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「 … 千冬 、」

「 帰ろう 。高橋 。もうこれでいいんだ 」

「 千冬 !!!! 」

「 … 三ツ谷くん 、」

「 こんなのでいいのか ?本当はこんなの望んでねぇんじゃねぇのか !?!?

東卍に居た時の顔じゃねぇよ 。お前 。

酷く怯えてる 。助けを求めてる顔をして」

千冬はその男に殴りかかった 。

でもその拳は掴まれてしまった 。


「 うるさい 、うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい 、、、関係ねぇだろ ッ 、!!

ほっといてくださいよ 、助けなんて求めてない 、

ここで終わらせに来たんです、 」


千冬は 、静かな目から涙を零していた 。

「 千冬 、?  」

「 高橋 、、俺のこと 、ほっといて 、?

俺絶対そっちに追いつくから 、少し話がしたい 、

この人と 。話さきゃならない 。」





「 あの時は 、お前はこんな目なんてしてなかった 。

キラキラした希望を持った目をしてたし、

そんな姿にもなってなかった 。

お前は 極上 で何されてんだ ?なんのためにあっちにいる?

なんで自分を見て見ぬふりをする?


何が目的でユダになった?



恨んでたなんて 、嘘だろ?


お前は 、本当は  、」



「 そうですよ? だから何 ? 笑

ほっといてください 、俺は今命を捧げてるのは 、極上の総長ですから。」

「 … 今もお前は東卍を思ってる 。」

「 ほっといて 。」


千冬はそう微笑み 、俺に背を向けた 。



目で訴えかけるように助けを求めて来たのを俺は見逃さなかった 。




待ってろ千冬 。







その後 、極上 の集会に向かっている時 、

千冬はどこかを見つめて 、くすんだ目でなにかに微笑んでいた 。


「千冬 、あれでいいの ?」

「 うん 。もういいんだ 。全部 。 笑 」

なんでそんな顔で微笑むんだ 。

泣きそうな顔で 。無理して笑わなくてもいいのに。

俺の事を気にして 、そうやっていつも自己犠牲がすぎるんだ 。

「 千冬 、お前 、辛いんじゃねぇの、?」

「 辛い要素ねぇわ 笑

殴られるのなんてヤンキーやってりゃなれるし 、

それに俺強ぇから平気 !!! 」

なんでそんなに笑ってられるんだよ 。

彼の腕を見て 、さらに心臓を握られたような感覚になった 。



「 総長 !!!それはさすがにやりすぎだと 、!!」

「 あ!? じゃぁお前やるか?あ!?」

「 ッ 、でも、!」

千冬が抗争で10分で100人倒せなくて、

躾をされそうになっていた 。

10分で100人なんて無理な話 、どう考えてもだ。

「 千冬 、叫んだら分かってんだろうな?」

千冬はいつもと同じ 、冷静な目で頷いた 。

総長 は 容赦なく 、タッカーで千冬の腕を縫いつけた 。

バチンいう音と共に血しぶきと 、千冬の悲鳴が響き渡る 。

「 ッ 、あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁッッ !?!?!? 」

タッカーは拷問器具で使われるほど のものだ 。

もう 、千冬は 。

それでも千冬は逃げようとせず 、その場にいた 。

「 ぁ、が、ぁ゛ぁ゛ぁ゛、」

「 叫ぶなって言ったよな ? 」

もう一度バチンと音がなり 、千冬は気絶した 。

「 ~~~~~~~~~ッ 、」

日々 、通電 されていて 、もう精神的にも辛いはず 、

いや、辛いはずなんじゃねぇ 。もう限界だろう。

極上 では 、前までは違うやつの悲鳴が上がっていたが 、

目をつけられたやつはもう、、


まともに生きれるわけが無いんだ 。


………  千冬だけは死んで欲しくない 、







千冬がいなくなってから 、場地が制御できなくなって言った 。

東卍は暗いし 、

俺らはみんな揃ってこそが、家族のような場所だったんだ 。

そんなある日 、いつものように草木の音しか聞こえないような集会に 、

助けてください と大声を上げて集会を途中でとめた奴がいた 。

極上 の千冬のそばに居たやつだ 。

千冬の ほっといて が 、どうしても納得いかなかった 。


「 助けてください !!! 誰か !!!

助けてください 、!!!  」

場地はそいつに向かって胸ぐらをつかみ 、

「テメェ極上の野郎じゃねぇかよ ? 殺されに来たのか?」

「 やめろ場地 。」

マイキーの冷静な声で当たりはしんと静かになった 。

「 何しに来たんだ ?? 」

「 千冬をッ 、助けてくださいッ 、

本気で 、死んじまうッ 、死んじまうッ 、!!」

「 何があった ?」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


彼は今まであったことを全て包み隠さず話してくれた 。


「 お前そんなこと言って大丈夫かよ、?

お前が殺されちまうぞ 、」

「 いいんだ!!!親友を助けてくれるなら!!

親友を 、親友を助けてもられるならいい!!

親友のためなら命なんて捨ててやる!!!

真柊が俺にしてくれたように!!!!」

真柊 、極上の元副総長 。極上のいじめに耐えられなくなって自殺した 。

自殺の仕方がとても残酷だったと聞く 。

登山に登り 、そこでわざと転び 、そのまま 。


立派な殺人だ 。



極上に行った奴 、その大体は副総長 、

みんな死ぬか 、精神崩壊するか の二択。


千冬が副総長なら 、



「 ッ 、場地 !!!行くな!!お前が行ったところでこいつが殺されるだけだ!!!

場地 !!戻れ!!場地 !!!

けんちん !!! 」

「 任せろ 。」

そういいバイクで彼の元へ走り連れ戻した 。



1番パニクってるのは 、場地だ 、

この作品はいかがでしたか?

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コメント

8

ユーザー

極上の総長酷すぎる…千冬助けてあげて…!

ユーザー

ヤホー覚えてる?久々にコメントした!この話良すぎ続き早く見たい!

ユーザー

にコメ!親友の為って、優しすぎんか?! 場地ぃぃ!!そんなに焦るなァ!!((お前も焦ってんだろ。 千冬ぅぅ!!✘‎なないでぇぇ!!

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