テラーノベル
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力強い竹の下には、さらに力強い根が張り巡らされている。表面しか見れないのは愚かな人間と妖怪だけだ。
●○●○●
霧雨魔理沙(きりさめまりさ)「動くと撃つ!間違えた。撃つと動くだ。直ちに動く。」
ユイ「行成り何よ。てかこんな竹林で何してんのよ。」
魔理沙「さぁな。私は何時も通り、迷惑な妖怪を退治しているだけだぜ。」
刀也「あ?僕達が迷惑とでも?」
魔理沙「ああ、十分迷惑だぜ。」
刀也「どこだ!どこが冥惑なんだ!」
魔理沙「妖怪退治屋兼魔法使いは、私1人で十分なんだぜ!」
●戦闘
刀也「そっちから喧嘩吹っ掛けといて。」
ユイ「逃げられると思わない事ね!」
魔理沙「あ?何だよもう。しつこい奴は嫌われるぜ。」
ユイ「嫌いたいなら嫌えば~。」
刀也「何煽ってんのユイちゃん…。」
魔理沙「嗚呼、私は御前達を嫌うぜ。何せ、妖怪退治係はそんなに大量に要らん。巫女と私で十分足りてるんだぜ!」
●戦闘
魔理沙「糞。一体、何だと言うんだ?」
ユイ「あら貴方、不思議な月が見えなくて?」
魔理沙「月?確かに今夜は月が綺麗だな。」
ユイ「月は今綺麗じゃないわ。御陰で寝れない。だからその月の真相を曝く為に出歩いてるの。」
刀也「そしたら御前に絡まれた。」
魔理沙「ふん…私は2回も御前達に負けた。しょうがない。今回だけは手柄を譲るぜ。」
ユイ「有難う…で良いのかしら…?」
刀也「あっち見てユイちゃん、あんな所に御屋敷が見えて来たよ。」
ユイ「きっと此の中に月を可笑しくした奴が居るんだわ。さあ、突入よ!」
コメント
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冒頭の「力強い竹の下には、さらに力強い根が」という一文、いいですね。表面だけを見る愚かさを暗に示しつつ、この後の展開——月の異変や屋敷の存在——への伏線として機能している。魔理沙とユイ・刀也の会話テンポも軽快で、キャラの立ち位置が一目で伝わる。妖怪退治屋が「二人も要らない」という台詞が彼女の矜持を感じさせて巧い。月が「綺麗じゃない」から真相を暴くという動機も、世界観の整合性を保ちながら物語を進める良い仕掛けだと思います。