コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
◇◇◇◇◇
ルークさんとのご歓談も終わり、エマの部屋をチラッと、エルザの部屋をチラッと、そして僕たち護衛の部屋?に来ている。
さすが、一番広い部屋らしい。
そして、お風呂も広い。
これ大事!試験に出ますよ!
「さすが、公爵領の城やな!
どの部屋もすごいね!快適やわ。
いるかどうかはわからんけど。」
「でしょ!今日はこのあと、私たちのお披露目があるから、それまではくつろいでおきましょ!」
って言うと密着度数が……高い!
「そうやね。
エマ!ちょっと相談があるんやけど。
報酬金を結構いただいたんで、家が欲しいんやけどね。
今後のことを考えて、可搬式というか、移動式というか。
知っての通り、僕の収納は無限に入るみたいなんで、どこでもお風呂〜♪から、どこでも家〜♪にしたいなあって思ってるんやけど。」
「あるにはあるよ。トランネコ商会で扱ってたと思うけど、一度行って聞いてみようよ!」
「それはええな!今後、何があるかわからんしな!でっかいお風呂のそれな!」
「あと、一度イガタウンに戻ろうと思うんやけど、エマは大丈夫?」
「え?なんで?どこでも一緒に行くよ!
お頭の行くところは私も行くよ♡」
「はー。エマ様が羨ましいです。
ユメくん、夜は来てくださいね!絶対ですよ!」
「はい、承知です。笑」
マッタリモードなんで、密着度数が高くていいんだけど、パオーンがパオーンです。
そして、たまにチロリンしてくる〜!お預け!
ルークさんが、呼びにきたよ!
慌てて、立ち上がる!あぶな!
「それじゃ、皆さま!お願いします!」
エマの大歌唱スキルで街の人たちに就任の挨拶をして、そのあと、エルザとルークさんの紹介と一応、僕たちも紹介された。
けど、たぶん、ほとんどいない気がする〜!あると思います!
エルザは、早速領主(代理)の仕事があるんで、そちらに。早速忙しい。がんばってね!
「ふー!終わったね。
エマは、こういうのは慣れてるんやね。
なんか、普通に良かったんやけど。」
「そうですか?普通に普通ですけど。」
「そうか。普通に普通か!普通やな。」
「どういう会話やねん!」
「それじゃ、トランネコ商会に行きましょうか?」
「「「「承知!!♡☆」」」」
トランネコ商会ハットリ公爵領支店。
もう、ハットリになってる!?
店に入るや否や、VIP待遇でした。
応接室で支店長に対応されております!
「可搬式の家ってどんなのがあるのかしら?」
「いろいろございますよ。
ご要望はどのようなものでしょうか?」
「お頭☆ある?」
「すぐ買えるものってありますか?」
「基本的に注文いただいて製作する形なので、普通はございませんが、ちょうど今現在、在庫がひとつだけございまして。
ただ、ものすごく大きいので、収納できるかどうかが難しい物件でして。」
「ほー、それ興味あります。
が、何かあったんですか?」
「はい、ここの西にある辺境伯様がご注文されたものなんですが、追加の注文をいろいろ加え過ぎまして、完成したものが最終的にご自身で収納できず、買い取っていただけませんでした。
予想はしていたのですが、あの大きさを収納できるマジックアイテムは、我々商会でも取引したことはございませんでしたので。
ただ、こちらとしては、収納できずともどちらかの土地に納めさせていただき、購入いただく必要がございましたが、まあ、お得意様ですので、調整させていただいた結果、半額をいただき、キャンセルということになりました。
現在、その物件を処分価格で売りに出す予定なのですが、ものも価格も大きいだけに、王都に輸送する途中なんです。
本来なら10億Gの物件なんですが、今なら5億Gになっております。
品質は良いのでお買い得ではあるのですが………。」
「お!5億Gですか!?
ちょっと見たいです!」
「はい、承知いたしました。
この街のはずれにありますのでご案内します。」
だいぶ歩いてその物件のところに行ったが、これはでかい!デカすぎやろ!
これ売値10億Gで製作できるん?
ここの街のお城よりは小さいけど、この街やったら、これより大きい屋敷はないくらいでかいやろ!
「すごいですね!」
「中をご案内します。」
わー、素晴らしい!
造りは貴族が発注しただけに豪華な造りになってる。
キッチンや食事をとる広間、洗面、お風呂もでかい!
いろんな魔道具も完備!
主寝室がかなり大きく、その他の部屋数もものすごく多くて、回れんかったくらいある。
「完璧や!みんな、これ欲しいんやけど!」
みんなも同意している。目が輝いてます!
僕もみんなもテンションアゲアゲ!
「これ、買います!」
「ありがとうございます!
ただ、収納の確認は?」
「たぶん、大丈夫です。
収納出来なくても買います。」
「そうですか!ありがとうございます!」
うわー、ものすごい勢いで喜んでるよ!
支店に戻って、購入の手続きを。
お金は貴族証で払える。
冒険者証と同じ原理になってる。
5億G払ったんで、残高ゼロ!
でも、いい買い物した〜!
そして、また、街のはずれに来て収納しちゃう!店の人が驚いてた。
護衛として、公爵所有のマジックポーチを預かってるということにした。
やった!マイホームゲッチュ!
やった!やった!葉っぱ隊♪
みんなで踊る♪これ定着!
もう一度、収納から出すと家に軍団のマークが入っていた。
所有物になると着くんかもしれん。
名札みたいなもんかな?
でも、かっこいいからヨシ!
真っ黒にならなくて良かったよ。
主寝室が結構大きいんでみんなで寝れるけど、部屋がいっぱいあるんでそれぞれ自分の部屋を一つずつ決めた。
再度、マイホームを収納してお城に戻った。
実にいい!大満足な日でした!
◇◇◇◇◇