お菓子食べたい…
病院食味が薄すぎて食べた気がしないんだが
せめてお菓子だけでも恵んでくれ〜(;A;)
コンコン
朝日「はーい」
看護師「失礼します」
「点滴交換しにきました」
朝日「…ありがとうございます」
暇すぎて眠気がヤバい()
看護師さん居るけどおやすみなさい( ˘ω˘ )zzz
寝てからどのくらい経ったのだろうか。
ぼーっと周りを見回すと1つの人影が見えた。
目を擦ってピントをどうにか合わせる。
青っぽい髪。
空のように蒼く、深く透き通る目。
「ん…」
「霞嚨斗…?」
細く白い手がこっちにのびてくる。
大きく温かい手が俺の頭に乗る。
「フフッ、おはよ」
優しい…柔らかい声が笑いをこぼす。
「おはよ」
俺は学校が終わってからすぐに病院に来ていた。
看護師さんによると今日は帰れる日らしい。
せっかくだから一緒に帰りたいな。
そう思いながら病室に着くと、俺は立ち止まった。
病室の中から甘い匂いがしていたのだ。
少し苦しく思いながらも俺は病室に入る。
「朝日?」
俺は声を掛けてみたが返事はない。
そっと近ずいて見ると彼は寝ていた。
すごく綺麗で整った顔。
紫色の髪も青色のメッシュも
森林のような深緑の瞳、細い腕、白い肌、華奢な身体が…全部が愛おしい。
そう考えながら見つめていると、彼は起きた。
ぼーっとしながら周りを見回し、俺を見つけた。
彼は眠たそうに目を擦り、目を細めて目の前
に居る俺が誰か、と見つめている。
「ん、霞嚨斗?」
どうやら分かってくれたらしい。
俺は彼の方へ手を伸ばす。
そして、彼の頭の上に手を乗せて撫でる。
あまりに可愛すぎて笑いが漏れる。
「フフッ…」
「おはよ」
彼も優しく笑いながら返事をしてくれる。
「おはよ」
これがいわゆる尊いってやつか。
朝日の行動一つ一つが可愛い。
霞朧斗「今日退院なんだって?」
朝日「うん」
霞朧斗「せっかくだから一緒に帰らない?」
朝日「…ごめん」
「1人で帰りたいんだ。」
霞朧斗「そっか、」
申し訳なさそうに下を向く。
霞朧斗「わかった!だけど帰り道気をつけろよ?」
朝日「わかった」
霞朧斗「俺、もう帰るけど気をつけろよ?」
彼は心配そうに俺を見る
朝日「うん、ありがと」
そう言って俺は彼を見送る
朝日「また明日ね」
よし、帰る準備をしよう。。
医者「Ωのフェロモン抑える薬、毎日のんでね。あと、緊急用の抑制剤と、避妊薬入れといたから、気をつけて…ね」
医者はそういい、薬の入った袋を手渡してくれた。
朝日「ありがとうございました」
俺は頷き、お礼を言う。
そして、病院を出て駅へ向かう。
彼を…朝日を置いて来てしまったが大丈夫だったか?
心配をしながら俺は電車に乗って、最寄り駅へ向かった。
あとからそれを後悔するとも知らず、俺は家へ帰った。
夜月でーす
テスト期間になるのでスマホ没収されマース
また来週会おうね(∩´∀`∩)バィバィ
コメント
1件
なんだか切ない…(´TωT`) テスト私と頑張ろう! ✧ ٩( ๑•̀o•́๑ )وエイエイオー!!