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★2014年(平成26年)2月23日 1時11分頃(列車衝突事故)
事故当該車と同形式の車両。
川崎市川崎区のJR川崎駅構内で、京浜東北線の北行蒲田行き回送電車(E233系1000番台)が、軌道上の工事用車両と衝突、先頭の1両目 (10号車)のクハE233-1077と2両目 (9号車)のサハE233-1277が脱線して1両目が完全に横転し、正面と進行方向右側面に激しい損傷を受け、2両目も傾斜して停止した。当該列車の運転士と車掌が救出されたが、いずれも軽傷だった[173][174]。原因は作業員が京浜東北線の終電車確認を怠って作業用車両を誤って出したため。
この影響で京浜東北線・根岸線は2月23日いっぱいまで蒲田駅 - 鶴見駅間で運転を見合わせた。24日未明に事故列車を側線に移動させたことで、24日の始発から運転を再開した。このため、運転見合わせ中は並行して走っている東海道本線との乗り換えが必要だった。また、復旧作業による送電停止の影響で、南武線の川崎駅 - 武蔵中原駅間で同日午前10時から11時頃まで運転を見合わせた[175]。
この事故で運用を離脱したウラ177編成は復帰せず編成ごと廃車となり[注 12]、E233系初の廃車となった。
なお、2018年10月3日付のJR東日本ニュースによると、脱線、大破した10号車、9号車と工事用車両を、事故の歴史展示館に、事故当時の状態を再現するとしている[177]。