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#なつこさ
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朝晴ももか/新作出した✌️
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啓祐side
「つっ!痛てぇ」あまりの痛さに目が覚め
枕元の目覚まし時計を見たら午前6時
ふと気づくとベッドの上は血で真っ赤に染まっていた。
昨夜、着替えないでそのまま寝てしまったようで、制服も上下全滅!
下着までもが、、サラシを着けたまま寝ていたので、
胸が締め付けられて痛い!最悪だ!
今日は、学校休むしかないか
丁度、三谷《みや》と顔合わせずらいから助かる。
とりあえずは、この状態なんとかせねば、、、参ったな(汗)
先ずは、制服脱いで、チェストから生理用パンツ出して、オレは、血が出る拠点《きょてん》をティッシュで拭くと多いタイプのナプキンをパンツにセット後、それに履き替える。
とりあえずは、サラシをとり外す、流石に胸はサラシで締め付けられたあとが痛々しく残っていて赤いのでまたサラシをつける気には到底なれず、チェストから白いパーカー、白いジーパンを出すとサラシは着けずに直《じか》で着た。
ベッドシーツなど血で染まった衣類をひとまとめにし、部屋の入り口から向かって右側の角《すみ》の床に血痕《けっこん》で汚れない用に、予め不要の広告を敷き気をつけて置く。
押し入れから薬箱を取り出すと中からバファリン(鎮痛剤)を見つけ、自分の部屋の三階には洗面台が無いのでこのままだと薬は飲めない。
仕方がないので激痛に耐えながら、一階に下り、洗面台の蛇口を捻《ひね》るとプラスチックのコップに水を汲み、漸《ようや》く薬を呑むが中々効かなくて、効くまで暫《しばら》くリビングのソファで横になることにしたオレがもがき苦しんでいたら
???「啓祐?こんな朝早くにどうしたの?」
オレの苦しむ様子に気づいたのか母さんが声をかけてくれて
香苗「啓祐?大丈夫?もしかして?生理?」
「多分大丈夫、クスリ飲んだからそのうち効いてくると思うし、それより今日、学校休むしかないや制服血ミドロ(汗)」
香苗「汚れ物はどうしたの?」
「痛みが治まってから洗おうと思ってて今は、オレの部屋の角に置いてあるよ」
香苗「啓祐!無理しなくて良いからあとは、私がやっておくわ。」
「サンキュウ!助かる、、、それから鞄置きっぱなしになっててごめん、、、ところで親父は?」
香苗「お父さんならやりかけの発明品があるからって5時頃には大学に戻ったわ。また研究所に泊まり込むみたいね。鞄は気にしないであとで部屋へ持っていくわ。」
「ありがとう。大学に戻ったんだ、、そうなんだ、、親父の言うことは昔から勝手すぎる、、、確かにこのままじゃ駄目だって自分でもわかってはいるよ。長いこと男の振りしていたから女に戻って良いって言われても何か他人事みたいに感じて(汗)、、親父に言われたんだけどオレって女らしく見える?」
香苗「うん?そうね~そう言えばいつだったかクラスメートの飛騨くんの話するとき、顔が紅潮《こうちょう》するような、、恋する乙女みたいな顔になるわね。案外図星だったりして、、うふ」
思いついたように含み笑いして言う母さん
やっぱり親には隠しきれないのか~
「なんか、よくわかんないけど、アイツがそばにいるとドキドキすんだ!アイツが他の女の子に声かけるとこ見るたびに凄くこの辺(胸)が痛いんだよ!これって何だと思う?」
香苗「ふふ、、啓祐は、自分で既に気づいてるんじゃないの?でも自分で認めたくないって否定してる!そうでしょ?」
「やっぱりそうなのか?はぁ(ため息)」
確かにこの気持ちが何なのか、随分前から気づいてはいた。
自分自身に嘘をつけば気が楽だと思ったから
でも公美子にだけは、正直に今の悩み事を話すつもりではいた。
まさか母さんに見透かされていたとは思いもしなかった。
香苗「で?どうするの?」
「なにが?」
オレがきょとんとしていると、母さんは、オレのほっぺを横に両手で引っ張りながら
香苗「そうやってごまかさない!なにが?じゃないでしょ!」
母さんは、久々に喝を入れ、そしてほっぺからゆっくり手を放す。
少し痛かったが、ようやく話を切り出し、最近の出来事をオレは、話し出す。
「実は、同じクラスの女の子に女だってばれちゃって、幸い、彼女秘密守ってくれるって言うし、そんなこんなで成り行きで親友になってね。その事、相談しようと思って昨日メールするつもりだったんだけど、めちゃくちゃ眠くて睡魔に襲われて、気づいたら、こんな有り様だよ(笑い泣き)」
香苗「お母さんに隠してもバレバレよ!飛騨くんの写真見てにやけたりしてるの、貴女の部屋のドア半開きになってた時に、たまたま見てしまったしね。、、良かった。心強い同性の親友出来たのね。なら彼女に色々と女らしくなる方法教わるチャンスだわね♪」
いつの間にか昨年体育祭の時の写真見てるの見られてたんだろ(恥)
あの写真の一枚凄く誠、かっこいいんだよなって思ってる場合じゃない~//////っ
「はぁ(二度目のため息)」
そう来たか~今から憂鬱《ゆううつ》なんだけど(汗)
そんなに焦らないで欲しいんだけど~
なんだかんだで早いもので時計を見たら7時になっていた。
朝練は流石《さすが》に遅刻だけど今から学校に欠席の連絡入れとけば
無断欠席にはならないよな~
そう閃《ひらめ》くとスマホでかけることにした。
「もしもし、東郷中学校ですか?3年A組の神条です。担任の矢吹先生お願いします。」
念のためチョーカーをつけてから電話すると矢吹先生本人だった!
相手が矢吹先生なので休む理由を正直に話すと、先生は、きっと昨日の事を気にかけてくれてたようで暫《しばら》くは、部活も休んで構わないと言ってくれた。
三谷の事があったので凄く有り難く、先生の言葉に甘える事にした。
正直、部活は、もうどうでも良かったし、いくら練習しても上達しないし、やっぱりオレにはむいてないと思ってたしな。
部活辞めようかな
そうなると体育祭を休む理由を新たに考えなきゃで
親父も退部しても良いって言ってたし
再び自分の部屋に戻るといつの間にかベッドのシーツ等が綺麗にセットされていて、鞄も置いてあった。
部屋の角の汚れ物もいつの間にかなくなっていた。
俺が、電話しているあいだ、母さんが片付けてくれてたようで
階下からチャイムが鳴り出す、きっと母さんが出てくれてるだろう。
暫くして階下から母さんの声が聞こえて来た。
「田辺さんて女の子が来てるんだけど、、、どうする?」
なんで公美子がオレの家を知ってるんだ?、、あ!
そっか、あのときか!ふと数週間前の不思議な事を思い出した。
「母さん。構わないよ、、彼女がその親友だから」
コメント
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読了しました。今回、啓祐の♡♡♡の痛みと女であることへの葛藤が重なって、すごくリアルでした。母親との会話で「恋する乙女みたいな顔」と見抜かれるシーン、ああいう親子の距離感、いいですね。自分の気持ちを認めたくないけど、もう気づいてる――その揺れが痛いほど伝わってきました。そして最後に公美子が家に来る。この「交差」のタイミング、見事です。続きが気になります。