テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

※バトルスタート!


「あれって…前にカービィさんが倒したはずじゃ…!?」

しっかりと記憶に残っている。スパークスパークの広い攻撃範囲で倒したことも、見た目の割に弱かっ…倒しやすかったことも。

「ちょ…カーくん、前どうやって倒したの!?」

「こいつの追尾弾のせいで中々攻撃に行けないっス…!しかもさっき、なんか新しい技まで…」

言い終わる前に、ラミの外郭が開いた。中が眩しく光り、ばちばちと電気を纏う。さっきの音が、頭の中で再生された。

(来る――!)

「危ないっ!」

「こっち!」

どん、と重い衝撃。地面に激しく叩きつけられる感覚がした。眼前には、黒い床だけが広がっている。

「だいじょうぶ…っスか?」

「たぶん…ガードできてる!」

攻撃は当たっていなかった。前に出たカエデとワドルディが、なんとかガードを広げて守ってくれたおかげだ。

「よーし、あとは任せて!」

キャンバスに筆を滑らせながら、アドレーヌが得意げに言う。白地の下に見覚えのある生き物が見えて、内心でくすりと笑った。

「おいで――『アイスドラゴン』!」

さっきまで苦戦していたのとは大違いだ。獰猛な鳴き声をあげるドラゴンが動きだす。ブレスを一吐き、二吐き。背中に乗ったアドレーヌとのコンビネーションで、中ボスルームガーターサイズのラミは完全に機能停止した。

「おいしい役目はもらわれちゃったねー…」

「お疲れ~!ナイス活躍だったよ!」

ただの絵の具に戻ったアイスドラゴンを惜しみながら、ねぎらいの言葉遣いをかける。戦闘面でこんなに褒められたのは初めてなのか、いつもより照れが強そうだった。

「ところで…道、こっちで合ってるよね?」

突然訊かれた。こくりとうなずくと、少し不思議そうな声で、

「道が、というか出口が…二つあるんだけど、どっちのほうがいいかな?」

思いもよらぬことを告げられた。


あとがき

はい、フジミヤと申すものです。お久しぶりです。

長らく更新できておらず申し訳ありませんでした!単純なモチベーション不足ですw

しかも今回1000文字にも満たないって…過去イチでやばい…

次回からは普通に戻ってるといいな…?

この作品はいかがでしたか?

39

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚