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「…ねぇ。」
「なに?」
「これ…やばいね。」
今、俺に身をそっと寄せ話しているのは俺の大親友、大森元貴。
人と話すことが苦手な彼は、いっつも家に引きこもっているけれど今日は珍しく学校に来てる。
今目の前で起こっているのは………………………………….殺人。
不審者が入ってきて、それから今もうこんな感じ。元貴はブルブル震えながら今にも泣きそうな顔で俺に抱きついてる。
あ、これ分かると思うけど訓練じゃないよ?本当の事件。学校の近所の人たちも噂を聞いて学校に来てる。
みんな不審者を見つめるばかり。俺も、震えが止まらない。言葉にできない。
「元貴?大丈夫?警察来てくれたよ?」
「あ、警察…よかったぁ…泣」
元貴は警察が来てくれたことに嬉しかったのか、急に泣き始めてしまった。
「大丈夫だよ。もう捕まったから。」
俺は元貴を慰めようとするけど、どうやっても泣き止まない。
家に帰って慰めるか…同居してるし。
「元貴、今日大丈夫だった?」
「う、うん…でも、少し怖かったぁ…」
まだ俺たちは1年生だし、玄関に近かったからだろうな。あと外につながるテラスがあるし。
教室は血だらけ。俺と元貴は無傷だったけど、心には大きな傷を負ったと思う。
あ、なんで同居してるかって?それは、中学生のころから同じクラスだった俺と元貴。
もうホント間反対の性格で、俺はいつもクラスのど真ん中にいる感じ。
元貴はいつも教室の端っこで静かにしてる感じ。当時友達が少なかった元貴を、
俺は気になって元貴に話しかけてみた。そこからどんどん仲良くなっていって、親同士も仲良くなって…
無理やり一緒に住め、とは言われてないんだけど、元貴が
「滉斗、行かないで。僕、滉斗といないと嫌だ。」
って言ってきたから、今同居中。俺は一生、元貴といるつもり。
うわああああああああああああああああああああああああああああああんすっごい短いよおおおおおおおおおお
ごめんなさい、すっごい短かったです…ま、まぁまぁ…それではまた次回!
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