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みら

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ああ〜〜もう読んでて胸がぎゅーってなった!!😭💕 指輪ないだけでここまで落ち込む二人、可愛すぎるでしょ!!「お揃いで修理だね」って涼太くんが言うところ、めっちゃエモい…逆にそれがお揃いなの最高じゃん!?最後に手繋ぐシーン、指輪なくても十分って深澤くんのツッコミにも笑ったけど、確かにそれな!!笑 二人の絆が伝わってきて、続きが待ち遠しいよ〜!!✨
指輪を修理に出したところ、戻ってくるまで最短でも二週間かかると言われた。
「……二週間。」
渡辺は思っていた以上に、その言葉に落ち込んだ。
「最短だから、もう少しかかる可能性もあるって。」
宮舘が隣で言う。
「分かってる。」
「ちゃんと直してくれるから。」
「うん。」
分かっている。
なくしたわけではない。
二週間程度だ。
それなのに。
___________
翌日。
仕事の休憩中。
渡辺は無意識に左手を見ていた。
何もない薬指。
「……。」
いつもそこにあったものがない。
それだけで。
驚くほど寂しい。
「しょっぴー、また見てる。」
康二に言われて、渡辺は慌てて手を下ろした。
「見てない。」
「見てたよ。」
「……。」
「めっちゃ落ち込んどるやん。」
「うるさい。」
否定する元気もあまりなかった。
阿部も隣から覗く。
「あと十三日くらいだよ。」
「長い。」
「昨日より一日減ったじゃん。」
「そういう問題じゃない。」
深澤が笑う。
「翔太、こんな指輪ないだけで落ち込むんだ。」
「俺もびっくりしてる。」
渡辺自身。
ここまで寂しくなるとは思っていなかった。
___________
そして。
修理に出して三日後。
今度は。
「……あれ。」
宮舘が自分の左手を見て動きを止めた。
「どうした?」
渡辺が見る。
宮舘は答えなかった。
ただ。
指輪をじっと見つめている。
渡辺も覗き込んで。
固まった。
「……涼太。」
宮舘の指輪からも。
石がなくなっていた。
「……。」
「嘘だろ。」
渡辺が宮舘の手を取る。
「いつ?」
「分からない。」
「今日の朝は?」
「……あったと思う。」
普段なら。
何があっても比較的冷静な宮舘だった。
でも。
今日は違った。
「……なくなっちゃった。」
ぽつりと呟く。
明らかに落ち込んでいる。
「涼太……。」
「翔太の気持ち、分かった。」
「え?」
「これ……思ってたより悲しいね。」
宮舘は石のなくなった指輪を見つめたまま。
しばらく顔を上げなかった。
当然。
メンバー全員が集まってきた。
「今度は涼太!?」
佐久間が驚く。
「二人とも同じところ壊れたの?」
阿部も心配そうに見る。
岩本が指輪を確認する。
「これ、一回ちゃんと店で見てもらった方がいいんじゃない?」
「そうだね。」
ラウールも頷く。
「偶然にしては続きすぎてる。」
深澤は二人を交互に見る。
「……で。」
「何?」
「今度は舘さんがめちゃくちゃ落ち込んでる。」
「……。」
宮舘は否定しなかった。
「涼太、大丈夫?」
渡辺が聞く。
「大丈夫じゃないかも。」
素直な答えだった。
「……俺も大丈夫じゃなかった。」
「知ってる。」
「じゃあ一緒だな。」
「うん。」
二人揃って。
左手を見つめる。
「暗い暗い!」
深澤が慌てる。
「二人とも! 指輪本体はあるから!」
「そうだよ!」
阿部も励ます。
「直るんだから。」
佐久間も二人の間に入る。
「大丈夫! 二人とも元気出して!」
「……うん。」
「……ありがとう。」
でも。
二人とも全然元気ではない。
「重症だな。」
岩本が苦笑した。
しばらくして。
宮舘が突然言った。
「翔太。」
「ん?」
「ごめんね。」
「何が?」
宮舘は自分の指輪を見ながら。
寂しそうに笑った。
「壊れやすい指輪、選んじゃったみたい。」
「……。」
「もっとちゃんと調べればよかった。」
「何言ってんの。」
渡辺がすぐに宮舘の手を握った。
「涼太のせいじゃないじゃん。」
「でも、翔太あんなに落ち込んでたから。」
「それは……大事だったからだよ。」
「うん。」
「指輪が悪いとか、涼太が悪いとかじゃない。」
今度は。
渡辺が慰める番だった。
「直せばいいじゃん。」
「……そうだね。」
「俺のも修理中だし。」
「うん。」
「涼太のも一緒に直してもらお。」
宮舘がようやく少し笑った。
「お揃いで修理だね。」
「そんなところまでお揃いじゃなくていいんだよ。」
その言葉に。
ようやく周りから笑いが起こった。
阿部が二人の左手を見る。
「直ったら二人同じ日に戻ってくるかもしれないね。」
渡辺と宮舘が顔を見合わせる。
「……それはちょっといいかも。」
渡辺が言う。
「じゃあ戻ってきたら、また俺が翔太につけるよ。」
「じゃあ俺も涼太につける。」
「うん。」
「約束な。」
「約束。」
二人は指輪のない左手を。
代わりにしっかり繋いだ。
その様子を見ていた深澤が笑う。
「もう指輪なくても十分じゃん。」
「うるさい。」
渡辺が即答する。
宮舘まで珍しく続けた。
「指輪も必要。」
「舘さんまで!?」
結局。
二人の指輪が戻ってくるまで。
メンバーはしばらく――
左手を見るたびに揃って落ち込む渡辺と宮舘を、二人まとめて慰めることになった。