入ってないっすね…」
荷物を置いている間に僕の後に続いて家に入ってきたぺいんとさんは冷蔵庫を軽く漁りながら聞いてきたので、それに返事をしながらソファから後ろ姿を眺めていた。
「マジで?お前ゲーム終わった後、結構時間あったんじゃないの」
「ぃや…色々あって忙しかったんですよ!」
そう言う僕に対してぺいんとさんは本当かよ、と軽く笑いながら水を持ってきてくれた。実際には昼寝をしてしまったが仕事はきちんとしたので僕の言い分は間違ってはいない。
「あ、そういえば何で急に今日になったんですか?元々は土曜日だったじゃないですか。」
僕は思い出すように尋ねた。彼は少し考えるように視線を宙に向けていたが、そしてゆっくりと口を開くと同時に深くソファに座り直して僕から視線を外して言った。
「……ゲームした時さ、しにがみの声聞いたら…なんか…会いたくなっちゃって…」
「…へ……」
またはぐらかされると思っていたので間抜けな声が小さく漏れては顔に熱が集まっていくのを感じた。ぺいんとさんはチラリと僕の様子を伺うように僕を上目遣いで見つめた。
「…なんか言えよ、恥ずいんだけど。」
「…ぁ、…えっと……っ」
僅かに上気した頬に加えてソファに座り直した際に上目遣いになる姿勢のまま恥ずかしそうに見つめるぺいんとさんに酷くキュンとして上手く言葉が出なかった。
「……ははっ、顔赤。」
「そ、れは…ぺいんとさんだって…!」
返事はせずに優しく笑う彼は一見余裕そうに見えて実際には余裕さはなく、赤くなった顔を冷ますように水を飲んだ。嚥下して喉仏が上下する動作に僕はゴクリと喉を鳴らした。
「……俺だって…何…?」
「っ………♡」
机にコップを置くと、ゆっくりとした動作で僕の頬を掠めるようにして指の先でなぞった。僕の顔が赤くなっていることを意識させるように。
「…ぁ……ぅ……♡」
触れられるだけで無意識に小さく、微かに声は漏れていて僕は期待するように僅かに呼吸が浅くなり、心臓が早鐘を打っていた。
「……じゃあ、先に俺風呂入るから。テレビでも見てゆっくりして。」
暫く見つめ合っていたが不意に指を僕から離して、ぺいんとさんはそう言うと身を引いて、さっさと浴室へ向かっていった。
「……は…っ?…」
一人リビングに取り残された僕は呆然と彼の背中を見送っていた。いやいや今のそういう流れだったでしょ!?あんなエロい手つきで触られて急に辞めるとか、とんだ鬼もいたモンですよ!
きっと尻尾があったら頬を膨らませながら不機嫌そうにソファを叩いていたことだろう。
「…そそくさと逃げちゃってさ、ぺいんとさんの意気地無し。」
付けっぱなしだったテレビに流れている軽快な歌とは対照的に虚しい空間が広がる。だが、ここで大人しく待つ訳がない。
「……突撃するしか無いでしょ…♡」
意地の悪い笑みを浮かべては持ってきたお泊まり用の着替え、寝間着や下着を手に持って一直線に彼がいる風呂場に向かった。
「………はぁ…」
ペタペタと早歩きに足音が微かにぺいんとさんの耳に入ってきたのだろうか。溜息が聞こえたような気がした。
「お邪魔しまーす。ぺんちゃん、一人で寂しそうだから一緒に入ってあげますね」
「はぁ?もう訳分からんて」
マジで入ってくんな!と嘆く声が聞こえたが無視して僕は服を全て脱いでは浴室の扉を開けて彼の元へ行った。
「何回も一緒に入ってるんですからいいじゃないですか。」
湯船の中で体育座りをしたぺいんとさんを見てはにんまりと笑って言った。よく見れば顔が赤いが多分風呂のせいでは無さそうだった。
「はぁぁ…そういうことじゃないんだよ、」
「二人入った方が効率良いですし。」
「なんで効率求めてんの。」
少し眉間に皺を寄せながらジトッと見てきたが無視して上機嫌に僕は自分を洗い始めた。座って見上げているので今は僕の方が優位に立っている気がして気分が良い。
「……そんなに僕と入るの嫌だった?」
「ちが…っ……それは、違うじゃん…」
不貞腐れたように顔を背けながら呟く彼を僕はの横目で見てはふーん、と興味の無いように相槌を打った。
「……だ、から…イチャイチャしたから…風呂場で治めようとしたけど、お前が……!」
僕が薄い反応をしたからか、ぺいんとさんは少し焦って零していくように言葉を紡いでいった。
「…え?」
目を丸くして今度はきちんと彼の方に顔を向けては思わず、声を漏らした。シャワーで泡を流し落としていた手がピタリと止まる。
「…あは、気付いてなかったんだ?あんなさ…エロい声で鳴かれたら…ねぇ?」
鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして見つめる僕を彼は加虐心を擽られたのか口の端を歪めて言った。
「……逆上せますよ。」
僕も瞳の奥に一瞬だけ熱を宿したが逃げるように、そう呟きながら顔を逸らした。
「なぁ、お前のせいでこうなってんだからね?」
顔を背ける僕を逃がさまいと手を伸ばして顎を掬うように持ち上げてぺいんとさんによって強制的に目線を戻された。
「いや、そうとしても…」
「いいから早く来いって。」
顎クイ状態だったが、彼は僕の顎から手を離しては半ば強引に僕は湯船に浸からせた。
「か、勘弁して下さいよ…」
「何が?」
背中に伝わる胸板の熱と硬いモノ。それなのにコイツは完全にすっとぼけている。
「……僕だって…期待、しちゃいますし…」
「…期待しろよ。」
途切れ途切れに伝えた言葉だったが聞こえてたらしいのか返事をしては僕の方を指差した。興奮しているのか定かではないがぺいんとさんの声は僅かに熱を持っている。
「…え…っ」
目を瞑っていたが薄らと開けてみるとそこには軽く硬さを帯び、反り立とうとしている僕のモノがあって驚きで目を見開く。
「な、何したんですか!?」
「ふざけんな何もしてないって」
逆ギレの様な理不尽を受けたぺいんとさんは適当にあしらって指差した形を変えて僕の内腿に手を置いた。
「…っ、……♡」
ピクリと肩を小さく跳ねらせては声を出さないように喉の奥で押し殺した。それでも内腿を撫でる訳でもなく、ただ置いているだけ。
「しにがみ、こっち向いて。」
そう言われると困惑しながらも、ぺいんとさんの方を向いて返事をしようと口を開くと再び口を塞がれて熱い舌が入ってくる。
「ん…!……っ、ふ……♡」
「……ん…♡」
塞がれた口からくぐもった声が漏れて恥ずかしさを感じながらも口の中を蹂躙する舌に目を細めた。
「ふ…ぁ、……♡…んん…」
「……っん……♡」
舌を絡めないで、とぺいんとさんの舌から逃げようと引っ込めるがさらに深く口の中に侵入されて舌を絡め取られてしまう。
仕置と言わんばかりに内腿にあった手のひらで僕の昂ったモノをギュッと、だが痛くない強さで包み込んできた。
「んん…っ、ぁ……ん♡」
長く、深い執拗な口付けに僕の目尻がトロンと蕩けてしまう。
「っ…ん……ぷは……♡」
「……は、…♡」
酸素を求めて喘いでは僅かに潤るんだ瞳でぺいんとさんを見上げた。快感と期待が綯い交ぜになった瞳で。
「…お前、今どんな顔してるか分かってんの?マジでエロいだけど」
そう微かに荒い呼吸をしながら呟いては僕の体を軽々と上げて向かい合わせになるように膝に座らせた。
「分かんないですよ…」
向かい合わせにさせられるとぺいんとさんの首にゆっくり手を回してギュッと甘えるように密着して抱きついた。
その拍子に完全に昂った二つのモノが意図もせず擦れてしまって僕は甘い声を漏らした。
「…あっ、………♡…きもち……」
「……っ………♡」
ヘコヘコと彼を求めるように緩く腰を動かし始めた。僕は潤んだ目を伏せて完全に快感に集中することにした。
「ん……ん、…ぁ♡」
「…なぁ、何勝手に腰動かしてんの?」
低く甘さを帯びているようで奥では快感に耐えているような苛立ちの声色が耳元で囁かれた。
「あ゛ぅ…♡」
「ほんっと、お前って我慢出来ないよな。雑魚じゃん」
立て続けに罵るような言葉が僕の鼓膜を揺らした。湯船の中じゃなかったら、もう先端から先走りが出て気付かれていただろう。
「ご、ごめんなさ…っ♡」
「謝るんだったら腰振るの辞めたら」
ぺいんとさんは、そう冷たく言いながらも快感を求めるように僕の腰をググッと指で押さえつけて昂り同士が強く擦り合うようにした。
「っや゛♡こ、れ…擦れて…ッ」
「…ん…っ♡」
狭い浴室に水音と声が反響して羞恥に体を震わせながらも風呂の熱さにも耳まで顔を赤くさせた。
「…ん…っ……ん゛♡」
「…は、逆上せそ…」
そう言うと腰を押していた手を離しては僕を無理矢理立たせた。快感を強制的に中断させるように。
「…へ……?」
もう少しでイきそうだったのが急に快感が無くなり、喪失感に苛なまれた。
「…また中断した…… 」
「倒れるのはマズイでしょ。……次はちゃんと中断せずヤるから、覚悟してて。」
「っ…♡」
甘く耳元で囁いて再び赤くなる僕を見て悪戯っぽく笑うと浴室を出てバスタオルを放射線を描くように僕に渡した。
「うわ、もう…危ないな…」
流石に髪を乾かさずにヤらないほどの理性は保たれていたのかドライヤーの起動している音が鳴り響くリビングで僕はぺいんとさんに髪を乾かされている。
微笑ましく、穏やかな空間とは裏腹に僕のモノは昂ったままで焦らされている感覚に必死に耐えている。
乾き終わった髪をスンッと鼻先に当てて嗅いでは何事も無かったように自分の髪を乾かし始めた。
そんなぺいんとさんをチラリと見つめては期待に胸を膨らませながら僅かにモジ、と一度だけ脚を擦り合わせた。
カチリと無機質な音がなってはリビングに静寂が戻った。先程の熱が戻り始めた空間に心拍数が上がっていく。
「………」
「わっ…!?ちょっと、ぺいんとさ 自分で歩けますからっ…」
無言のまま僕をタオルごと横抱きに持ち上げた。僕は目を瞬かせては抗議したが聞く耳を持たれず、寝室に連れていかれた。
髪の水分はきちんと飛ばしたから良かったけど我慢出来ない雑魚は僕だけではなく、ぺいんとさんもでは?と思った。
ボブ、と音と共に体が柔らかいベッドに沈んだ。彼の影が僕の全身を包み込んでここでも体格差を感じてしまう。
「………」
ぺいんとさんは焦らす様に直ぐに手を出してこず、二人とも暫く見つめ合っていたが我慢出来ずに僕は誘うように口付けをした。唇と唇が触れ合うだけの接触。
「…うん、分かってるよ」
タオルが邪魔だったのか僕から剥ぎ取って隅に置かれた。そして、後頭部に手を回して、まだ完全に乾いていない僅かに湿り気を持つ髪を指に絡めながら深い口付けをされた。
「ん゛ぅ……♡ …ん……♡」
「…ふ……、♡」
チュプ、と微かな水音を鳴らしながら絡め合いながら彼は優しく僕の頭を撫でてくれて頭の中がフワフワしてくる。
普段はあんなだけど、こうして甘く、優しく僕を抱きしめてくれるぺいんとさんが好きだ。
「…ん、…すき……ぺいんとさ…ん…♡」
「……ん゛、っ…ん…♡ ぅ…♡」
「…っふ…ぁ…♡ ……ん ~…゛♡」
深い口付けの息継ぎの間や、している最中に好きと口に出せば返事をするようにギュッとさらに抱きしめて興奮したように舌が絡み付いてくる。
「…は、…っ……はぁ、はぁ……♡」
「ぷは…… 俺も好きだよ」
口の端から涎が垂れながらも気にすること無く荒い息を繰り返しては深い口付けで少し痺れた舌の感覚に浸った。
甘さの裏に隠れている獰猛さがチラつく瞳で僕を見下ろしながら僕の履いているズボンと下着の縁に指を掛けては躊躇う事なく脱がした。
「ん……っ゛♡」
既に完全に勃ったモノが露わになっては脱がした際にズボンと僅かに擦れて、また喘いでしまう。
「…ははっ、ガチガチじゃん…♡」
「……ぺいんとさんも脱いで下さいよ…僕だけ恥ずかしい思いしたくないんですけど…」
恥ずかしそうにしながらも懇願する僕に答えるように自分も脱いではソレを僕の腿に置いて熱を伝わせた。
「…熱、…♡」
「俺も我慢してたんだよ…」
「知ってる…早く、僕にちょうだい…♡」
散々焦らされた僕はプライドや我慢しないと、などはもう心底どうでも良かった。ただ僕を泣かせるほど凄い彼のモノで奥を犯されたい一心だった。
我慢なんて出来ない。焦らされたのもあるが、相手はずっと好きだったぺいんとさんで何よりも今は恋人なんだから。
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前編 ┊︎ 完
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コメント
2件
甘々ドロドロなのも好きです 🫠
うわ、もう完全に甘々ラブラブじゃん……!むしろ風呂場であそこまで焦らされてからの「ちゃんとやるから覚悟してて」ってぺいんとさんの台詞、エグいほどツボったわ。でもsnちゃんの方も「突撃するしか無い」とか言いながら意地悪そうな笑み浮かべるところ、キャラが立っててすごく良かった。二人の距離感と依存具合、甘さと煽りが絶妙で、にやにやが止まらんかった。後編も楽しみにしてる!